説明

国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学により出願された特許

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【課題】多数の試料(液体試料)と標的(固体試料)との組み合わせを簡素な構造で解析できる試料解析装置(例えば、遺伝子解析用PCRチップ)を提供することを目的とする。
【解決手段】試料解析装置1は、液体試料2を収容可能な少なくとも一つ以上の貯蔵チャンバ32と、固体試料3が収容された少なくとも一つ以上の反応チャンバ35と、貯蔵チャンバ32と反応チャンバ35とを連通する液体導入流路34と、反応チャンバ35近傍に設けられた排出チャンバ36と、を備える。反応チャンバ35と排出チャンバ36との間にはガス透過材料を含んだ壁Wが設けられ、反応チャンバ35と排出チャンバ36との間に生じた圧力差によって、液体導入流路34及び反応チャンバ35内のガス並びに液体試料2中のガスが壁Wを通して排出チャンバ36に吸引されるとともに、貯蔵チャンバ32から反応チャンバ35に液体試料2が導入・充填される。 (もっと読む)


【課題】 微細ゲル粒子の集団的位置制御や移動が可能で、簡単に凝集沈殿することのない微細ゲル粒子含有水溶液及びその調製方法を提供する。
【解決手段】 多糖類をイオン架橋することによりゲル化して微細ゲル粒子を形成した後、架橋イオンを沈殿させる陰イオンを含む水溶液で処理し、水溶液に分散させる。処理後の微細ゲル粒子は、表面に屈折率の異なる含水層を有し、且つ表面電位の絶対値が10mV〜100mVである。 (もっと読む)


【課題】安定かつ物理的ストレスに耐え得る微細なスケールのラフトドメイン構造を備えたマイクロ液滴の作製方法を安価にかつ高い作製効率で提供する。
【解決手段】マイクロ液滴の作製方法は、少なくとも三種類の成分を含んだ脂質混合物を容器内で有機溶媒に溶解させる工程と、有機溶媒を揮発させ、容器内に脂質フィルムを形成する工程と、容器内にさらに油を加え、超音波処理を施し脂質フィルムを油に溶解させる工程と、容器内に水を加え、油と水とを攪拌する工程と、を含む。少なくとも三種類の成分は、飽和脂質と不飽和脂質とコレステロールとを含み、油は、オリーブオイル又は/及びドデカンであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】光照射によって誘電率を変化させることが可能な膜、およびそれを用いた電子デバイスを提供する。
【解決手段】薄膜トランジスタ20は、ガラス基板21、ゲート電極22、ゲート絶縁膜23、半導体層(活性層)24、ソース電極25およびドレイン電極26を備える。ゲート電極22、ゲート絶縁膜23および半導体層24は、この順序でガラス基板21上に積層されている。ソース電極25およびドレイン電極26は、半導体層24上に形成されている。ゲート絶縁膜23は、有機重合体と、その有機重合体中に分散された化合物とを含む溶液を、ガラス基板上に形成されたゲート絶縁膜上にスピンコート法によって塗布した。その化合物は、以下の式(1)で表される化合物および以下の(2)で表される化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物である。[化学式(1)および(2)]
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【課題】 簡単な操作でタンパク質の非特異的な結合や細胞の付着を効果的に防止することができ、バイオマテリアルやバイオチップとして利用し得る表面処理材を提供し、さらには表面処理方法を提供する。
【解決手段】 本発明の表面処理材では、末端に親水性の官能基を有する樹状高分子が基材表面に結合されている。樹状高分子は第3世代以上の樹状高分子である。あるいは、樹状高分子の直径が3nm以上である。本発明の表面処理材は、タンパク質付着防止機能や 細胞付着防止機能を有し、バイオチップ用として好適である。 (もっと読む)


【課題】金属イオンを吸着した吸着剤から金属を回収するための新規な方法および装置を提供する。
【解決手段】本発明の方法は、イオンが移動可能な物質に接するように配置された第1および第2の電極21および22の間に、第1の電極21がカソードとなるように電圧を印加する工程(i)を含む。その物質は、金属のイオンを吸着した高分子を含有する吸着剤(ゲル11)を含む。その高分子が、スイゼンジノリから抽出される高分子と同じ構成単位を含む高分子である。工程(i)において、第1の電極21は吸着剤に接するように配置されている。工程(i)の電圧印加によって第1の電極21の表面に上記金属を析出させる。 (もっと読む)


【課題】駆動電圧の低減および長寿命化が可能な有機EL素子を提供する。
【解決手段】有機EL素子10は、陽極と、陰極(Al層17)と、陽極と陰極との間に配置され発光層を含む有機層20とを備える。陽極のうち少なくとも有機層20側が、透光性の酸化物半導体層(ITO層12)からなる。酸化物半導体層と有機層20との間に二酸化モリブデン層13が配置されている。そして、二酸化モリブデン層13を厚さが均一な層であると仮定したときの二酸化モリブデン層13の厚さが2nm以下である。 (もっと読む)


【課題】透明性及び耐擦り傷性が要求される製品に適用できる自己修復性樹脂体、これを有する自己修復性構造体、自己修復性樹脂体の製造方法及びこれに用いられる自己修復性樹脂体形成材料を提供する。
【解決手段】自己修復性樹脂体は、ダングリング鎖を有し、且つ架橋構造を有する非晶性ポリマーXと、動的粘弾性測定によるガラス転移点温度が室温以上である非晶性ポリマーYとを含む。
自己修復性構造体は、基材と、基材上に配設された自己修復性樹脂体とを有する。 (もっと読む)


【課題】分散不良が生じず、複屈折が小さいメタクリル酸エステル系樹脂組成物およびその製造方法ならびに前記透明性メタクリル酸エステル系樹脂組成物からなる樹脂フイルムを提供すること。
【解決手段】メタクリル酸エステル系重合体およびジアセタール化合物を含有する透明性メタクリル酸エステル系樹脂組成物、メタクリル酸エステル系重合体とジアセタール化合物とを混合し、メタクリル酸エステル系重合体の軟化温度以上の温度でかつメタクリル酸エステル系重合体の分解温度以下の温度に加熱することを特徴とする透明性メタクリル酸エステル系樹脂組成物の製造方法、前記透明性メタクリル酸エステル系樹脂組成物からなる樹脂フイルム。 (もっと読む)


【課題】金属微粒子分散液を基材上にパターニング(塗布を含む)して、導電性の良好な導電膜又は導電回路の形成方法を提供する。
【解決手段】基材上に、還元作用を有する有機溶媒を含む金属微粒子分散液をパターニングし、リフロー炉構造の加熱炉内で、該基材上の金属微粒子を不活性ガス雰囲気下で加熱焼成して該金属微粒子を焼結する、基材上の導電膜又は導電回路の形成方法であって、前記加熱炉は基材の搬送導路に昇温ゾーン、本加熱ゾーン、及び冷却ゾーンがこの順に形成され、該昇温ゾーンの一部と本加熱ゾーン内には基材を覆うためのトンネル形状の覆い21が設けられ、該覆い21内には、昇温ゾーンに不活性ガス流抑制バリア壁22、及び本加熱ゾーンの出口近傍に不活性ガス流入抑制バリア壁23が設けられていて、金属微粒子の還元・焼結が、前記有機溶媒蒸気の存在下で行なわれる、基材上の導電膜又は導電回路の形成方法。 (もっと読む)


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