説明

株式会社ジャパンエナジーにより出願された特許

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【課題】CAI燃焼が成立する負荷条件の範囲で使用できる燃料油組成物に求められる性状や組成を把握し、従来のガソリンではなし得ない範囲までCAI燃焼の燃焼範囲を拡大することができる燃料組成物を提供する。
【解決手段】硫黄分が10質量ppm以下で、90容量%留出温度が260.0℃以下で、着火性指数(IQI)が25以上で、アンチノック性指数(AKI)が50以上で、CO2排出原単位(CO2I)が0.070(CO2−g/kJ)以下で、且つ芳香族性(Ha/Htotal)が0.080以下であることを特徴とする予混合圧縮着火エンジン用燃料油組成物である。 (もっと読む)


【課題】PCCI燃焼に適した新規の着火性指標を創出し、該着火性指標で燃料を規定することで、PCCI燃焼が成立する負荷条件の範囲を、ガソリンや軽油等の従来の自動車用燃料ではなし得ない範囲まで拡大することが可能な予混合圧縮自己着火式エンジン用の燃料油組成物を提供する。
【解決手段】硫黄分が10質量ppm以下で、90容量%留出温度が350℃以下で、水素/炭素比が1.85〜2.10で、アンチノック性指数(AKI)が55以上で、着火性指数(IQI)が30〜50で、CO2排出原単位(CO2I)が0.069(CO2−g/kJ)以下で、且つ芳香族性(Ha/Htotal)が0.05以下であることを特徴とする予混合圧縮自己着火式エンジン用燃料油組成物である。 (もっと読む)


【課題】排気ガスの熱でナフテンを芳香族に転化できる反応器を具えたディーゼルエンジン及び予混合圧縮着火(PCCI)式のディーゼルエンジンを提供する。
【解決手段】ディーゼルエンジンに排気ガスの熱を利用してナフテンを芳香族に転化できる反応器(6) を装着することで、廃熱回収、熱効率の向上を図る。また、PCCIエンジンに反応器を装着することで、低負荷などの低温度条件下ではセタン価の高いベース燃料(ナフテン系燃料)を、高負荷条件下ではセタン価の低い改質油(芳香族系燃料)を供給することで、PCCI運転領域を飛躍的に拡大させてCO2 の削減を図る。 (もっと読む)


【課題】熱分解油を含有する炭化水素油、特には熱分解油を含有する直留灯軽油留分を処理する際に、不溶性の炭素質の生成を抑制するための汚れ防止方法および該方法を用いる炭化水素油の製造方法を提供する。
【解決手段】熱分解油を5〜90容量%含有する炭化水素油に、ニトロキシル化合物を1質量ppm〜5質量%混合することからなり、好ましくは、前記ニトロキシル化合物がピペリジン‐1‐オキシル類で、さらに好ましくは、前記熱分解油を含有する炭化水素油が、沸点範囲が150〜400℃、芳香族分が20〜90容量%、臭素価が3〜30gBr2/100g、ジエン価が1〜10gI2/100gの灯軽油留分であることからなる石油精製プロセスの汚れ防止方法、および前記ニトロキシル化合物を混合した後に、加熱処理することからなる炭化水素油の製造方法。 (もっと読む)


【課題】排気ガスの熱でナフテンを芳香族に転化できる反応器を具えた火花点火(SA)エンジン及び予混合化圧縮着火(CAI)エンジンを提供する。
【解決手段】SAエンジンに排気ガスの熱を利用してナフテンを芳香族に転化できる反応器(6)を装着することで、廃熱回収、熱効率の向上を図る。また、CAIエンジンに反応器を装着することで、低負荷などの低温度条件下ではセタン価の高いベース燃料(ナフテン系燃料)を、高負荷条件下ではオクタン価の高い改質油(芳香族系燃料)を供給することで、予混合化圧縮着火(CAI)運転領域を飛躍的に拡大させてCO2 の削減を図る。 (もっと読む)


【課題】水蒸気改質触媒層での改質反応を高めつつ、水素分離膜での水素透過量の低下を抑えて、効率良く水素を分離精製することが可能な膜分離型水素製造装置を提供する。
【解決手段】炭化水素と水蒸気の入口部1を上流として、上流側に配置された前段触媒層2と、該前段触媒層2の下流側に配置された後段触媒層3と、水素透過能を有する水素分離膜4とを備える膜分離型水素製造装置であって、前段触媒層2は炭化水素を水蒸気改質する水蒸気改質触媒からなり、水素分離膜4は前段触媒層2に配置又は接することなく後段触媒層3の内部又は外部に配置され、前段触媒層2の流路方向に垂直な面による断面の面積S1と、該断面と平行な面による後段触媒層3の断面の面積S2とが、式:S1≧100/65×S2の関係を満たすことを特徴とする膜分離型水素製造装置である。 (もっと読む)


【課題】ガソリン組成物の基材として主に用いられる流動接触分解ガソリンについて、二段脱硫法等により硫黄分を低減した後でも安定的にオクタン価を向上させることで、オクタン価を向上させたガソリン組成物を提供する。
【解決手段】90%留出温度が80〜120℃の基材1と、10%留出温度が100〜130℃で且つ90%留出温度が190℃以下の基材2とを混合して得たガソリン留分を90容量%以上含有し、全硫黄分が10質量ppm以下、リサーチ法オクタン価が90〜96、リード蒸気圧が55kPa以下、芳香族含有量が10〜30容量%、オレフィン含有量が10容量%以上であることを特徴とするガソリン組成物である。 (もっと読む)


【課題】分子篩作用(又は形状選択性)を有し触媒活性に優れた触媒を用いることにより、異性化・吸着分離工程を行わなくても、高純度のパラキシレンを効率よく製造することが可能な方法を提供する。
【解決手段】ベンゼン、トルエンのうち少なくとも1種を原料としたアルキル化または不均化を行う際、1次粒子径が100μm以下であるMFI型ゼオライトを単結晶シリケートで被覆する合成ゼオライト触媒の製造方法において、原料として、MFI型ゼオライト、構造規定剤、及び平均粒径が10nm以上1.0μm未満であるシリカ原料を用い、X×Y<0.05を満たす範囲(ここで、X:シリカ原料の濃度(mol%)、Y:構造規定剤の濃度(mol%))で混合した水溶液を用いて、前記MFI型ゼオライトを被覆化処理して製造した合成ゼオライト触媒を使用することを特徴とする高純度パラキシレンの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】ディーゼル排気ガス中のPM全体の重量、構成する粒子の総個数、及び微小粒子の個数を少なくするとともに、燃費が良好な軽油組成物を提供する。
【解決手段】全芳香族分が5.0〜10.0容量%、2環芳香族分が4.0容量%以下、3環以上の芳香族分が0.5容量%以下、15℃における密度が0.80g/cm3以上、30℃における動粘度が2.7〜3.5mm2/s、90%留出温度が320〜350℃である軽油組成物。 (もっと読む)


【課題】ディーゼル排気ガス中のPM全体の重量、構成する粒子の総個数、及び微小粒子の個数を少なくするとともに、燃費が良好な軽油組成物を提供する。
【解決手段】全芳香族分が12.0〜16.0容量%、2環芳香族分が3.0容量%以下、3環以上の芳香族分が1.5容量%以下、15℃における密度が0.810〜0.825g/cm3、30℃における動粘度が3.2〜4.2mm2/s、90%留出温度が320〜370℃である軽油組成物。 (もっと読む)


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