説明

住友電工スチールワイヤー株式会社により出願された特許

101 - 110 / 163


【課題】 金属ワイヤの伸線加工性を向上させ、表面性状の良好な金属ワイヤを得ることができる金属ワイヤの製造方法及びソーワイヤを提供する。
【解決手段】 金属ワイヤ10を製造する場合には、まずCu及びZnを含むと共にシアンを含まない非シアンめっき浴によって、金属素線11の表面上にブラスめっき内層12aを形成し、引き続き非シアンめっき浴によって、ブラスめっき内層12a上にブラスめっき外層12bを形成する。このとき、ブラスめっき外層12bのCu含有比をブラスめっき内層12aのCu含有比よりも高くする。続いて、ブラスめっき層12を419℃±30℃の温度で加熱する。そして、ブラスめっき層12に対して電解による化成皮膜処理を施すことにより、ブラスめっき層12の表面に燐酸鉄皮膜13を形成した後、伸線加工を施す。 (もっと読む)


【課題】一の主塔にサドル構造を密集して配置しても、主塔にひび割れなどの損傷が生じ難く、主塔の高さを小さくすることができるサドル構造を提供する。
【解決手段】橋梁の主塔2に貫通して配置される湾曲管(サドル鋼管10)の内部に緊張材(ケーブル20)を貫通して配置し、このサドル鋼管10とケーブル20との間にグラウト30を充填した橋梁用サドル構造1である。このサドル鋼管10は、主塔2内に固定される一重管からなり、このサドル鋼管10の少なくとも中間部の外周に、サドル鋼管10の径方向外方に延びる外周突起(アンカーフランジ40)を設けて、サドル鋼管10と主塔2との付着力を向上させるように構成する。 (もっと読む)


【課題】従来よりも高強度で、かつ実用に適したPC鋼撚り線およびそれを用いたコンクリート構造物を提供することである。
【解決手段】1本の中心線と6本の側線とを撚り合わせた7本撚り構成で、外径が15.0〜15.6mm、総断面積が135〜148mm、0.2%永久伸びに対する荷重が266kN以上となるように調整することにより、従来よりも高強度で、かつ実用に適した高強度PC鋼撚り線とすることができる。 (もっと読む)


【課題】良好な加工性を示し、高い荷重特性を有する高強度ステンレス鋼ばねを提供する。
【解決手段】本発明の高強度ステンレス鋼ばねは、成分組成が、0.04〜0.08質量%のC、0.15〜0.22質量%のN、0.3〜2.0質量%のSi、0.5〜3.0質量%のMn、16〜20質量%のCr、8.0〜10.5質量%のNi、0.5〜3.0質量%のMo、残部がFeおよび不可避不純物であり、ばねのコイル平均径をDとし、ステンレス鋼線の断面が真円である場合には鋼線の直径をdとし、ステンレス鋼線の断面が真円以外である場合にはコイル外径からコイル平均径を引いた値をd’とするとき、ばね指数であるD/dまたはD/d’が2〜6であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
ダムや防波堤、防潮堤などのコンクリート構造物の補強や嵩上げ等に用いられる防食性に優れたグラウンドアンカーテンドンであって、高い設計荷重(大容量)を有し、さらに、施工現場への運搬・施工現場での組立・アンカー設置孔への挿入、等がいずれも容易に行うことができるグラウンドアンカーテンドンを提供する。
【解決手段】
コンクリート構造物50に用いるグラウンドアンカーテンドン22であって、複数本の緊張材55を束ねて構成するテンドン51を、アンカー設置孔53の中で複数組み合わせて使用することを特徴とする。
アンカー体長部と自由長部との境界に保護体を設けてもよい。 (もっと読む)


【課題】リラクセーションの低い樹脂被覆PC鋼撚り線の製造方法、樹脂被覆PC鋼撚り線、および樹脂被覆PC鋼撚り線の製造装置を提供する。
【解決手段】中心線と、中心線の外周に配置される6本以上の側線とを撚り合わせて形成されるPC鋼撚り線30を準備する工程と、PC鋼撚り線30を非加熱状態または120℃以下の加熱状態で緩解する工程と、緩解する工程により形成される緩解PC鋼撚り線40の中心線および側線の外周に樹脂粉体を付着させる工程と、付着させる工程により形成される付着PC鋼撚り線50を所望の形状に予備成型する工程と、予備成型する工程により形成される予備成型PC鋼撚り線60を樹脂粉体の融点以上の温度で加熱する工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】硬化剤や硬化促進剤のような硬化性組成物は室温での硬化期間が長く、適用できる箇所や対象が限定され、湿気硬化型の塗布組成物では、橋梁等における使用条件の発熱や、外気温等の外的要因、十分な付着応力度、施工後短期間で開始の際プレグラウト鋼材の使用不可等の種々の問題を、発熱体による加熱促進作用により一挙に解決し得るプレグラウトPC鋼材を得る事である。
【解決手段】この発明のプレグラウトPC鋼材Aは、複数のPC鋼線材1a、1bからなるPC鋼材1と、その外周に介在する樹脂組成物層2と、さらにその外側を囲む外皮層3とからなり、上記樹脂組成物層2中又は樹脂組成物層2の表面、あるいはその両方に通電により発熱する発熱体4を設けたプレグラウトPC鋼材の構成とし、発熱体4による加熱促進作用により上記外的要因や使用時期的な条件のいずれにも発熱体4への通電により樹脂組成物層2を硬化促進させることにより対応できるようにしたものである。 (もっと読む)


【課題】プレストレストコンクリート緊張用鋼材の表面に塗布される樹脂組成物であって、鋼材への塗布性がよく容易な緊張作業を可能とし、優れた防錆・防食効果や固定効果を有するとともに、緊張後の硬度の発現速度も満足するプレグラウト鋼材用硬化性樹脂組成物、及び、このプレグラウト鋼材用樹脂組成物を用いたプレストレストコンクリート緊張材を提供する。
【解決手段】酸素硬化型樹脂(A)、及び軟化点が40℃を越える固形樹脂(B)を含有することを特徴とするプレグラウト鋼材用硬化性樹脂組成物であって、固形樹脂(B)の含有量が、酸素硬化型樹脂(A)と固形樹脂(B)との合計100重量部に対して、5重量部以上、60重量部以下であるプレグラウト鋼材用硬化性樹脂組成物、及びこのプレグラウト鋼材用樹脂組成物を用いたプレストレストコンクリート緊張材。 (もっと読む)


【課題】 コードの圧縮剛性の低下を抑制しつつ、コード内部へのゴム材の浸透度を向上させることができるゴム物品補強用金属コード及びゴム物品を提供する。
【解決手段】 ゴム物品補強用金属コード7は、コアフィラメント9と、このコアフィラメント9を包囲するようにコアフィラメント9に対して螺旋状に撚り合わされた5本のアウターシースフィラメント10とを備えている。コアフィラメント9及びアウターシースフィラメント10の線径は、実質的に同一径である。各アウターフィラメント10間には、適度な空隙が形成されている。コアフィラメント9には、各アウターシースフィラメント10の撚りピッチよりも細かいピッチを有する2次元の波付け部12が形成されている。各アウターシースフィラメント10には、そのような細かい波付け部12は形成されていない。 (もっと読む)


【課題】メッキ素線からなる金属コードとゴムとの湿熱接着性を向上させる。
【解決手段】メッキ前素線15の表面にブラスメッキ層16を設けかつ伸線したメッキ素線17Eからなる金属コード10に、ゴム12を加硫接着したゴム・コード複合体9であって、ゴム12とブラスメッキ層16Eとの間に、硫黄と銅とが架橋反応した接着反応層25を有する。前記ゴム12を加硫接着しかつ温度50〜100℃、湿度60〜100%の雰囲気下で1時間〜20日間保持した後の湿熱劣化状態において、前記接着反応層25の平均厚さを50nm〜1000nm、しかも該接着反応層25とゴムとの界面Sのフラクタル次元を1.001〜1.300の範囲とした。 (もっと読む)


101 - 110 / 163