説明

泉鋼業株式会社により出願された特許

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【課題】温度変化によりタンク外径(及び断熱ライナー外径)が縮径したときでも、タンク側の断熱ライナー外周面とサドル部頂面材の内面とが全長に亘って衝合状態(又は近接状態)を維持し得るようにする。
【解決手段】タンク胴11外周面に、タンク胴周方向に多数個に分割した各分割ライナー材21を配置してなる断熱ライナー2を取付ける一方、サドル部頂面材30には、タンク側各分割ライナー材21にそれぞれ対応する位置に各分割受材31を設けるとともに、タンク側各分割ライナー材21のそれぞれ先端面と、サドル側各分割受材31のそれぞれの受面とを、タンクをサドル部上に載置した状態でタンク外径が縮径したときにタンク側各分割ライナー材21がそれぞれ変位する方向側に傾斜する傾斜面22,32同士で衝合させていることにより、タンク外径が縮径しても各分割ライナー材21と各分割受材31の各傾斜面22,32同士が衝合(又は近接)した状態を維持できるようにしている。 (もっと読む)


【課題】高い浮力性能及び作業上の安全性を確保するとともに、連結・分離作業における作業性を高めて迅速且つ確実な作業を可能とする浮体構造体を提供する。

【解決手段】単位浮体2の側面に設けられた第1連結部Pを該側面から外方へ延出した上下一対の上側雄型連結具3と下側雄型連結具4で構成し、また上記第2連結部Qを該側面から内部側へ陥没した上下一対の上側雌型連結具6と下側雌型連結具7で構成する。係る構成によれば、各雄型連結具3,4と各雌型連結具6,7の平面視における重合幅を該雌型連結具6,7側の陥没部分で確保することができることから、相互に連結される一方の単位浮体2A側の各雄型連結具3、4と、他方の単位浮体2B側の各雌型連結具6、7をロッキングバー8によって同時に連結した状態においては、これら各単位浮体2A、2Bの側面間の隙間が可及的に小さくなり、該隙間への作業用機器等の落下が未然に防止されることで作業上の安全性が向上する。 (もっと読む)


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