日本果実工業株式会社により出願された特許
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カロテノイド組成物の製造方法、高濃度カロテノイド組成物の製造方法、高純度遊離型カロテノイド組成物の製造方法、カロテノイド組成物、高濃度カロテノイド組成物、及び高純度遊離型カロテノイド組成物
【課題】低コストでサプリメントに利用できるβ−クリプトキサンチン組成物の製造方法を提供する。
【解決手段】
カロテノイドを含む植物体の水分含量を5%以下に乾燥させた粉末にヘキサンを加えて可溶部中のヘキサン抽出物を取得する。そして、このヘキサン抽出物を濃縮して濃縮物を取得する。さらに、濃縮物に所定量のヘキサンを加えて再溶解し、−20〜−30℃程度に冷却した後、遠心処理して可溶部を回収し濃縮して低濃度カロテノイド組成物を取得する。この低濃度カロテノイド組成物に所定量のエタノールを加え、−20〜−30℃程度に冷却し、遠心分離して不溶部を取得することで、カロテノイド組成物を製造する。
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カロチノイド含有パルプの製造方法
【課題】かんきつ類に含まれるカロチノイド、特に温州ミカンの果汁に含まれるβ−クリプトキサンチンを簡単な工程で効率よく濃縮することができるカロチノイド含有パルプの製造方法を提供する。
【解決手段】かんきつ類の果実を濃縮した濃縮果汁をBrix10.5〜11.0の範囲に希釈する工程と、希釈後の果汁を加熱して殺菌する工程と、殺菌後に冷却した果汁に酵素を添加して酵素処理を行う工程と、酵素処理後の酵素処理液を遠心分離してパルプ分と上澄み液とに分離する工程と、分離した前記パルプ分を加熱して酵素を不活性化するとともに、加熱状態のパルプ分をホットパック充填する工程とを含んでいる。また、分離した前記パルプ分に高度分岐環状デキストリンを添加して乾燥粉末化することもできる。
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