説明

株式会社サコダバイオ研究所により出願された特許

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【課題】タンニンやリグニン等の渋みを有する木くずの新たな利用技術を提供する。
【解決手段】少なくとも木くず、納豆菌及び放線菌を混合する第1混合工程と、第1混合工程において混合した混合物を熟成させる熟成工程と、熟成工程において熟成させた熟成物に食品生産時に生ずる食品製造廃棄物を添加して混合する第2混合工程と、第2混合工程において混合した混合物に発酵装置で混合加熱処理を施してこれを十分に発酵させる発酵処理工程と、を有することを特徴とする。タンニンやリグニン等の渋みが分解された木くずの繊維と、さらに様々な栄養成分や食味成分が残存する食品製造廃棄物とは、動物が食するのに十分な飼料素材となり、該混合物が十分に発酵が進んだものを、動物は好んで食すると考えられる。さらに、病原性微生物の増殖が抑制されており、衛生的な家畜用飼料となる。 (もっと読む)


【課題】農村地域のみならず住宅街近郊においても自然に近い環境で動物を健康に飼育できる畜舎を提供する。
【解決手段】複数の支柱1と、動物を飼育するための飼育床と、この飼育床に敷いて動物を飼育するための飼育用床敷材料と、を備え、支柱1間には壁が設けられておらず、支柱1間は、空気が移動可能に開放されて、2階建てとしている。前記飼育用床敷材料は、少なくとも動物の糞、土、木くず、藁材及び納豆菌を混合し、該混合物を熟成させた後、該熟成物に食品生産時に生ずる食品製造廃棄物を添加して混合し、ついで該混合物に混合加熱処理を施してこれを十分に発酵させて製造したものである。これを飼育場所に敷いて動物を飼育すると、環境の汚染源となる糞尿の有機物を分解し、糞尿から発する臭気を無くすることができるため、住宅街近郊においても飼育可能な畜舎10となる。 (もっと読む)


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