説明

国立大学法人 香川大学により出願された特許

81 - 90 / 285


【課題】加工時や廃棄時に環境負荷が少なく、かつ安価に製造できる撥水撥油性部材とその製造方法及びそれらを用いた物品を提供する。
【解決手段】炭化水素基中の水素原子の一部又は全部がフッ素原子及びフッ化炭素基のいずれか一方又は双方で置換された含フッ素官能基を有する物質2が、基材3の表面の少なくとも一部を覆うように存在する撥水撥油性部材1、炭化水素基を有する物質が表面の少なくとも一部を覆うように存在する基材3の表面を、フッ化炭素基を含むガス雰囲気中で低圧プラズマ処理する工程Aを含む撥水撥油性部材1の製造方法、及びそれらを用いた物品を提供する。 (もっと読む)


【課題】衝撃吸収能力の高い鈴形中空金属球とその製造方法と衝撃吸収用構造材を提供する。
【解決手段】鈴形中空金属球1は、加圧によって徐々に潰れていく衝撃吸収体であって、金属薄板を湾曲させて球状の隔壁に形成して得た球体からなり、隔壁には開孔部が形成されており、開孔部が、2ヵ所の小孔とそれらをつなぐスリットSからなり、金属板が、鋼板、ステンレス板またはアルミニウム板のいずれか一である。中空構造材に多数の鈴形中空金属球1を充填した構造体は、外力を加えると鈴形中空金属球1が時間をかけてつぶれていくので、良好な圧縮エネルギー吸収特性を発揮する。このため、衝撃吸収用構造材を軽量にできる。 (もっと読む)


【課題】生体内分解性の樹脂を加熱し軟化又は溶解し、金型(鋳型)でプレスしてマイクロニードルを製造する方法は良く知られている。この方法では、針状突起の折損が多く、品質のよいものは歩留まりが低い状況であり、周辺部や末端部では、針の根元で湾曲する傾向が見られた。特に収縮率の高いPGAほど湾曲する傾向が見られた。そこで、これらの欠点を克服するマイクロニードルの製造方法の提供が課題となっていた。
【解決手段】樹脂の冷却収縮時に生じる応力を遮断するため、上記応力の遮蔽板を設置した金属金型(鋳型)を作製し、プレス加工によるマイクロニードルの作製を行った。これにより、マイクロニードル外周部の針状突起の湾曲は抑制され、特に、熱収縮性の大きいPGA樹脂を用いても、図8に示されるような品質のよいマイクロニードルが提供できるようになった。 (もっと読む)


【課題】法面の補強機能と緑化機能の両方に勝れた緑化用石詰篭構造体を得る。
【解決手段】栗石3を充填した金網製の石詰篭2の上面部分に、吸水性と保水性とを有する基盤マット4を配設する共に、該基盤マット4の上に、植物の苗又は種子を植え付けた植生マット5を載置することにより緑化用石詰篭構造体1Aを形成し、上記基盤マット4の一部を石詰篭2の側面に沿って折り曲げることにより、石詰篭近辺の土壌と接触して該土壌中の水分を吸収する吸水部4aを形成する。 (もっと読む)


【課題】耐久性が高く、安価に製造することができ、人体及び環境に対する安全性が高い透明な防汚性抗菌防黴被膜及びその製造方法、並びにそれらを用いた製品を提供する。
【解決手段】防汚性抗菌防黴被膜10は、分子の一端にフッ化炭素基を有する第1の膜物質、及び分子の一端に結合基を有する第2の膜物質の混合被膜12を基材11の表面に混合形成する工程Aと、抗菌防黴性の金属原子、イオン又は金属微粒子と結合基との間で形成される結合を介して、金属原子、イオン又は金属微粒子を混合被膜12の表面に固定する工程Bとを有する方法により製造され、基材11の表面に化学結合した、第1及び第2の膜物質が形成する混合被膜12と、前記配位結合基との間に形成される配位結合を介して前記混合被膜の表面に固定された抗菌防黴性の金属原子、イオン又は金属微粒子13とを有している。 (もっと読む)


【課題】製造が容易で製造が容易で、撥水性能を容易に回復可能であると共に接触面を汚さない撥水性弾性体組成物、その製造方法及びそれを用いた摩擦部材を提供する。
【解決手段】撥水性弾性体組成物10において、無機充填剤12の一部が表面に露出し、露出した無機充填剤12の表面には撥水性被膜形成分子14が共有結合し、撥水性被膜15を形成している。撥水性弾性体組成物10は、弾性を有する樹脂11と無機充填剤12とを混合し所定の形状に成形した弾性体成形物13の表面に露出した無機充填剤12の表面に撥水性被膜形成分子14を共有結合させ、撥水性被膜15を形成する工程を有する製造方法により製造される。 (もっと読む)


【課題】撥水撥油防汚機能に加え、耐摩耗性や耐候性等の耐久性、水滴離水性、撥油性、防汚性が向上した撥水撥油防汚性ガラスとその製造方法並びにそれらを用いたガラス窓、太陽エネルギー利用装置及び光学機器を提供する。
【解決手段】ガラス基材11の表面の少なくとも一部を覆うようにその表面に結合固定された第1の微粒子12aと、第1の微粒子12aの表面の少なくとも一部を覆うようにその表面に結合固定され、第1の微粒子12aよりも粒径の小さな第2の微粒子13と、
第1及び第2の微粒子12a、13の表面に形成された撥水撥油防汚性薄膜15aとを有することを特徴とする撥水撥油防汚性ガラス10。 (もっと読む)


【課題】反射光を大きな観測角で観測できる再帰性反射シートを提供する。
【解決手段】光透過性材料のシート10を用い、シート10の表面に凸レンズ1となる球面状凸部が多数、隙間なく形成され、シート10の裏面に凹面反射鏡2となる球面状凸部が多数、隙間なく形成され、各凸レンズ1と各凹面反射鏡2の平面形状と寸法は同一であって、略同一の光軸上に位置するよう形成されており、光軸上における凸レンズ1の曲率中心と凹面反射鏡2の曲率中心が互いに離間している。凸レンズ1の曲率中心と凹面反射鏡2の曲率中心が離れているので、入射光線が凹面反射鏡2の反射面において1点に集中せず、広がりを以って分布する。出射光線も広がりをもって反射するようになるので、反射光線を大きな観測角で見ることができる。標識や人達を観測することが容易となり、車両の運転者にとっては運転環境の改善や交通事故の低減、安全性の確保などが期待できる。 (もっと読む)


【課題】プレス成形が可能な十分な伸びと、衝突性能を確保するための高い降伏強度を同時に有する高強度鋼板を提供する。
【解決手段】金属組織がオーステナイト相とフェライト相からなる高強度鋼板であって、オーステナイト相とフェライト相が交互に積層したラメラ組織であり、金属組織に占めるフェライト相の面積率が10%〜50%で残部がオーステナイト相であり、オーステナイト相およびフェライト相の板厚方向の平均厚さがそれぞれ10μm以下と6μm以下である。 (もっと読む)


【課題】高感度で所定の周波数のテラヘルツ光を検出できるテラヘルツ光検出素子および、かかるテラヘルツ光検出素子を有する光学設備を提供する。
【解決手段】
屈折率の異なる層を交互に配設することによって形成された1次元フォトニック結晶から形成されており、1次元フォトニック結晶は、テラヘルツ光が入射されると電気光学効果が生じる部材によって形成された欠陥部12と、入射されたテラヘルツ光を、欠陥部12内で共振させ得る構造に形成された一対のミラー部13,13とを備えている。テラヘルツ光が入射されると、電気光学効果によって欠陥部内に複屈折を誘起させることができるから、複屈折率を測定すれば、テラヘルツ光が入射したか否かを検出することができる。しかも、入射したテラヘルツ光を欠陥部内で共振させることができるから、テラヘルツ光を検出する感度を高くすることができる。 (もっと読む)


81 - 90 / 285