説明

佐藤木材株式会社により出願された特許

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【課題】木材に切れ目や溝を設けることなく乾燥工程時の割れの発生を防止することができ、木材製品の商品価値の向上を図れる木材の割れ発生防止方法を提供する。
【解決手段】先ず、製材された木材1の表面層1aを加熱して軟化させ、次に、この表面層1aを加圧して圧縮変形させ、更に、圧縮変形した表面層1aを冷却して圧縮部分を固定化することにより、乾燥工程時において、木材1の表面層1aは予め収縮しているので、熱が加わると表面層1aは組織が膨潤し、乾燥時に表面層1aの変形の回復による伸びで引っ張り応力を吸収し、これによって木材1の乾燥工程における割れの発生を防止する。 (もっと読む)


【課題】間伐材の有効利用が図れるだけでなく、壁構造の耐震強度を大幅に向上させることができ、しかも現場での壁構築を能率よく行うことができる壁用パネルを提供する。
【解決手段】所定の長さに切断した多数の木製角材8を順次重ね合わせ、各木製角材8をボルト9で結合して矩形のパネル体3を組み立て、両側に配置した柱材2間に前記パネル体3とその上下に横材4を組み込み、柱材2とパネル体3及び横材4の重なり面を、この重なり面に形成した溝に雇い実を差し込んで結合し、両側の柱材2を開き止めボルト5で結合してパネル本体12を形成し、両柱材2の上下が、柱材2間の上下に配置する土台6及び桁材7とボルトで結合するようになっている。 (もっと読む)


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