説明

株式会社ミューチュアルにより出願された特許

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【課題】低コストで製造でき、ステレオコンプレックス結晶の含有率が増大し、かつ分子量が増大しうるポリ乳酸マルチブロック共重合体の製造方法を提供する。
【解決手段】重合体鎖の両末端にアントラセニル基もしくはフラニル基を有するポリ−L−乳酸と重合体鎖の少なくとも一方の末端にマレイミド基を有するポリ−D−乳酸とをディールス・アルダー反応させる工程、または重合体鎖の両末端にアントラセニル基もしくはフラニル基を有するポリ−D−乳酸と重合体鎖の少なくとも一方の末端にマレイミド基を有するポリ−L−乳酸とをディールス・アルダー反応させる工程を含む、ポリ乳酸マルチブロック共重合体の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】ステレオコンプレックス結晶の含有率が極めて高いポリ乳酸組成物を提供する。
【解決手段】L−乳酸単位とD−乳酸単位との質量比がL−乳酸単位/D−乳酸単位=60/40〜91/9であり、かつステレオコンプレックス結晶の含有率が80〜100%であるポリ乳酸ブロック共重合体と、ポリ−D−乳酸と、を含むポリ乳酸組成物、またはL−乳酸単位とD−乳酸単位との質量比がL−乳酸単位/D−乳酸単位=40/60〜9/91であり、かつステレオコンプレックス結晶の含有率が80〜100%であるポリ乳酸ブロック共重合体と、ポリ−L−乳酸と、を含むポリ乳酸組成物である。 (もっと読む)


【課題】低コストおよび低エネルギーで製造でき、ポリマー中の金属等の不純物が低減され、かつ、ステレオコンプレックス結晶の含有率が増大しうるポリ乳酸ブロック共重合体の製造方法を提供する。
【解決手段】ポリ−L−乳酸を得る第1の工程と、下記化学式(1)で表されるグアニジン骨格を有する化合物の存在下、有機溶媒中でD−ラクチドの開環重合を行う第2の工程と、を含むことを特徴とする、ポリ乳酸ブロック共重合体の製造方法、またはポリ−D−乳酸を得る第1の工程と、下記化学式(1)で表されるグアニジン骨格を有する化合物の存在下、有機溶媒中でL−ラクチドの開環重合を行う第2の工程と、を含むことを特徴とする、ポリ乳酸ブロック共重合体の製造方法である:
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【課題】製造時のエネルギーおよびポリマー中の金属等の不純物が低減され、かつ、得られる脂肪族ポリエステルが高い分子量および/または小さい分子量分布を有しうる、脂肪族ポリエステルの製造方法を提供する。
【解決手段】下記化学式(1)で表されるグアニジン骨格を有する化合物の存在下、有機溶媒中で環状エステルを開環重合させることを特徴とする、脂肪族ポリエステルの製造方法:


およびRならびにRおよびRのいずれか一方もしくは両方は互いに連結されて環を形成しても良い。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、分子量が高く、ステレオコンプレックス結晶含有率の高いポリ乳酸組成物を提供することにある。
【解決手段】本発明は、(i)100重量部のポリ乳酸、(ii)0.01〜10重量部の三斜晶系無機核剤および(iii)0.01〜10重量部の燐酸エステル化合物を含有し、重量平均分子量(Mw)が12万以上であり、ステレオコンプレックス結晶含有率(X)が80%以上であるポリ乳酸組成物およびその製造方法である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、分子量が高く、ステレオコンプレックス結晶含有率の高いポリ乳酸組成物を提供することにある。
【解決手段】本発明は、(i)100重量部のポリ乳酸および(ii)0.01〜10重量部の三斜晶系無機核剤を含有し、重量平均分子量(Mw)が12万以上であり、ステレオコンプレックス結晶含有率(X)が80%以上であるポリ乳酸組成物およびその製造方法である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、高い融点を有するポリ乳酸の製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明は、主としてL―乳酸単位からなり、融点が140〜180℃のポリマーL1およびポリマーL2、
主としてD−乳酸単位からなり、融点が140〜180℃のポリマーD1およびポリマーD2を、重量比(L1+L2)/(D1+D2)が10/90〜90/10の範囲で混合し、240〜300℃で熱処理しポリ乳酸を製造する方法であって、以下の条件、
L1/ML2=1.5〜3
D1/MD2=1.5〜3
(但し、ML1、ML2、MD1およびMD2は各々ポリマーL1、L2、D1およびD2の重量平均分子量を示す。)
を満足することを特徴とするポリ乳酸の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、高い融点を有するポリ乳酸の製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明は、(A)主としてL―乳酸単位からなり、重量平均分子量が5万〜50万で、融点が140〜180℃のポリマーAと、
(B)主としてD−乳酸単位からなり、重量平均分子量が5万〜50万で、融点が140〜180℃のポリマーBとを、
重量比(A/B)が10/90〜90/10の範囲で共存させ、240〜300℃で熱処理しポリ乳酸を製造する方法であって、ポリマーAおよびポリマーBが以下の条件、
Mb/Ms=1.1〜5.2
(但し、MbはポリマーAおよびポリマーBの内、重量平均分子量が大きいポリマーの重量平均分子量、MsはポリマーAおよびポリマーBの内、重量平均分子量が小さいポリマーの重量平均分子量を示す。)
を満足することを特徴とするポリ乳酸の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、ポリ乳酸のステレオコンプレックス結晶を含有し、耐熱性、成形加工性、熱安定性に優れた樹脂組成物およびその成形品を提供することにある。
【解決手段】本発明は、主としてL−乳酸単位からなるポリ乳酸(A)および主としてD−乳酸単位からなるポリ乳酸(B)を含有し、ポリ乳酸(A)とポリ乳酸(B)との重量比が10:90〜90:10の範囲にあり、残存ラクチド量が1000ppm以下、水分量が500ppm以下の樹脂組成物およびその成形品である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、高融点であり、結晶化点が低いポリ乳酸の製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明は、(A)主としてL―乳酸単位からなり、重量平均分子量が5万〜50万で、融点が140〜180℃のポリマーAと、
(B)主としてD−乳酸単位からなり、重量平均分子量が5万〜50万で、融点が140〜180℃のポリマーBとを、
重量比(A/B)が10/90〜90/10の範囲で共存させ、240〜300℃で熱処理しポリ乳酸を製造する方法であって、ポリマーAおよびポリマーBの少なくとも一方は、ラクチドを分岐性開始剤および金属触媒の存在下で開環重合したものであることを特徴とするポリ乳酸の製造方法である。 (もっと読む)


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