説明

帝人コードレ株式会社により出願された特許

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【課題】乾燥時とともに、湿潤時のグリッピー性や耐摩耗性にも優れ、かつ汗の過度の吸収の少ないボール用の皮革様シート状物を提供すること。
【解決手段】表面に凹凸を有するシート状物であって、極細繊維と高分子弾性体(A)とからなる基体層の片側表面に、基体層を構成する繊維に連続した立毛状の極細繊維とその極細繊維に接合した高分子弾性体(B)とからなる複合層が存在し、さらにシート状物表面の凸部頂上部には高分子弾性体(C)を主とする被覆層が存在し、かつ凸部頂上部と凹部谷底部の間の側面部には表面側から基体層へ達する貫通孔を有することを特徴とする。さらには、被覆層が2層以上の複層構造であり、かつ被覆層の表面側の層が粘着剤を含むことが好ましく、さらには粘着剤が、液状ゴム又はロジン樹脂であることや、その液状ゴムが、分子量800〜5000の合成液状ゴムであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】十分な加工性を有しながら、被研磨物の平滑性に優れた研磨面加工用テープおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】極細繊維からなる不織布と弾性高分子から構成された繊維質基材であって、長さ方向の強度が幅方向の強度の1.3倍以上であることを特徴とする。さらには、長さ方向の強度が50N/cm以上であることや、長さ方向の破断伸度が90%以下であること、表面に立毛を有することが好ましい。また製造方法は、極細繊維からなる不織布と弾性高分子から構成される繊維質基材を、湿潤状態にて縦伸び5〜30%、横収縮5〜50%となる加工を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】有機溶剤を使用しない環境に優しい水性タイプの含浸基材を用いて、高度な難燃性を有しながら物性に優れた人工皮革を提供すること。
【解決手段】極細繊維からなる繊維集合体にリン系難燃剤及び界面活性剤を含む水系の処理液を付与、乾燥し、次いで高分子弾性体とリン系難燃剤とを含む水系の含浸液を付与し、その後に片側表面の造面処理を行うことを特徴とする。また造面処理が高分子弾性体とリン系難燃剤からなる銀面を形成するものであること、リン系難燃剤が脂肪族環式ホスホン酸エステルであること、界面活性剤がノニオン系であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】十分な研磨性を有しながら、被研磨物の平滑性に優れた研磨用基布を提供すること。
【解決手段】極細繊維からなる立毛を有する繊維質基材であって、該極細繊維が無機化合物粒子を含むことを特徴とする。さらには、無機化合物粒子の一次粒子径が1〜500nmであること、無機化合物粒子の極細繊維重量に対する含有率が1〜30重量%であること、無機化合物粒子がカーボンブラックであることが好ましい。また、繊維質基材が弾性高分子を含むことや、繊維質基材が不織布であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】有機溶剤を使用しない環境に優しい水性タイプの高分子弾性体において、含浸凝固時のマイグレーションを防止し、風合いの優れた人工皮革用基材の製造方法を提供すること。
【解決手段】繊維集合体に感熱凝固性の高分子弾性体を含浸し、常圧の水蒸気とその水蒸気に由来する水滴が存在しかつ80℃以上である感熱凝固ゾーン内にて処理することを特徴とする。また水蒸気が、水面から発生したものであることや、水中に加圧水蒸気を吹き込むことにより発生したものであることが好ましく、感熱凝固ゾーン出口が、60℃以上の熱水によりシールされていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】幅、長さ方向の異方性が少なく、見かけ密度が高く、厚さ方向の密度が均質な人工皮革用繊維質基材の製造方法を提供すること。
【解決手段】熱収縮成分を有する繊維を含む不織布を、40〜110℃の温水または水蒸気により収縮させ(収縮工程)、脱水しまたは脱水せずに不織布の含水率を50〜150重量%にし、次いで10〜150メッシュのネットで不織布をはさみながら100〜180℃の温度で乾燥させ(乾燥工程)、不織布の表面を100〜180℃のシリンダーロールに圧着する(平滑化工程)人工皮革用繊維質基材の製造方法。さらには、不織布を構成する繊維が剥離分割型の複合繊維であること、不織布が長繊維不織布であること、乾燥工程前にあらかじめシリコン樹脂を含浸させてなることが好ましい。 (もっと読む)


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