説明

住友電工スチールワイヤー株式会社により出願された特許

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【課題】継続的な繰り返し負荷に対しても撚り緩みが生じず巻き付けた形状を維持することができる環状金属コードを備え、破断が生じにくく、かつ、製造が容易な伝動ベルト及びその製造方法を提供する。
【解決手段】伝動ベルトB1は、抗張力体となる環状金属コードC1と、環状金属コードC1を覆う被覆部70とを備え、環状金属コードC1は、複数のストランド材1,2同士を撚り合わせた金属コード20が解撚されて合計断面積の異なる2つの線材群に分けられ、合計断面積の大きい方のストランド材1の群を再使用線材群3とし、合計断面積の小さい方のストランド材2の群を不使用線材群4として、再使用線材群3の長手方向の一部が環状にされつつその環状部分3aにおける不使用線材群4の抜けた螺旋状の空隙部5に再使用線材群3の余長部3bが嵌め入れられて巻き付けられている。 (もっと読む)


【課題】継続的な繰り返し負荷に対しても撚り緩みが生じず巻き付けた形状を維持することができる環状金属コード、無端金属ベルト及び環状金属コードの製造方法を提供する。
【解決手段】環状金属コードC1は、複数のストランド材1,2同士を撚り合わせた金属コード20が解撚されて合計断面積の異なる2つの線材群に分けられ、合計断面積の大きい方のストランド材1の群を再使用線材群3とし、合計断面積の小さい方のストランド材2の群を不使用線材群4として、再使用線材群3の長手方向の一部が環状にされつつその環状部分3aにおける不使用線材群4の抜けた螺旋状の空隙部5に再使用線材群3の余長部3bが嵌め入れられて巻き付けられている。 (もっと読む)


【課題】撚り線構造の対象材に対しても高感度で再現性のよい張力測定を行うことができる張力測定装置を提供することである。
【解決手段】測定対象材となる長尺の磁性体Aの一部を囲むように配した筒状の磁化器2で、その磁性体Aを長手方向に飽和漸近磁化範囲まで直流磁化して、磁性体Aの磁化区間の長手方向中央部の近傍に配したホール素子(磁気センサ)4で、応力変化に対する変化の大きい磁性体A表面近傍の空間磁界強度を検出し、その検出値に基づいて磁性体Aに作用する張力を測定する構成とすることにより、高感度で再現性のよい測定結果を得られ、撚り線構造の対象材に対しても適用できるようにしたのである。 (もっと読む)


【課題】桁高で最大27.5%、桁重量で最大32.2%の低減効果を得ることができるプレテンションPC桁を提供する。
【解決手段】型枠の内部にPC鋼材を配置して、PC鋼材に緊張を与えた状態で型枠の内部にコンクリートを打設するプレテンションPC桁である。かつ、PC鋼材が高強度PC鋼より線である。コンクリートが高強度コンクリートである。 (もっと読む)


【課題】良好な製造性、取り扱い性を確保しつつ軽量化が図られた環状同芯撚りビードコード及びそれを使用した車両用タイヤを提供する。
【解決手段】金属製の環状コア11の周りに側線12を螺旋状に巻き付けてシース層13とした環状同芯撚りビードコード2であって、側線12を、アラミド繊維からなる側線本体21に一対のスチールワイヤ22をラッピングして構成している。 (もっと読む)


【課題】強度を確保しつつ軽量化を図ることのできる環状同芯撚りビードコード、その製造方法、及び車両用タイヤを提供する。
【解決手段】環状コア11の周りに側線12を螺旋状に巻き付けてシース層13を形成する環状同芯撚りビードコード2の製造方法であって、シース層13を形成した後、側線12を減圧された不活性ガス雰囲気で、車両用タイヤ1のゴムに埋め込まれてタイヤ成型される時の加硫に必要な加熱量(温度×時間)を超える焼鈍量で処理して、直径型付率(%)=H/D×100が20%以上105%以下となるように型付け処理する。 (もっと読む)


【課題】コイリング性ならびに疲労特性に優れたオイルテンパー線とその製造方法を提供する。
【解決手段】オイルテンパー線は、鋼線表面にスケールを有し、表面粗さがRzで5.0μm以下である。このオイルテンパー線は、鋼線を伸線加工する工程と、伸線加工した鋼線にオイルテンパー処理を施す工程とを具え、伸線加工した後、オイルテンパー処理する前に、鋼線の表面粗さをRzで5.0μm以下とする平滑化処理を施す工程を具えるオイルテンパー線の製造方法により製造することができる。 (もっと読む)


【課題】容易にかつ低コストで金属製の線状体を強固に接続することが可能な金属線状体の接続方法及び接続装置を提供する。
【解決手段】相対する金属線状体1同士を接続する接続方法であって、金属線状体1を保持可能な挿通孔及びスリットが間隔をあけて設けられた一対の第2平歯車41a,41bを間隔をあけて配設し、これら第2平歯車41a,41bの挿通孔及びスリットにそれぞれの金属線状体1の端部1a近傍をそれぞれ保持させて互いの金属線状体1の端部1a近傍を軸方向に重なるように架け渡し、第2平歯車41a,41bを、挿通孔及びスリットの間を回転中心として逆方向へ相対的に回転させることにより、これら第2平歯車41a,41bの間で金属線状体1同士をスペーサ45により径方向外側への移動を規制しつつ撚り合わせて接続する。 (もっと読む)


【課題】管状ストランドの芯材となる管状体の可撓性を確保し、かつその内部へのグラウト注入がスムーズに行えるようにすることである。
【解決手段】表面に複数の環状溝が形成された金属製の正9角形管1を芯材とし、9本の金属製素線2を正9角形管1の外接円径よりも大きい径の仮想円Aに外接する一体の撚り線状体14に形成した後、この撚り線状体14を管1外周面に沿うように撚り合わせることにより、管1凸部のへこみ量が肉厚よりも小さく内周形状の変形がほとんどない多角形状ストランドを確実に製造できるようにしたのである。 (もっと読む)


【課題】管状ストランドの芯材となる管状体の可撓性を確保し、かつその内部へのグラウト注入がスムーズに行えるようにすることである。
【解決手段】表面に複数の環状溝が形成された金属製管状体1を、素線供給ボビン4が周方向に沿って配置された回転体5の中心部を貫通させて各撚線機構6、7の中心孔に通し、素線2を各撚線機構6、7の側線孔に1本ずつ通し、回転体5と各撚線機構6、7を同一方向に回転させて、1段目の撚線機構6で管状体1の外径よりも大きい径の仮想円に外接する撚り線状体14を形成した後、この撚り線状体14を2段目の撚線機構7で管状体1の外周面に沿うように撚り合わせることにより、管状体1表面の溝間の凸部が素線2から受ける応力を従来よりも小さくして、管状体1凸部のへこみ量が肉厚よりも小さく内周形状の変形がほとんどない管状ストランドを製造できるようにしたのである。 (もっと読む)


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