説明

株式会社ヤノ技研により出願された特許

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【構成】 蓄放熱装置10は、潜熱蓄熱材を封入した複数の蓄熱体12を含み、潜熱蓄熱材の潜熱を利用して蓄熱および放熱を行う。蓄熱体12は、たとえば、空気通路30を形成した状態で厚み方向に重ねて縦置きされると共に、上下方向に複数段に積み上げられた状態で蓄熱室16内に配置される。そして、蓄放熱装置10では、下流側の蓄熱体の内容積に対する表面積の比率αが、上流側の蓄熱体のαよりも大きくされる。これによって、潜熱蓄熱材への蓄熱速度が低下する下流側においても、表面部の潜熱蓄熱材だけでなく、潜熱蓄熱材の全体を利用して蓄熱できるようになる。
【効果】 下流側の潜熱蓄熱材も効果的に機能させることができ、蓄放熱装置が備える潜熱蓄熱材の全体を利用して蓄熱できるので、蓄熱性能に優れる。 (もっと読む)


【課題】並設する蓄熱カプセル同士をボルト連結する上で、より安定した状態に連結できるようにする。
【解決手段】対向配置してある一対の面材部1によってほぼ扁平形状のカプセル容器本体Cを構成し、面材部1間の密閉空間2に蓄熱材Tを収容してあり、カプセル容器本体Cに、そのカプセル容器本体Cに並設する別のカプセル容器本体Cとにわたって挿通させて一体化を図るボルト4を挿通させるボルト挿通用部Sが形成してある蓄熱カプセルにおいて、カプセル容器本体Cの表面に、並設する別のカプセル容器本体Cと係合することで、ボルト挿通用部軸芯周りのカプセル容器本体Cどうしの相対回転を抑制するずれ防止手段6Bが設けられている。 (もっと読む)


【課題】並設する蓄熱カプセル同士をボルト連結する上で、変形が少なく、且つ、手間が掛かり難いようにする。
【解決手段】対向配置してある一対の面材部1によってほぼ扁平形状のカプセル容器本体Cを構成し、面材部1間の密閉空間2に蓄熱材Tを収容してある蓄熱カプセルにおいて、面材部1どうしの接合部3に、カプセル容器本体Cの厚み方向に沿って並設する複数のカプセル容器本体Cにわたって挿通させて一体化を図るボルトを挿通させるボルト挿通用部Sが形成してあり、ボルト挿通用部Sの周り全周にわたって、ボルトによる締め付け力を負担自在な補強部6が設けてあり、補強部6は、内部空間が密閉空間2に連通する状態に形成された膨出部Bで構成してある。 (もっと読む)


【課題】 取扱性や汎用性の向上を図れる蓄熱設備を提供する上で、更に実用性の高い製品にする。
【解決手段】 扁平形状の蓄熱カプセルCの複数をその厚み方向に重ねて一体化した蓄熱カプセル群で構成してある蓄熱ブロック体において、蓄熱カプセル群の少なくとも両端部に、隣接配置させる別の蓄熱ブロック体Bと係合自在な係合部Kを備えた端部プレート2が一体に取り付けてある。 (もっと読む)


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