説明

株式会社ティー・ティー・エムにより出願された特許

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【課題】本発明の課題は、ドライケミストリーにより試料中のADPを正確に測定する方法およびそれに使用する検査器具を提供することにある
【解決手段】試料中のADPにADP依存性ヘキソキナーゼ等を用いて酵素反応をさせる際、ホスホエノールピルビン酸とピルビン酸キナーゼを共存させて、ドライケミストリーにより測定することにより、ブランク値が減少し、かつ、検量線の傾きが小さくなり、かつ、結果的にADPの測定可能な濃度を広くし、正確に測定できる。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、高濃度で試料中に存在するデヒドロゲナーゼまたは対応する基質をドライケミストリーの技術により正確に測定する方法およびそれに用いる検査器具を提供することにある。
【解決手段】液状流体試料中のデヒドロゲナーゼまたは対応する基質、または酵素反応によりデヒドロゲナーゼまたは対応する基質を中間的または最終的に発生する液状流体試料中の特定物質を測定する方法であって、該液状流体試料と試薬とを反応させる検査器具を用いた測定方法であり、
用いる検査器具が、少なくとも反応室とその反応室を構成するための隣接する面を有し、その面の少なくとも一部に試薬が付着されており、かつ、試薬が、液状流体試料中のデヒドロゲナーゼまたは対応する基質を測定するための酵素反応を行うための試薬、あるいは、酵素反応によりデヒドロゲナーゼまたは対応する基質を中間的または最終的に発生する試料中の特定物質を測定するための試薬であり、かつ、液状流体試料を反応室に供給し、試薬が付着された面と接触させることにより、付着された試薬を液状流体試料中に溶解させて液状流体試料と混合し、デヒドロゲナーゼまたは対応する基質および試薬による酵素反応を液状で行い、その液状流体試料中のデヒドロゲナーゼまたは対応する基質、または特定物質を測定する、測定方法により、高濃度で試料中に存在するデヒドロゲナーゼまたは対応する基質、または特定物質をドライケミストリーの技術により正確に測定することができる。 (もっと読む)


【課題】 試験チップ内の試料に一定の圧力を所定時間加え続け、かつ、試薬チップを所定位置に確実に位置決めすることが可能な血液分析装置を提供する。
【解決手段】 中空キャップ押圧機構16は、鉛直下方向の成分F1’と試薬チップ1が係止させられている所定方向(矢印D3)の成分F2とを合成した力F1を中空キャップ15に加えて押圧する。 (もっと読む)


【課題】 大きな気泡による吸光度の誤差を排除する。
【手段】 載置部10は、試薬反応室における上面が水平面に対して斜めに保持されるために、走査軸と同じ平面に属する軸を中心にして回転保持されている。制御部7は、載置部10が前記回転保持された状態で、計測部4に発光命令および走査手段6に走査命令を与える。演算手段8は受光部5の計測値に基づいて吸光度を演算する。載置部10を走査軸と同じ平面に属する軸を中心にして回転保持させた状態で、前記発光命令および前記走査命令を与えているので、試薬反応室内に気泡が存在する場合であっても、前記計測部4の光軸上以外の位置に気泡を移動させた計測が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 大きな気泡による吸光度の誤差を排除した吸光度を求める。
【手段】 制御部7は試薬反応室における複数の地点を計測候補として決定して、前記複数の計測候補に第1発光部3を移動させると共に前記発光命令を与え、さらに、前記各計測候補に第2発光部4を相対的に移動させると共に前記発光命令を与える。演算手段8は第2波長の光の計測吸光度が閾値記憶手段9に記憶された閾値以上の計測地点を対象外計測地点として決定し、前記対象外計測地点以外の対象計測地点における第1波長による計測吸光度に基づき、検査対象液状物の吸光度を求める。 (もっと読む)


【課題】 大きな気泡による吸光度の誤差を排除した吸光度を求める。
【手段】 制御部7は試薬反応室における複数の地点を計測候補として決定して、前記複数の計測候補に第1発光部3を移動させると共に前記発光命令を与え、さらに、前記各計測候補に第2発光部4を相対的に移動させると共に前記発光命令を与える。演算手段8は第2波長の光の計測吸光度が閾値記憶手段9に記憶された閾値以上の計測地点を対象外計測地点として決定し、前記対象外計測地点以外の対象計測地点における第1波長による計測吸光度に基づき、検査対象液状物の吸光度を求める。 (もっと読む)


【課題】ユーザによるキャリブレーションを不要とする。
【手段】 出荷する吸光度計測装置については、前記その固有特性値として、前記短波長除去機能部材および前記長波長除去機能部材についてそれぞれ記憶させて出荷する。試薬保持部材には、i)使用している試薬についての傾向特定データ、ii)補正装置10の固有特性値記憶手段15に記憶された固有特性値と当該試薬に対する吸光補正係数との相関関係を示す相関関係データを記憶しておく。計測時には、前記傾向特定データを読み出して、当該試薬の固有特性値を読み出す。固有特性値が決まれば、前記相関関係データによって、当該試薬に対するその吸光度計測装置における補正値が決定できる。 (もっと読む)


【課題】 複雑な装置や吸引操作を要することなく、単純な操作で精度の高い分析結果を迅速に得ることができ、さらには分析に要するコストが低廉であるような、体液の特定成分を分析するための分析器具を提供する。
【解決手段】 分析対象物質を含む試料を試料供給口2に適用し、試料供給口2を加圧したまま維持すると、試料は反応室4に移送され、そこで抗原抗体反応により固定化抗体―分析対象物質―標識抗体の複合体が形成される。反応が完了した後閉塞部材7を加熱すると、余剰の試料および余剰の標識抗体は廃液室6に移送され、その後反応室4を光学的に測定することによって、試料に含まれる分析対象物質を測定することができる。 (もっと読む)


【課題】 液状流体による反応について正確な計測を行う。
【解決手段】 第2プレート2、第4プレート4に、黒色の印刷面202b、204bが形成されている。印刷面202bは、第3プレート3の貫通部71の径よりも小さな領域を除き、第2プレート2の表面をほぼ覆っている。この部分には所定量の試薬が塗布されている。試薬が塗布される面には、親水処理がなされている。第4プレート4も、第2プレート2と同様である。試薬を塗布するとき、親水処理によって塗布された試薬が水平方向に広がろうとするとともに周囲の壁の撥水機能によりこの壁を越えていくように広がることを防止できる。これによりムラなく、試薬を塗布できる。また、印刷面により計測時に、一番小さな径でカットした透過光で計測が可能となるので、位置ズレによる不正確な計測を防止できる。
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【課題】 1の空間内で2種類の試薬とまとめて混合されるので、従来と比べて薄い部分や濃い部分ができるという問題を解決できる。
【解決手段】検体供給口11から検体Aを供給し、栓体5を検体供給口11に被せ、指で加圧する。測定室7や流路8内の空気が、第3プレートから外部に排出されて、検体Aが測定室7内に送り込まれる。測定室7の第1底面171および第2底面172には、それぞれ異なる試薬が塗布されており、測定室7の側面173の孔175から測定室7の空間に、検体Aが搬送されると、検体Aと2種類の試薬との反応が開始する。
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