説明

有限会社エスティニューテック研究会により出願された特許

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【課題】 シングル配筋RC基礎に生じる上面割裂の発生程度を、ダブル配筋RC基礎におけるそれにより一層近づけられるようにすること、
【解決手段】 補強筋組立体3を施工現場で組み立てるとき、閉ループを形成する補強輪5を主筋1の全長もしくは部分長を囲むように配置する。その補強輪5をコンクリート打設により補強筋組立体3と共に被覆して基礎を構築する。補強輪は、コイル筋5Aとしたり、百足形筋を上下に対面させて閉ループを形成させた百足形鉄筋組立体とすることもできる。ダブル配筋のように鉄筋の消費量は多くならず、繋ぎ筋の使用量が抑えられる。工事の迅速化や低廉化が図られるうえ、RC基礎としての高い品質を発揮させることができるようになる。 (もっと読む)


【課題】 既存基礎自体が何ら損傷を受けることなく、付加工事による補強が基礎全体の剪断耐力増強に寄与できるようにすること。
【解決手段】 上下方向に間隔をおいて一垂直面内に位置しつつ長手方向へ延びる主筋1とその主筋をつなぐため長手方向に間隔をおいて並ぶ縦筋2とによって補強された低層住宅用シングル配筋既設RC基礎3の立ち上がり面3aに、長手方向に間隔をおいて一垂直面内に位置する補強用縦筋4とその補強用縦筋をつなぐための桟材5からなる付加補強筋組立体6をあてがう。その補強筋組立体を露出させないようにポリマーセメントモルタル7を基礎立ち上がり面3aに塗着し、基礎を拡幅すると共に剪断耐力の増強が図られるようにする。施工が極めて簡単かつ短期に済ませられ、工事の低廉化を促進できる。 (もっと読む)


【課題】 シングル配筋RC基礎に爾後的に開口を設け、この中に配管や配線を通すために空間を残したままとしても、貫通孔なし基礎と同等もしくはそれを越える曲げ耐力や剪断耐力を生じさせることができる補強を可能にする。
【解決手段】 上下方向に間隔をおいて一垂直面内に位置しつつ長手方向へ延びる主筋6とその主筋をつなぐため長手方向に間隔をおいて並ぶ縦筋7とによって補強された低層住宅用シングル配筋既設RC基礎1に貫通孔2を穿設する。水平に対して約45度に傾斜した付加補強筋4により貫通孔2の開口部周囲を取り巻き、その補強筋が露出しないようにポリマーセメントモルタル5を基礎立ち上がり面3に塗着する。施工が極めて簡単かつ短期に済ませられ、工事の低廉化が促進される。 (もっと読む)


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