説明

株式会社 寿原テクノスにより出願された特許

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【課題】製品形状に起因したアンダーカット部の成形上の制約を抑え、製造効率を好適に高めることができる金型装置を得る。
【解決手段】ダイカスト装置10においては、固定金型11と可動金型12とが組み合わされることで鋳造製品に対応するキャビティCが形成される。可動金型12は、複数の金型構成体によって構成されている。それら金型構成体のうち少なくとも1つは、製品押出機構による鋳造製品の押出方向と交差する方向へ変位可能に設けられ、同鋳造製品のアンダーカット部としての環状突部を形成する押出スリーブ81である。鋳造製品が可動金型12に係合する初期位置から製品押出機構により所定の押出位置へ押出された状態にて、当該製品押出機構の押出動作に基づいて押出スリーブ81を上記交差する方向へ誘導することにより当該押出スリーブ81を環状突部から離間させる誘導部が設けられている。 (もっと読む)


【課題】抜き勾配を不要とするだけでなく、装置のコンパクト化も併せて実現できる金型装置を得る。
【解決手段】中子42は、一対の第1分割片61と一対の第2分割片71とが組み合わされてなる。各分割片61,71の弧状外面64b,74bが中子基端保持部54の小径孔部に当接する一方、中子中空部56に設けられたカム軸91により第1分割片61が内側から支持されて、前述の当接状態が維持されている。カム軸91は、第1分割片61の支持状態を解除すべく回動可能とされている。支持が解除された場合に、第1スライダ33及び第2スライダ34の移動に伴うテーパ孔部と分割片61,71の各テーパ部との係合作用により、第1分割片61及び第2分割片71が順次内方へ押し込まれて中子42が収縮する。 (もっと読む)


【課題】製品の品質を向上することができる成型装置を提供する。
【解決手段】下型把持体28及び下型29に溶湯Yの貯留室34を設ける。下型29の成型面291と上型組体51の成型面とにより製品の成型を行うキャビティKを形成する。前記貯留室34にシリンダ31によって動作される押出加圧ロッド33を嵌入し、溶湯Yの下部を上方に加圧する。第1上型把持体41及び第2上型把持体43に対し前記キャビティK内に充填された溶湯Yの上部を下方に加圧するための加圧面715を有する上部孔成型ピン71を設ける。溶湯Yが上下方向から加圧されるので、製品60の品質を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】下型と上型の型合わせ面から溶湯が漏出するのを防止して、成型作業を適正に行うことができる成型装置を提供する。
【解決手段】下型ユニット21を構成する水平支持板25の上面に、複数の油圧シリンダ34を立設し、そのピストンロッド35により下型把持体36を昇降可能に支持する。前記水平支持板25の中央部に立設された押出ロッド40によって、前記下型把持体36及び下型37に取り付けられた円筒体42の内部に貯留室47を形成する。上型ユニット22が下降動作され、その上型54の下面が下型37の上面に接触され、下型37と上型54が型合わせされて、両者の間にキャビティが形成された状態で、上型ユニット22をさらに下方に移動して、下型把持体36及び下型37を下方に移動する行程で、前記油圧シリンダ34の加圧室97から排出される圧油の圧力を一定に保持し、上型54と下型37の型合わせ面の押圧力を適正圧力に保持する。 (もっと読む)


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