説明

株式会社 数理科学研究所により出願された特許

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【課題】 機密情報保護のために、暗号鍵を用いて暗号化したデータを記憶媒体に格納した場合、暗号鍵を紛失等した非常時にも、格納データの読出を可能とする非常時用データ復旧システムを提供する。
【解決手段】 接続する記憶媒体14に暗号化データを保存するユーザ側データ処理装置1と、その暗号化データが復号不能となる非常時に復旧作業を行う復旧処理装置2とが分担・協業してデータを復旧するものであり、復旧処理装置1は、公開鍵と個人鍵のペアを作成して公開鍵のみをユーザ側装置2に渡し、ユーザ側装置2は、データを暗号化するための暗号鍵を作成し、公開鍵でその暗号鍵を暗号化して記憶媒体14の所定箇所に書き込む一方、非常時に、暗号化された暗号鍵を記憶媒体14から取り出して復旧処理装置1に渡すと、復旧処理装置1は、個人鍵によって復号化した暗号鍵をユーザ側装置2に送り返すのでユーザ側装置2はデータの復旧ができる。 (もっと読む)


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