説明

株式会社ジャパンエナジーにより出願された特許

101 - 110 / 344


【課題】重質油の非水素下における分解装置から得られる硫黄及びオレフィンを多量に含有する分解石油ガス成分から、オレフィン分を減少させることなく、長期間にわたって安定にかつ経済的に硫黄分を除去、低減できる方法を提供する。
【解決手段】オレフィン分を1容量%以上、及び硫黄分を100質量ppm以上含有し、かつ、全硫黄分に占めるメルカプタン硫黄分が80質量%以上、スルフィド硫黄分が10質量%以下、及びチオフェン硫黄分が10質量%以下である原料炭化水素を処理して硫黄化合物の分子量を大きくする工程と、大きくなった分子量の硫黄化合物を蒸留分離して炭化水素中の硫黄分を10質量ppm以下に低減する工程とを含む炭化水素の硫黄分低減方法。 (もっと読む)


【課題】軽油の酸化安定性に顕著に影響を及ぼす物質を突き止め、その物質の含有量を特定範囲に制御した低硫黄軽油組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】硫黄分が5質量ppm以下で、全芳香族化合物の含有量が15質量%以下で、ガスクロマトグラフィー分析におけるZ数が−8の炭化水素化合物の割合が15.0体積%以下で、且つZ数が−10の炭化水素化合物の割合が0.3体積%以上で、次式で示されるAが10以下である軽油組成物である。
A=3×(Z数が−8の炭化水素化合物の割合,体積%)−39×(Z数が−10の炭化水素化合物の割合,体積%) (もっと読む)


【課題】予混合圧縮着火式エンジン用の燃料として最適な着火性を有する上、エンジンオイルの希釈を引き起こすことが少なく、且つ有害排出ガスの少ない燃料油組成物を提供する。
【解決手段】硫黄分が10質量ppm以下で、90容量%留出温度が300℃以下で、セタン価(CN)が45〜65で、リサーチ法オクタン価(RON)が20以上で、芳香族分が23容量%以下で、且つ3環以上の芳香族分が0.5容量%以下であり、高圧示差走査熱量測定(DSC)における発熱開始温度が250℃以下で、且つ発熱ピークのピーク値が25 W/g以上であることを特徴とする予混合圧縮着火式エンジン用燃料油組成物である。 (もっと読む)


【課題】予混合圧縮着火式エンジンの冷機時における運転性を向上させることが可能な予混合圧縮着火式エンジン用の燃料油組成物を提供する。
【解決手段】硫黄分が10質量ppm以下で、引火点が40℃以上で、初留点が130〜180℃で、90容量%留出温度が300℃以下で、全留分のセタン価(CN)が40〜65で、初留点から240℃までの留分のセタン価(ΔCN)が40以上で、且つリサーチ法オクタン価(RON)が16以上であることを特徴とする予混合圧縮着火式エンジン用燃料油組成物である。 (もっと読む)


【課題】EGRの採用で吸入空気中の酸素濃度が17体積%以下となる条件下で低温、予混合化燃焼運転しても、安定した着火・燃焼が成立し、かつ有害排出ガス成分の削減に寄与することが可能な酸素含有化合物配合燃料油組成物を提供する。
【解決手段】排気ガスの少なくとも一部を吸入空気中に再循環する排気ガス再循環装置を具え、吸入空気と再循環された排気ガスとの混合ガス中の酸素濃度が17体積%以下となる条件で運転される低温、予混合化圧縮着火エンジン用の燃料油組成物であって、硫黄分が10質量ppm以下で、90容量%留出温度が330℃以下で、セタン価(CN)が50以上で、且つ芳香族分が20容量%以下であり、酸素含有化合物を5容量%以上含有することを特徴とする燃料油組成物である。 (もっと読む)


【課題】適切な水素/オイル比に調整し、処理量を増加しても脱硫性能を損なうことなく維持するナフサ留分の水素化精製方法を提供する。
【解決手段】硫黄分が1質量ppm以上かつ1000質量ppm以下、窒素分が5質量ppm以下である原料ナフサ留分を、水素存在下、温度200〜400℃、液空間速度8〜15h−1、圧力1〜5MPaG、水素/オイル比20〜40NL/Lの条件下で水素化精製触媒と接触させ、硫黄分0.5質量ppm以下の精製ナフサ留分を得るナフサ留分の水素化精製方法。水素化精製触媒は、ニッケル及びモリブデンを含む多孔質酸化物触媒が好ましく、ナフサ留分に含有されるジベンゾチオフェン類の含有量は0.1質量ppm以下が好ましく、またナフテン分(容量%)をN、アロマ分(容量%)をAとしたとき、精製ナフサ留分と原料ナフサ留分の(N+2A)の差が1容量%以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】PCCI燃焼が成立する負荷条件の範囲を、ガソリンや軽油等の従来の自動車用燃料ではなし得ない範囲まで拡大することが可能な予混合圧縮着火エンジン用の燃料油組成物を提供する。
【解決手段】硫黄分が10質量ppm以下で、90容量%留出温度が165℃以下で、セタン価(CN)が12以上で、リサーチ法オクタン価(RON)が80以上で、セタン価とリサーチ法オクタン価との和(CN+RON)が100以上であることを特徴とする予混合圧縮着火エンジン用燃料油組成物である。 (もっと読む)


【課題】燃料して十分な潤滑性を有し、高セタン価炭化水素油の混合割合が低く、高オクタン価酸素含有化合物を10%以上混合したとしても十分な着火性を有するPCCIエンジン用燃料油組成物を提供する。
【解決手段】硫黄分が10質量ppm以下、90容量%留出温度が300〜360℃、セタン価が45〜65、オクタン価が20以上、HFRR摩耗痕径が700μm以下のPCCIエンジン用の燃料油組成物であって、特定性状の石油系軽油基材(A)にオクタン価が80以上の酸素含有化合物(B)とセタン価が70以上の炭化水素油(C)とを配合してなり、酸素含有化合物(B)と炭化水素油(C)の合計に占める炭化水素油(C)の割合(X)と、炭化水素油(C)のセタン価(Y)とが、式:X(Y−10)≧33の関係を満たし、酸素含有化合物(B)の混合比率が30容量%以下の燃料油組成物である。 (もっと読む)


【課題】PCCI燃焼が成立する負荷条件の範囲を、ガソリンや軽油等の従来の自動車用燃料ではなし得ない範囲まで拡大することが可能な予混合圧縮着火エンジン用の燃料油組成物を提供する。
【解決手段】硫黄分が10質量ppm以下で、90容量%留出温度が180〜350℃で、セタン価(CN)が25〜40で、リサーチ法オクタン価(RON)が35以上で、セタン価とリサーチ法オクタン価との和(CN+RON)が70以上であることを特徴とする予混合圧縮着火エンジン用燃料油組成物である。 (もっと読む)


【課題】PCCI燃焼が成立する負荷条件の範囲を、ガソリンや軽油等の従来の自動車用燃料ではなし得ない範囲まで拡大することが可能な予混合圧縮着火エンジン用の燃料油組成物を提供する。
【解決手段】硫黄分が10質量ppm以下で、90容量%留出温度が330℃以下で、セタン価(CN)が40以上で、リサーチ法オクタン価(RON)が20以上で、セタン価とリサーチ法オクタン価との和(CN+RON)が70以上であることを特徴とする予混合圧縮着火エンジン用燃料油組成物である。 (もっと読む)


101 - 110 / 344