説明

株式会社フジタにより出願された特許

11 - 20 / 285


【課題】地震の影響を受けにくく、特に、非常時に電源が使用できない状態となっても、冷却水を確実に原子炉に供給することが可能な原子力発電所を提供する。
【解決手段】海11に隣接した地中に埋設される、地下タンク型の原子力発電所10とする。原子力発電所10は、地中の支持地盤15上に載置され、原子炉を内包する格納容器17を収納した構造体19と、構造体19の周囲を隔離地下水23を介して取り囲み、底部が支持地盤15に達するように設けられた不透水性の連壁25と、海水の水位11a及び地下水の水位13aよりも低い位置に設けられた、海11と構造体19とを結ぶ管路29とを備える。非常時には管路29に設けられた一つまたは複数のバルブ29aを手動で開放し、海水の水位11a及び地下水の水位13aと管路29との高低差により、重力のみの自然の力で、海水が管路29を通って構造体19の内部に流れ込むようにする。 (もっと読む)


【課題】軽量であってしかも低コストで容易に製作することのできる座屈拘束ブレースを提供する。
【解決手段】座屈拘束ブレース10は、ブレース芯材12と、このブレース芯材が座屈するのを防止する座屈拘束用の補剛材14とを備える。ブレース芯材12を構成する鋼材は一定断面を有する形鋼である。補剛材14は、形鋼の長手方向中間部分をその内部に収容し、形鋼の両端部分がその両端から延出する鋼製の外套管16と、形鋼の長手方向中間部分に当接して形鋼に沿って延在する少なくとも1枚の内挿板18と、形鋼と形鋼に当接した内挿板とから成るアセンブリの外側面と外套管の内側面との間に画成された空間に充填された、セメントと骨材とを含有する充填材20とを備える。更に、そのアセンブリの内部に、充填材が充填されない非充填空間24が画成されている。 (もっと読む)


【課題】放射性核種セシウム137のような、土壌粒子への吸着力が著しく強い汚染物質が大気中から降下することによって汚染された土壌表層部11を効率良く取り除いて、土壌1の汚染レベルを有効に低減する方法を提供する。
【解決手段】放射性核種セシウム137又はセシウム134のような汚染物質により表層部が汚染された土壌1に匍匐性植物などの植物2を栽培する。生育後、この植物2を、この植物2の根22が高密度で絡みついた土壌表層部11と共に土壌1から根切りして剥ぎ取る。 (もっと読む)


【課題】カメラのリモート操作や方向を定めることなく、カメラを対象物に近づけるだけでカメラを中心とする全方位を撮影することができる全方位撮影システムを提供する。
【解決手段】両端開口を透明カバー14,16で水密に閉塞した筒状のハウジング12内の両端部分に第1の全方位カメラ20と第2の全方位カメラ22を、透明カバー14,16を透して全方位を撮影できるように配設する。さらに、ハウジング12内に配設された通信手段24により、第1及び第2の全方位カメラ20,22で撮像して得られるそれぞれの撮像信号を、カメラ全体を吊り下げ状態に支持するケーブル1802を通して外部へ伝送する。また、第1及び第2の全方位カメラ20,22の撮影方向を別々に照明する複数の照明灯26,28をハウジング12に設置する。 (もっと読む)


【課題】冷凍冷蔵倉庫の床下の地盤の凍上防止や、寒冷地における路盤の凍上防止、路面の凍結防止、及び積雪の融解を、低コストで実現可能な加温用配管システムを提供する。
【解決手段】凍結防止エリア又は融雪対象エリア14,15に放熱管1A,1Bを埋設し、工場施設、工場内の排水処理施設、下水処理場、水処理施設、排水事業場から選択されるいずれかの施設からの排水Wを、放熱管1A,1Bを介して放流する。凍結防止又は融雪のための加温用熱源として、工場施設、工場内の排水処理施設、下水処理場、水処理施設、排水事業場から選択されるいずれかの施設からの排水が用いられるため、地下水や河川水などを取水するための設備や、水の加熱手段が不要である。 (もっと読む)


【課題】室内の温度ムラの解消を図ると共に、室内の顕熱負荷及び潜熱負荷の処理を深夜電力で賄う蓄冷・放冷及び蓄湿・放湿による放射冷房システムを提供する。
【解決手段】透湿性を有する材料からなる天井材2とその上の蓄冷体としての躯体スラブ11との間に画成された密閉状の天井裏空間4と、天井裏空間4内の空気を冷却及び除湿する空調機5と、天井裏空間4内の空気中の水蒸気を蓄湿及び放湿可能な調湿材54からなることを特徴とする。夜間は、空調機5で天井裏空間4内の空気を冷却することによって、躯体スラブ11を蓄冷すると共に、天井裏空間4内を除湿する。蓄冷された躯体スラブ11は、昼間、放射及び対流により天井材2を冷却するので、この天井材2により室3内が放射冷房されると共に、室3内の空気中の水蒸気が天井材2を透過して天井裏空間4へ浸入し、調湿材54で吸湿される。 (もっと読む)


【課題】鉄筋コンクリート造ないし鉄骨鉄筋コンクリート造の既存建物の耐震補強工法を提供する。
【解決手段】低降伏点鋼ないし極低降伏点鋼から成り塑性変形することで地震エネルギを吸収する細長く少なくともその長手方向中間部分が一定断面を有するエネルギ吸収鋼材10を梁端部に設置し、その際に、そのエネルギ吸収鋼材の第1端を柱の柱梁接合部に近接した位置に接合し、そのエネルギ吸収鋼材を梁端部に沿わせて梁14の長手方向に延在させ、そのエネルギ吸収鋼材10の第2端を梁端部の柱梁接合部から離隔した位置に接合する。地震が発生して柱梁接合部及び/または梁端部が変形した際に、エネルギ吸収鋼材が長手方向の引張荷重及び圧縮荷重を受けて伸縮塑性変形するようにする。更に、エネルギ吸収鋼材が座屈するのを防止するべくエネルギ吸収鋼材の長手方向中間部分を囲繞してエネルギ吸収鋼材を補剛する座屈拘束用の補剛材30を梁端部に設ける。 (もっと読む)


【課題】アンカー施工によるブロック材の破損を防止して補修後のブロック覆工の耐力を高めることである。
【解決手段】ブロック覆工12のレンガ13の浮きが生じた部分の目地14を掃除し、その表面を不陸調整した後、ブロック覆工12の表面に繊維シート21,21aを2枚重ねとして接着する。繊維シート21,21aを貫通するとともに2層目のレンガ13にまで達する深さの固定孔23をブロック覆工12に開け、この固定孔23に繊維紐22の本体部分22bを挿入して接着材により固定する。また、繊維紐22の固定孔23から突出する刷毛状の先端部分22cを繊維シート21aの表面に放射状に広げて接着材で当該表面に固定することにより、アンカーとして機能させる。 (もっと読む)


【課題】マーキング部の位置決めを的確に行う上で有利な遠隔操作用マーキング装置を提供する。
【解決手段】遠隔操作用マーキング装置200は、被マーキング位置にマーキングを行うマーキング部12と、作業車両110で支持されマーキング部12を移動させるマーキング部用移動機構14とを備える。マーキング部用移動機構14は、遠隔操作によってガイド部材20を旋回させる旋回機構18と、直線状に延在するガイドロッド2002と、マーキング部12を支持すると共に、ガイドロッド2002にその延在方向に沿って移動可能に支持された移動体22と、移動体22をガイドロッド2002に沿って移動させる移動体用移動機構24とを備えている。 (もっと読む)


【課題】前処理期間中の焼却灰の温度条件の維持管理を効果的に行なうことにより、焼却灰に含まれる塩類、重金属や有機物等の物質のうち、水に溶出が容易な状態の物質の溶出を促進し、水に溶出が難しい状態の物質については難溶化することで、焼却灰を安全性の高い状態に改質する上で有利な焼却灰の前処理方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、焼却灰を埋め立てる前に、あるいは、骨材、盛土材、埋め戻し材等として再利用する前に、焼却灰を前処理槽12に収容し、焼却灰に散水処理と通気処理との前処理を行なう焼却灰の前処理方法である。本発明では、前処理開始から少なくとも10日間、焼却灰の温度を20℃以上60℃以下に維持するようにする。 (もっと読む)


11 - 20 / 285