説明

愛知県により出願された特許

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【課題】マイクロ流体チップを用いて、極低濃度のがん細胞をその他の細胞から迅速にかつ正確に分離することができ、がん細胞およびその他の細胞を非侵襲的に回収することができるがん細胞自動分離装置およびがん細胞自動分離方法を提供する。
【解決手段】微小流路に導入されたがん細胞を含む細胞懸濁流体から、がん細胞を自動分離するがん細胞自動分離装置であって、前記微小流路は、(a)主流路、(b)前記主流路の上端において、前記主流路の延長方向に設けられた、前記細胞懸濁流体が導入される第1の入口分岐流路、及び(c)前記主流路の上端において、前記主流路に対し所定の角度をつけて設けられた、細胞や微粒子を含まない流体が導入される第2の入口分岐流路を有し、前記主流路は、その流路高さが標的がん細胞の代表径以下となる部分Aを、前記第2の入口分岐流路とは反対側に有することを特徴とするがん細胞自動分離装置。 (もっと読む)


【課題】消化管間質腫瘍(GIST)患者の予後予測のためのキット及び方法を提供する。
【解決手段】GISTをもつ患者の生物学的検体においてREC8遺伝子及びPAX3遺伝子のうちの少なくとも1つの遺伝子のメチル化の有無を測定し、該遺伝子がメチル化されている場合予後不良であり、一方メチル化されていない場合予後良好であると決定することを含む、該患者の予後をインビトロで予測する方法、ならびに、GIST検査用キット。 (もっと読む)


【課題】被験者における卵巣癌と子宮内膜症とを高精度で鑑別できる技術を提供する。
【解決手段】被験者の体液中におけるCA125に結合しているシアリルTn抗原を指標として、前記被験者における卵巣癌を検出することを特徴とする卵巣癌の検出方法が提供される。CA125に対する抗体とシアリルTn抗原に対する抗体とを組み合わせたサンドイッチイムノアッセイを採用することができる。当該方法を用いた卵巣癌と子宮内膜症との鑑別方法、並びに、これらの方法に用いるためのキットも提供される。 (もっと読む)


【課題】ワクチンとして有用な弱毒ヒトサイトメガロウイルスを提供すること。
【解決手段】ヒトサイトメガロウイルス(HCMV)のUL79、87又は95遺伝子オープンリーディングフレーム(ORF)中に突然変異を生じさせることにより、これらの遺伝子の1つ若しくは複数からの産生が低下又は消失している、弱毒HCMV。 (もっと読む)


【課題】安価で、簡便に、かつ低侵襲的に、そして高い正診率で上皮性卵巣癌を検出することのできる上皮性卵巣癌鑑別マーカーとそれを用いた上皮性卵巣癌罹患判定方法の開発及び提供を目的とする。
【解決手段】上皮性卵巣癌細胞が分泌する、特定位置のアスパラギン残基に糖鎖が付加された糖タンパク質を、又は糖鎖を有するその断片を上皮性卵巣癌鑑別マーカーとして提供する。また、その糖タンパク質を用いて、上皮性卵巣癌罹患判定する方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、エプスタイン-バールウイルス(以下EBVと記載する)に特異的な細胞傷害性T細胞エピトープペプチド、該ペプチドを用いたEBVの感染および同ウイルス陽性の癌を治療又は予防するワクチン、EBVに対する受動免疫療法剤、およびEBVに特異的な細胞傷害性T細胞の定量方法の提供を目的とする。
【解決手段】 本発明者らは、EBV関連蛋白質であるLMP1およびEBNA1のmRNAを抗原提示細胞に導入し、該細胞がEBVに特異的な細胞傷害性T細胞を誘導することを明らかにした。また、該細胞傷害性T細胞は、HLA-A*0206分子、HLA-Cw*0303分子またはHLA-Cw*0304分子に提示されているエピトープペプチドを認識し、さらにEBVが感染しているB細胞の成長を阻害し、EBVが感染しているNKリンパ腫またはNK細胞を溶解することを明らかにした。 (もっと読む)


【課題】ヒトサイトメガロウイルス(HCMV)の弱毒化及びワクチンの提供。
【解決手段】HCMVのUL76遺伝子ORF中のIRES配列が不活性化された弱毒HCMVウイルス。前記IRES配列が、IRES以外の別の核酸配列によって置換されている、弱毒HCMVウイルス。該弱毒HCMVウイルスを含む、HCMV感染の予防又は治療用ワクチン。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、特定の糖鎖構造を有する糖タンパク質を免疫学的に検出することにより癌を検出する方法である。
【解決手段】当該課題は、生体由来の試料と抗シアリルTn抗体及び抗MUC1抗体とを接触させることにより、前記抗体がともにシアリルTnを有するMUC1糖タンパク質を特異的に検出する手段により解決することができる。 (もっと読む)


【課題】悪性胸膜中皮腫を検出するための方法を提供する。
【解決手段】悪性胸膜中皮腫を検出するための方法あるいは悪性胸膜中皮腫に罹患した被験者の予後を測定する方法であって、被験者からの生物学的サンプルにおいて、TMEM30B遺伝子、KAZALD1遺伝子およびMAPK13遺伝子からなる群から選択される少なくとも1つの遺伝子のメチル化またはメチル化程度を検出することを含み、該遺伝子がメチル化されているとき悪性胸膜中皮腫であると判定する方法、あるいは、該遺伝子のメチル化程度が、予後不良被験者のメチル化程度と比べて低いとき、該疾患の予後が良好であると決定する方法、ならびに、これらの方法に使用するためのキット。 (もっと読む)


【課題】簡便かつ正確に癌の悪性度を検知できる新たな方法を提供すること。
【解決手段】癌組織の細胞質内に存在するヘパラン硫酸糖鎖分子中のGlcA−GlcNH3+構造の存在の程度を検出するステップを含む、癌の悪性度の検知方法。 (もっと読む)


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