説明

永田醸造機械株式会社により出願された特許

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【課題】麹自体の発熱量の経時的変化の傾向を取り入れた送風制御ができ、目標とする設定麹温度へ向けて速やかに、精度よく制御ができる温度勾配差を用いて空調制御を行う製麹装置の提供を課題とする。
【解決手段】製麹装置の空調制御手段30は、培養される麹の経時的な温度変化を予め設定してこれを設定麹温度(SeKT)曲線として記憶し、経時的に測定される測定麹温度(MeKT)と設定麹温度(SeKT)曲線とから、培養中の各時点において、両者の温度差(ΔT)に対応する標準送風量(SWQ)と標準送風温度(SWT)とを採用すると共に測定麹温度(MeKT)の温度勾配(MeKG)と設定麹温度(SeKT)曲線の温度勾配(SeKG)との温度勾配差(ΔG)を演算し、該温度勾配差(ΔG)に基づいて標準送風量(SWQ)と標準送風温度(SWT)に修正を加えることで、実送風量(RWQ)と実送風温度(RWT)を決定する構成としてある。 (もっと読む)


【課題】主として固体発酵を利用する酵素工業及び食品醸造工業における製麹装置のサニタリ維持方法に関する。
【解決手段】空気を調製する空調装置14と、複数の空調用ダクトからなる空気循環ダク18と、麹を保持する製麹室3を主体として構成される製麹装置1の内部に、除菌効果のある調製液を散水又は噴霧の状態で噴霧可能とし、洗浄工程の薬品洗浄又は水洗浄後に、製麹装置1内部の空気及び各装置の表面の除菌を行う、製麹装置のサニタリ維持方法。 (もっと読む)


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