説明

住友電工スチールワイヤー株式会社により出願された特許

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【課題】緊張材に導入された緊張力を簡易な装置で容易に解放する。
【解決手段】緊張材である鋼より線6がコンクリートの部材外に配置された部分で、対峙して配置された2個の鋼ブロック21,31の貫通孔と定着治具のリング状部材26,36とに鋼より線6を挿通しておく。この鋼より線は緊張力が導入され、その両端は橋桁に定着されている。鋼より線の緊張力を解放する前にリング状部材と鋼より線との間に楔27,37を挿入する。その後、2個の鋼ブロックを連結するPC鋼棒40にPC鋼棒用のセンターホールジャッキ50で緊張力を導入し、鋼ブロック間の緊張材の緊張力を解放する。そして、鋼ブロック間で鋼より線を切断する。切断後、PC鋼棒に螺合された定着ナット41aを緩めるように回転するとともに、センターホールジャッキをゆっくり減圧し、分断された緊張材の緊張力を解放する。 (もっと読む)


【課題】容易に、低コストでバランス良く環状同芯撚りビードコードを製造することが可能な製造方法及びそれに用いられる仮留め治具を提供する。
【解決手段】環状コア11に側線12を螺旋状に巻き付ける際に、環状コア11の外径より小さいコイル内径D1iで線材62が複数回螺旋状に巻かれた第一コイル部63を一方に有し、他方に線材62が側線12の線径dsと略同じコイル内径D2iで複数回螺旋状に巻かれた第二コイル部64を有する仮留め治具61を用いて、仮留め治具61の第一コイル部63の線材62の隙間に環状コア11を介挿し、環状コア11に対して仮留め治具61を相対的に回転させ、第一コイル部63の線材62が環状コア11に巻き付いた状態として仮留め治具61を固定し、側線12の巻き付けの始端部を第二コイル部64の内側に差し込んで保持させた後、環状コア11に側線12を螺旋状かつ環状に複数周巻き付ける。 (もっと読む)


【課題】内管内に収納されたマルチケーブルの一括被覆の端部における止水性を向上できるサドル構造体とそのマルチケーブルとして用いる緊張用ケーブルを提供する。
【解決手段】橋梁の主塔に対して固定される内管10と、内管の内部に貫通されるマルチケーブルと、内管内に充填され、マルチケーブル30の内管貫通箇所を覆って、その貫通箇所を内管10に固定させる充填剤(グラウト40)とを備えるサドル構造体1である。マルチケーブル30は、複数の被覆PC鋼撚り線30wの撚合体と、この撚合体の外周に設けられた一括被覆30cとを有する。マルチケーブル30の内管貫通箇所は、一括被覆30cが除去された露出部30eと、この露出部30eに隣接されて一括被覆30cが残る被覆部30jと、充填剤に含まれる水分と接触することで膨張して被覆部30jの端部を止水する水膨張性シーリング剤とを有する。 (もっと読む)


【課題】継続的な繰り返し負荷に対しても撚り緩みが生じず巻き付けた形状を維持することができる環状金属コード、無端金属ベルト及び環状金属コードの製造方法を提供する。
【解決手段】環状金属コードC1は、少なくとも5本のストランド材1が撚り合わされた原コード20が解撚され、1本のストランド材1が、環状にされつつ他のストランド材1の抜けた螺旋状の空隙部5に、余長部1eが嵌め入れられて巻き付けられて環状とされ、その両端末1a,1bが交差されて互いに巻き付けられた箇所1cがストランド材1の巻き付け中心に形成される中空部C1aに入れられて、さらに両端末1a,1bの余長部が中空部C1aに収容されている。 (もっと読む)


【課題】継続的な繰り返し負荷に対しても撚り緩みが生じず巻き付けた形状を維持することができる環状金属コードを備え、破断が生じにくく、かつ、製造が容易な伝動ベルト及びその製造方法を提供する。
【解決手段】伝動ベルトB1は、抗張力体となる環状金属コードC1と、環状金属コードC1を覆う被覆部70とを備え、環状金属コードC1は、少なくとも5本のストランド材1が撚り合わされた原コード20が解撚され、1本のストランド材1が、環状にされつつ他のストランド材1の抜けた螺旋状の空隙部5に、余長部1eが嵌め入れられて巻き付けられて環状とされ、その両端末1a,1bが交差されて互いに巻き付けられた箇所1cがストランド材1の巻き付け中心に形成される中空部C1aに入れられて、さらに両端末1a,1bの余長部が中空部C1aに収容されている。 (もっと読む)


【課題】常時監視が可能で、かつ、構造物に対して非破壊で、構造物の劣化を早期に検知することができる構造物劣化監視方法および構造物劣化監視システムを提供する。
【解決手段】構造物劣化監視方法は、構造物1の劣化を監視する方法であって、構造物1の外側に配置された検知用ケーブルとなる外ケーブル31(32)に、構造物1の劣化に伴って構造物1に生じる変位量を外ケーブル31(32)に発生する物理量として測定するセンサを取り付ける。そして、センサにより外ケーブル31(32)に発生する物理量をモニタリングし、取得した物理量の変化から、例えば内ケーブルの破断など、構造物1の劣化を検知する。 (もっと読む)


【課題】継続的な繰り返し負荷に対しても撚り緩みが生じず巻き付けた形状を維持することができる環状金属コード、無端金属ベルト及び環状金属コードの製造方法を提供する。
【解決手段】環状金属コードC1は、コアストランド2の周りに少なくとも7本のストランド材1が直径型付け率を70%以上91%以下に調整されて撚り合わされた原コード20が解撚され、1本のストランド材1が、原コード20のストランド材1の本数よりも少なくとも1周少ない周回環状にされつつ他のストランド材1の抜けた螺旋状の空隙部5に、余長部1eが嵌め入れられて巻き付けられて環状とされている。 (もっと読む)


【課題】応力磁気効果を利用した張力測定方法において、測定開始時の計測精度を向上させる。
【解決手段】磁性体の張力測定を開始する前に、磁性体にその飽和漸近磁化範囲の磁界下で使用荷重領域の上限値以上の荷重を負荷する工程を1回以上実施して、その磁化状態を理想磁化曲線に近づけておき、測定開始時に計測誤差の主因となる非可逆磁化変化が生じないようにすることにより、測定開始時から精度よく張力測定を行えるようにしたのである。 (もっと読む)


【課題】パテンティング処理もオイルテンパー処理も行うことなく、オイルテンパー線と遜色ない耐へたり性を有する硬引き線を提供する。
【解決手段】線加工された硬引き線であって、質量%で、C:0.60〜0.70%、Si:1.00〜2.50%、Mn:0.20〜1.00%、Cr:0.50〜2.50%、V:0.05〜0.50%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる。400℃で20分の低温焼鈍後の引張強さが同焼鈍前の引張強さよりも50MPa以上高い。硬引き線をばね加工した後に歪取り焼鈍を行った場合でも、引張強さが向上するため、高い耐へたり性を備えるばねを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】緊張力の非常に大きな引張材を定着するにあたっても、構造物への応力集中を避けることができるとともに、アンカー頭部の防錆処理を簡易に行うことができるグラウンドアンカーおよびその施工方法を提供する。
【解決手段】アンカー緊張力を保持する機構として、定着地盤29に定着した定着長部30からの引張反力を、緊張力を保持した状態で自由長をグラウトして構造物に付着させた頭部側定着長部40での範囲で持たせる。 (もっと読む)


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