説明

住友電工スチールワイヤー株式会社により出願された特許

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【課題】一重管構造の橋梁用サドル構造において、橋梁施工後に何らかの要因で損傷した斜材ケーブルの交換を可能にする。
【解決手段】サドル鋼管10の両端部の外側で交換対象の「斜材ケーブル」を構成する複数のPC鋼材20を切断する(斜材ケーブル切断工程)。サドル鋼管10の両端(直管状鋼管12)に配設された出口部スペーサ33等を撤去する(止水構造部撤去工程)。直管状鋼管12のテーパ形状の内周面に接して係止されているグラウト30へ削孔を行って長孔Hを形成する(グラウト削孔工程)。この「グラウト削孔工程」によって、直管状鋼管12のテーパ形状によるグラウト30の係止効果がほとんど得られない状態とすることができる。交換対象の「斜材ケーブル」を構成する複数のPC鋼材20の一端又は両端を1本ずつ緊張ジャッキ等で緊張する(斜材ケーブル緊張工程)。 (もっと読む)


【課題】工具との潤滑性が良く、加工性に優れたニッケルメッキステンレス鋼線を提供することである。
【解決手段】ステンレス鋼線の素材へニッケルメッキした後の伸線加工によりメッキ層の表面に形成される凹部(A部)に、潤滑剤を保持する作用のある無機塩を溜め込んだものとすることにより、ニッケルメッキ層の凹部以外の表面のほぼ平坦な部分(B部)に無機塩がほとんど付着していなくても、凹部に溜め込まれた無機塩の潤滑剤保持作用で後工程での伸線やコイリングの際の工具との潤滑性が良くなり、加工性が向上するようにしたのである。 (もっと読む)


【課題】容易に施工できるPC鋼撚り線の接続構造を提供する。
【解決手段】本発明PC鋼撚り線の接続構造は、第一(第二)PC鋼撚り線20A(20B)を把持する第一(第二)ウェッジ30A(30B)と、第一(第二)ウェッジがはめ込まれるテーパー孔を有する第一(第二)ソケット40A(40B)と、第一・第二PC鋼撚り線の端部同士を突き合わせた状態で、両ソケットとを連結するカップラースリーブ50と、カップラースリーブの周囲を覆い、同スリーブとの間に充填材の充填空間を形成するカップラーシース60とを備える。カップラースリーブ50の一端側の内周には、第一ソケットの雄ねじ部42Aに螺合する雌ねじ部を有し、他端側には、第二ソケット40Bが当て止めされる底部を有し、その底部は第二PC鋼撚り線20Bが引き出される貫通孔を備える。 (もっと読む)


【課題】 止水性を改善向上させると共に、長期にわたって優れた耐食性を維持することができる、アンカー頭部の防食定着構造を提供する。
【解決手段】 アンカープレート5と施行壁面4との間に、突出凹部12を有するコンタクトプレート11を備え、その突出凹部12には緊張材1の挿通孔12aが設けてある。コンタクトプレート11の突出凹部12内の空間には、シース2で被覆された緊張材1との間にエポキシ樹脂13を充填硬化されている。エポキシ樹脂13よりアンカーディスク6側で、シース2が除去された剥き出しの緊張材1が存在する残りの空間にはワックス14を充填する。 (もっと読む)


【課題】従来よりも高強度で、かつ十分な定着効率が得られるPC鋼撚り線およびそれを用いたコンクリート構造物を提供することである。
【解決手段】1本の中心線と6本の側線とを撚り合わせた7本撚り構成で、外径が15.0〜15.6mm、総断面積が135〜148mm、撚り線全体の引張荷重が310kN以上、側線の引張荷重が中心線の引張荷重の80%以上となるように調整することにより、従来よりも高強度で、かつ実用に十分な定着効率が得られる高強度PC鋼撚り線とすることができる。 (もっと読む)


【課題】破断強度に優れ、且つ製造が容易な伝動ベルト及びその製造方法を提供する。
【解決手段】伝動ベルトB1は、環状金属コードC1と被覆部70とを備え、環状金属コードC1は、金属素線5を6本撚り合わせてなるストランド材1を所定の環状径に巻いて始端部を仮止めして環状コア部3を形成した状態で、環状コア部3から連続したストランド材1を環状コア部3に対して螺旋状に6周巻き付けることにより、環状コア部3の外周面を覆う外層部4を形成し、その後、ストランド材1の始端部と終端部とを接続部材7を用いて結合させることにより形成されている。 (もっと読む)


【課題】従来よりも高強度で、かつ十分な耐疲労性を有するPC鋼撚り線およびそれを用いたコンクリート構造物を提供することである。
【解決手段】1本の中心線と6本の側線とを撚り合わせた7本撚り構成で、外径が15.0〜15.6mm、総断面積が135〜148mm、撚り線全体の0.2%永久伸びに対する荷重が248kN以上、側線の0.2%永久伸びに対する荷重が中心線の0.2%永久伸びに対する荷重の80%以上となるように調整することにより、従来よりも高強度で、かつ実用に十分な耐疲労性を有する高強度PC鋼撚り線とすることができる。 (もっと読む)


【課題】建築物や橋梁その他の構造物のアウトケーブル、ブレース材として、ケーブルの周囲にグラウトを充填しないで地震や強風等の外乱によるエネルギを所定以上に消費させ得る引張鋼材としての複合PC鋼材又は複合PC鋼撚り線を得る。
【解決手段】複合PC鋼材Aは、その断面に弾性限が異なる異種強度の複数の高強度鋼材1と複数の低強度鋼材2を、中心部の高強度鋼材1の外周に変形拘束材のカーボランダム3を介して他の高強度鋼材1と低強度鋼材2が接し、かつ他のそれぞれの鋼材1、2が互い違いに接触し、全ての鋼材が一体となるように配置して構成されている。変形拘束材は、鋼材間の軸方向及び/又は径方向への変形を拘束する部材であり、中心部の高強度鋼材1の外周のカーボランダム3は粒子を鋼材表面に付着させ、上記他の鋼材1、2の外周を囲むように炭素繊維のシート4がさらなる変形拘束材として配置され、このシート4により鋼材1、2の全体が一体となるように結束されている。 (もっと読む)


【課題】コンクリート構造物の角部などにおいて、直交する位置に近接させて配置しても互いに干渉することがない緊張力伝達部材およびこの部材を含む緊張力伝達構造を提供する。
【解決手段】緊張力伝達部材(リブキャストアンカー10)は、その外周の径方向外方に突出した当て止め突起部11を有しており、リブキャストアンカー10の外周に補助筋20を配置して、アンカー10にPC鋼材30の緊張力が作用したときに、補助筋20に設けられた嵌め込み部21c,22cの側面が、当て止め突起部11の定着具側とは反対側の側面に当て止めされるように構成される。また、緊張力伝達構造は、上述のリブキャストアンカー10と補助筋20とを備える。 (もっと読む)


【課題】 PC構造物の表面に鋼板やアラミド繊維シートなどの部材を付加することなく、破断したPC鋼棒の飛出しを確実に防止して、コンクリートの破片の落下を防ぐことができるPC鋼棒の定着構造を提供する。
【解決手段】 PC鋼棒1の固定端側及び緊張端側において、アンカーグロッケ2のようなアンカー部材の外周部に径方向外側に突出した帯状凸部10を設けると共に、緊張端側にはアンカー部材に固定したアンカーボルト11によりPC鋼棒端面に対向して飛出防止板12を固定し、固定端側にはアンカー部材の固定端側に当接する固定ナット6と共に、PC鋼棒1に螺合し且つアンカー部材の緊張端側に当接する飛出防止ナット14を備える。 (もっと読む)


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