説明

オースメルト リミテッドにより出願された特許

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【解決手段】鉄が酸化物の状態及び/又は一部金属化した状態で存在する鉄含有原料を、スラグ相を有する溶融浴を含む反応器を用いて製錬することにより金属鉄及びスラグを製造するためのプロセスにおいて、少なくとも1個の先端サブマージ型ランスによって燃料/還元剤及び酸素含有ガスをスラグ相内に注入し、浴内の少なくとも一還元領域に加熱及び還元状態を発生させる。反応器の前記少なくとも一還元領域或いはその領域に隣接する箇所に、鉄含有原料を追加還元剤及び融剤と共に供給し、該原料をCO及びH2を含む燃焼ガスを発生させる溶融還元に付す。酸素含有ガス及び燃料/還元剤の注入速度を前記少なくとも1個のランスによって制御し、必要十分な還元状態を達成させ、溶融還元によって発生した燃焼ガスを反応器内の浴上方で後燃焼させる。工程(c)における制御は、注入された酸素含有ガス中の酸素含量が約40vol%〜約100vol%となり、前記少なくとも1個のランスによって注入された燃料/還元剤の燃焼度が60wt%を超えるのに十分となるように行う。
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硫化銅マットをブリスター銅へ転化させるための本プロセスは、硫化銅マットとフラックスとを適切な撹拌スラグ相へ添加することと、該スラグ相下方で連続ブリスター銅相を形成する、或いは該ブリスター銅相に累積されるブリスター銅を生成するために先端サブマージランスの下端の排出端から該マットとの反応に適した酸化性ガスを注入ることと、によって成される。ランス先端はスラグ相内にある深さで位置しており、その深さは、注入ガスによるスラグ相の撹拌、及び注入ガスとスラグ相内に分散している硫化銅マットとの反応が可能になる深さであり、それと共に注入ガスの十分量が連続ブリスター銅相と接触しないような深さである。 (もっと読む)


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