説明

株式会社シグマーリサイクル技術研究所により出願された特許

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【課題】 セルロース分子鎖の特定配向を持つ膜を用いて、液晶および剛直性分子の配向を制御する液晶配向膜、液晶表示素子を提案すること。
【解決方法】 再生セルロース多孔膜において、面内での複屈折度が0.001〜0.05であり、空孔率が40%以上で膜厚が100μm以下の膜を用い、この膜の孔内に液晶または液体状態の剛直性分子を含有させることにより、該分子の配向を温度あるいは電圧で制御できる液晶配向膜を提供する。この方法によりラビングによる配向処理をすることなく、スペーサー等の支持体も不要であり、直接この膜を電極に挟むことで液晶パネルとしての利用が可能となる。このような膜を用い、電場、温度により分子の配向制御を行うことで新たな液晶パネル、光制御フィルムの利用が可能となる。 (もっと読む)


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