説明

東洋テックス株式会社により出願された特許

1 - 5 / 5


【課題】植林再生可能な樹種を用いると共に曲げ強さと剛性に優れる木質床材を提供する。
【解決手段】台板5としてファルカタ合板を用い、台板5の表層、または表層および裏層に高密度木質繊維集積板(HDF1)を積層している。ファルカタ合板は厚さ6〜13mm、密度0.30〜0.55g/cm、曲げ強さ20MPa以上である。ファルカタ合板がファルカタ単板を積層して接着したものであり、用いた接着剤がフェノール樹脂である。台板5に植林再生可能なファルカタを使用し、表層、または表層及び裏層に植林再生可能な広葉樹・針葉樹を用いたHDF1使用しているため、環境対応の床材となる。台板5に剛性が低目となるファルカタ合板を使用しているが、強剛性のHDF1を積層して使用するため、全体構成としては強剛性となる。 (もっと読む)


【課題】植林再生可能な広葉樹・針葉樹を使用でき、曲げ剛性が高く、とりわけ美麗表面保護および表面平滑性に優れた木質繊維集積板を提供する。
【解決手段】木質繊維1aを集積し、バインダー1bを用いて一体化成形された集積板であって、密度分布が0.75〜1.20g/cmの範囲であって、表層1.5mm以内において密度が0.80g cm以上の層が存在し、厚さが3.5mm以下である。バインダー1bが、ポリイソシアネート樹脂またはメラミンユリア樹脂である。ポリイソシアネート樹脂がポリメリックMDIである。芯層が木質ボードを積層した積層体であり、積層体の表層の少なくとも一方に、請求項1〜7のいずれかに記載の木質繊維集積板1を表層のうちの少なくとも一方に積層している。 (もっと読む)


【課題】反りや歪みが発生しにくく耐水性をよくして、寸法安定性が向上する床材に好適な建築用床材の製法を提供する。
【解決手段】木質繊維集積板の表面に、耐水性を有する熱硬化性樹脂を塗布含浸して乾燥させる工程と、熱硬化性樹脂が半硬化した状態で、化粧材貼り付け用の接着剤を塗布する工程と、工程で塗布された接着剤の上面に化粧材を積層して、熱圧プレスして熱硬化性樹脂と接着剤を同時に完全硬化させる工程を順に実行し、芯材としての合板の表裏両面に中密度以上の木質繊維集積板を貼り合わせており、かつ表面側の木質繊維集積板の表面に化粧材を貼り合わせた建築用床材を得る。 (もっと読む)


【課題】植林再生可能な広葉樹・針葉樹を使用でき、曲げ剛性が高く表面平滑性に優れた木質繊維集積板、充分な曲げたわみ基準を満足する床材を提供する。
【解決手段】木質繊維を集積し、バインダーを用いて一体化成形した集積板であって、厚さが2.6〜3mm、密度分布が0.75〜1.20g/cmの範囲であって、a)集積板の表裏両面における表層部の厚さが0.1〜1.3mm、密度が0.95g/cm以上、b)中層部の厚さが0.3mm以上、密度が0.75g/cm以上を満足する木質繊維集積板である。木質繊維を集積・一体化するのでチップ化できる広葉樹・針葉樹を原料として使用でき、熱帯林産の木材を使用した合板を使う必要がない。高密度で密度分布が工夫されているので、高い強度・剛性が得られる。高密度の性質を活かせるので表面平滑性が高くなり、補修工程を必要としない。この木質繊維集積板を積層すると、必要以上の重量増加も招くことはなく、好適な強度を有する床材が得られる。 (もっと読む)


【課題】反りや歪みが発生しにくく床材に好適な建築用床材を提供する。
【解決手段】芯材として合板1を用い、合板1の表裏両面に中密度以上の木質繊維集積板2を貼り合わせ、表面側の木質繊維集積板2の表面に化粧材3を貼り合わせている。床材Aの総厚みに対する合板1の厚みが85%〜25%である。合板1の表裏両面に木質繊維集積板2を貼付しているので、床材A全体として見たとき、裏側と表側の伸縮率、張力、応力が同条件になり、反りや歪みを低減できる。床材Aの芯材となる合板1の厚みが床材Aの85%〜25%あると、実加工するときに合板部分に実を形成できるので、従来の合板床材と同様の施工性を保つことができる。 (もっと読む)


1 - 5 / 5