説明

富士レビオ株式会社により出願された特許

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【課題】B/F分離工程に要する時間の短縮化、装置構成の簡略化、廃液回収のための工程の省略、及び、検出効率の向上を実現できる分離装置を提供すること。
【解決手段】分離装置2は、試料を収容するためのキュベット3と、キュベット3の動作を制御するカローセル4と、を備え、キュベット3は、試料を収容するための反応槽及び廃液槽と、当該反応槽と廃液槽との相互間における試料の移動を制限するための分離堰とを有し、カローセル4は、反応槽と廃液槽との少なくとも一方に収容されている試料のうち、少なくとも一部の試料を、反応槽と廃液槽との少なくとも一方から分離堰を越えて他方に移動させるように、反応槽と廃液槽との少なくとも一方を動作させる。 (もっと読む)


【課題】駆動機構への負担低減及び吸収材の不要化によって低コスト化し、複雑な反応系の構築が可能で、コンタミネーションが生じにくく、分析時間を短縮化した物質移動制御デバイスの提供。
【解決手段】物質移動制御デバイス10は、分析のための試験物質の移動を制御する物質移動制御デバイス10であって、試験物質を移動させる流路115を複数有する本体基板11と、試験物質を移動させる定量孔131を複数有し、本体基板11に回動自在に接する回転バルブ13と、を備え、回転バルブ13を回動させることによって、少なくとも流路115の一つと定量孔131の一つとの間で試験物質が移動自在となる位置及び移動不能となる位置の両位置に、定量孔131を選択的に配置可能とし、流路115及び定量孔131の長軸方向を非水平に配置した。 (もっと読む)


【課題】単純な構造により、μLオーダーの液体を再現性良く吐出でき、かつ液切れ性と生体試料の低吸着性を両立させることが可能な液体吐出装置を提供することにある。
【解決手段】本発明は、上下流端2a,2bを有し、下流端2bに液体吐出口3が形成された液体流路2と、液体流路2の上流端2aおよび液体吐出口3の間で、液体流路2に接続される気体流路5とを備え、液体流路2のうち、気体流路5との接続部4から液体吐出口3までの容積を液体吐出量とし、加圧した気体を気体流路5を介して液体流路2内に注入することにより、液体流路2内に供給された液体を液体吐出口3から吐出するように構成している。 (もっと読む)


本発明は、表面不動化された生物学的分子の活性及び生物学的認識特性を改善する目的で、生物学的分子のナノパターン化において起こり得る問題を解決する為に達成された。本発明の一側面に従った生物学的検出の為の構造は、該構造の均質表面に作成されるファウリング及び非ファウリング領域の大規模な化学的ナノパターン;及びファウリング領域に封じ込めされた生物学的分子を含んでなる。
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【課題】従来の方法よりも効果的にALP関連非特異反応の影響を排除し、正確なEIAを可能にするための手段を提供すること。
【解決手段】不活化アルカリフォスファターゼの製造方法は、プロテアーゼインヒビターの共存下でアルカリフォスファターゼの不活化処理を行なうことを特徴とする。酵素免疫測定用の精度向上剤は、該方法で製造された不活化アルカリフォスファターゼ、又は不活化アルカリフォスファターゼ及びプロテアーゼインヒビターを含む。酵素免疫測定方法は、標識酵素にアルカリフォスファターゼを用いる酵素免疫測定方法において、反応系内に、不活化アルカリフォスファターゼ及びプロテアーゼインヒビターを共存させること、又は、プロテアーゼインヒビターの共存下でアルカリフォスファターゼの不活化処理を行なうことを含む方法により製造された不活化アルカリフォスファターゼを共存させることを特徴とする。 (もっと読む)


グリコーゲンから水素ガスを製造する方法が開示されている。水素ガスの製造方法では、グリコーゲン及び資化可能な窒素源を含む培地中で少なくとも1種の微生物を培養する。微生物は、培地中のグリコーゲンを資化することができ、同時に水素ガスを生産することができるものであるので、水素ガスが生成する。次いで生成された水素ガスを回収する。 (もっと読む)


標的分子を感知するためのバイオセンサチップは、感知用領域のある表面を有している基材と、細胞膜を有しているモリクテス綱を感知用領域の上に固定化するための接着材料とを含んでいる。このチップは、モリクテス綱が感知用領域に属さない基材の表面の部分に固定化されるのを防止するための抗細胞材料を含んでいてもよい。さらに、接着材料は、モリクテス綱の本体部を感知用領域の上に固定化するための第1の接着材料と、モリクテス綱の先端部を基材の表面に固定化するための第2の接着材料とを備えるものでもよい。
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【課題】表面増強効果の増強率を向上させると共にS/N比を改善することができる、蛍光測定のための測定用チップ等を提供することを課題とする。
【解決手段】蛍光測定のための測定用チップ1であって、基板2と、この基板2の少なくとも一側面に配置した多孔質膜4と、この多孔質膜4における基板4と反対側の面に配置した、少なくとも銀を含有する貴金属層5とを備える。この多孔質膜4は、例えば、複数の微粒子4aから形成することができる。貴金属層5には、測定対象物質に特異的に結合する結合物質を設けることができる。 (もっと読む)


本発明は、微小構造を製造するための方法であって、基板の表面上にマスクを配置する工程;ならびに前記マスクおよび前記基板の陰になった表面領域上および陰になっていない表面領域上の両方に層を形成するために当該圧力で実施される当該蒸着条件下で原料物質を蒸着させる工程を含む方法に関する。
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【課題】 動物組織由来物質から、比較的低濃度でも高感度で迅速かつ簡便に、病原性プリオン蛋白質を検出できる病原性プリオン蛋白質の検出方法を提供すること。
【解決手段】 動物の中枢神経系組織から病原性プリオン蛋白質を検出する方法の実施に際し、検出されるべき病原性プリオン蛋白質由来蛋白質を濃縮する方法において、t−オクチルフェノキシポリエトキシエタノール(トリトン(商標)X−100)、サーコシル(商標)及びプロテアーゼを用いて前記中枢神経系組織を均一化及び分解処理することと、前記分解された均一化物から病原性プリオン蛋白質由来蛋白質を含有する濃縮物を得ることとを含む濃縮方法。 (もっと読む)


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