説明

日新イオン機器株式会社により出願された特許

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【課題】固定されたウエハの温度制御性能を損なうことなく、異なるサイズのウエハを充分に吸着固定できるようにする。
【解決手段】ウエハWの形状に対応して形成され、そのウエハWが収容される開口孔21、及び開口孔21の下側開口縁下方に延設され、開口孔21にウエハWが収容された状態でそのウエハWの下面に接触して保持する保持爪22を有するウエハホルダ2と、概略平面状の静電吸着面301を有し、静電吸着面にウエハホルダ2及びそれによって保持されたウエハWが載置された状態で保持爪22を収容する保持爪収容溝3Mが形成された静電チャック3と、を備える。 (もっと読む)


【課題】イオンビームの低エネルギー化が進んだ場合においても、半導体基板に対して十分に均一な電流密度分布を有するイオンビームを照射することを主たる目的としている。
【解決手段】このイオン注入装置は、所望のエネルギーを有するリボン状のイオンビームを半導体基板に照射する為にリボン状のイオンビームを加速あるいは減速させる加減速器と、リボン状のイオンビームの長辺方向における電流密度分布を均一に制御する為の第1の均一化レンズおよび第2の均一化レンズと、半導体基板が配置される処理室と、処理室内に配置されリボン状のイオンビームの長辺方向における電流密度分布の測定を行うビーム電流計測器とを備えている。そして、処理室側からリボン状のイオンビームの経路を見た時、第2の均一化レンズ、加減速器、第1の均一化レンズの順に、イオンビームの経路に沿って配置している。 (もっと読む)


【課題】 加熱して温度を上げたときのフィラメントの腐食および自重による撓みを抑制する。
【解決手段】 このフィラメント4は、通電加熱されて熱電子を放出するフィラメント部6と、フィラメント部6が貫通していてそれからの熱によって加熱されて熱電子を放出する筒状の熱電子放出部8とを備えている。熱電子放出部8を構成する材料の方がフィラメント部6を構成する材料よりも熱電子放射電流密度が大きく、剛性率はフィラメント部6を構成する材料の方が大きい。 (もっと読む)


【課題】 複数枚の基板に一括してイオン注入を行うことができ、しかも各基板の面内における注入量分布の均一性を良くすることができるイオン注入装置を提供する。
【解決手段】 このイオン注入装置は、イオンビーム4が導入される注入室8と、基板10をX方向に第1列と第2列との2列に保持するホルダ12と、ホルダ12を水平状態にして基板交換位置48に位置させる機能およびホルダ12を起立状態にしてイオンビーム4の照射領域でX方向に沿って往復直線駆動する機能を有するホルダ駆動装置16とを備えている。更に、二つのロードロック機構20a、20bと、各ロードロック機構20a、20bと基板交換位置48との間で基板10を搬送するアーム32a〜32dを2本ずつ有する二つの基板搬送装置30a、30bを備えている。 (もっと読む)


【課題】 小型化が可能であり、かつイオンビーム生成効率の高いイオン源を提供する。
【解決手段】 このイオン源2は、プラズマ生成室22と、その内部に配置された熱陰極10と、その内部導体14に原料ガス8を供給するガス供給パイプ28と、プラズマ電極38を有していてプラズマ20からイオンビーム50を引き出す引出し電極系36とを備えている。熱陰極10は、中空の外部導体12と、その内側に同軸状に配置された中空の内部導体14と、両導体12、14の先端部を電気的に接続する接続導体とを有しており、原料ガス8は内部導体14の先端からプラズマ生成室22内へ放出される。プラズマ電極38は、陽極を兼ねていて、プラズマ生成室22の一端部に、熱陰極10の先端部に対向するように配置されており、かつ熱陰極10の内部導体14の先端の正面にイオン引出し孔を有している。 (もっと読む)


【課題】 同軸構造の熱陰極を備えているイオン源において、イオンビーム生成効率の向上および熱陰極の長寿命化を可能にする。
【解決手段】 このイオン源2は、中空の外部導体12と、その内側に同軸状に配置された中空の内部導体14と、両導体12、14の先端部を電気的に接続する環状の接続導体16とを有する熱陰極10を備えている。熱陰極10は、細長いイオン引出し口6の長手方向に沿うようにプラズマ生成容器4内に挿入されている。このイオン源2は更に、熱陰極10の内部導体14内に原料ガス8を供給してそれを内部導体14の先端からプラズマ生成容器4内へ放出させるガス供給機構を備えている。 (もっと読む)


【課題】 X方向の寸法よりもY方向の寸法が大きいイオンビームに対して低エネルギーの電子を広範囲に供給することができ、それによって基板の帯電を均一性良く抑制することができるイオンビーム照射装置を提供する。
【解決手段】 このイオンビーム照射装置は、イオンビーム2のX方向側の側面に対向する位置に設けられた電極20aを備えている。電極20a内には、Y方向に長い環状の永久磁石24と、その内側に配置されていてY方向に長く永久磁石24とは反対極性の永久磁石26とが設けられている。この装置は更に、両永久磁石24、26間に形成されるトンネル状磁界の領域に電子50を供給する電子源30aを備えている。 (もっと読む)


【課題】 イオンビームと中性粒子とを分離するイオンビーム偏向器とターゲットとの間において、イオンビームの空間電荷効果によるY方向の発散を補償して、イオンビームの輸送効率を高める。
【解決手段】 このイオン注入装置は、X方向に走査されたイオンビーム4を磁界によって曲げ戻して平行ビーム化してリボン状の形をしているイオンビーム4を導出するビーム平行化器14を備えている。ビーム平行化器14は、イオンビーム4を磁界によって偏向させてイオンビーム4と中性粒子とを分離するイオンビーム偏向器を兼ねている。このビーム平行化器14の出口近傍に、イオンビーム4が通過する空間を挟んでY方向において相対向して配置された複数の電極を有していて、イオンビーム4をY方向において絞る電界レンズ30を設けている。 (もっと読む)


【課題】開処理時において確実にマスフローコントローラが全閉状態となっており、チャンバー内へガスが突入するのを防ぐことができるガス制御装置、ガス制御装置の制御方法、及びそれらを用いたイオン注入装置を提供する。
【解決手段】ガス制御装置10であって、可変流量バルブ41を備え、チャンバー1に流入するガスの流量を設定流量となるように制御するマスフローコントローラ4と、前記マスフローコントローラ4の上流に設けられる1次側バルブ6と、前記マスフローコントローラの下流に設けられる2次側バルブ7と、を具備し、前記チャンバー1へのガスの流入を止めるガス閉処理時において、前記マスフローコントローラ4、前記1次側バルブ6、前記2次側バルブ7をこの順で全閉させる、又は、前記1次側バルブ6を全閉させてから第1所定時間以内に前記マスフローコントローラ4を全閉させ、その後に前記2次側バルブ7を全閉させる制御部8を備えた。 (もっと読む)


【課題】ビーム幅よりも幅の大きい基板を、ビーム連ね部に悪影響が生じないように処理する。
【解決手段】面内に行形成分割帯22および列形成分割帯を挟んでm行n列(mは3以上、nは2以上の整数)に配列された複数のセル20が形成されている基板10に対して、Y方向のビ−ム幅がm行の半数以上の行のセル20を含むイオンビーム4を用いて、基板10をX方向に移動させながらイオンビーム4を照射してビーム照射領域を形成するビーム照射工程を2回実施して、かつビーム照射工程の合間に基板10をその面内で180度回転させかつY方向に移動させてイオンビーム4を照射するセル20の行を変更する基板位置変更工程を実施して、両ビーム照射領域を連ねて全てのセル20にイオンビーム4を照射する。しかも二つのビーム照射領域の連ね部を行形成分割帯22に位置させ、かつイオンビーム4のY方向の端部をマスクでX方向に平行に整形する。 (もっと読む)


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