説明

上田産業株式会社により出願された特許

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【課題】茸栽培有効期間において過不足ない散水量で最大生産量を得ることのできる人工榾木による椎茸の散水栽培方法を提供する。
【解決手段】空調装置と散水装置を備えた栽培ハウス1内に、多段の栽培棚3を配置し、栽培棚3に多数の人工榾木Pを載置し、多数の散水ノズル5で棚上から散水するに際し、水圧2.0〜3.0kgf/cm、散水量0.8l/分で人工榾木Pの配列全体がその円形の噴霧範囲に覆われるように1日0.5〜3.0時間散水し、茸の発生分を除いて4〜6g/日以上人工榾木Pの重量減少が発生しないように管理を行う散水栽培方法。 (もっと読む)


【課題】安価で、季節を問わず良品質で多量のたもぎ茸を発育させ得るたもぎ茸の人工榾木の製造方法を提供する。
【解決手段】培地Paをプラスチックフィルムからなる培養袋1に詰め、詰めた培地Paを培養袋1の上からブロック状として円柱状に成形し、培養工程の室内温度を、前期19°C〜22°Cに、後期22°C〜24°Cになるように2段階の温度管理を行うことにより、培地表面が白色ないし霜降り状になるまで全体に菌糸を蔓延させ密なる被覆層を形成し、培養終了後培養袋1を破り除去して裸化する人工榾木の製造方法。 (もっと読む)


【課題】椎茸が発芽寸前に至る熟成に時間が余り掛からなく、また、比較的に未熟であっても菌糸の繁殖の余地が残され活性が持続されているために、厚肉で大きな良品質の椎茸が発育させ得る椎茸の熟成人工榾木の製造方法を提供する。
【解決手段】材料を水で練り固めたブロック状の培地に、種菌の増殖により表面が白色ないし霜降り状の皮膜で覆われるまで全体的に菌糸を蔓延させる初期培養工程に続いて、適度の温度条件の環境下において裸の培地に間断に散水を施して菌糸の増殖をさらに促進することにより椎茸の発芽手前の状態にまで管理する熟成培養工程を設けた椎茸の熟成人工榾木の製造方法において、その熟成培養工程を、皮膜が白色ないし霜降り状から黄土色に変化するまで管理する熟成前期培養工程と、黄土色から茶褐色に変化するまで管理する熟成後期培養工程とに分け、その両工程の間に、洗浄水の吹きつけにより皮膜を洗う中間洗浄工程を設けることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】セルロース/リグニンの比率が低設定となるために熟成に時間が余り掛からなく、比較的に未熟であっても菌糸の繁殖の余地が残され活性が持続されているために、厚肉で大きな良品質の椎茸を発育させ得る椎茸の熟成人工榾木の製造方法を提供する。
【解決手段】材料を水で練り固めたブロック状の培地に、種菌の増殖により表面が白色ないし霜降り状の被膜で覆われるまで全体的に菌糸を蔓延させる初期培養工程に続いて、適度の温度条件の環境下において裸の培地に間断に散水を施して菌糸の増殖をさらに促進することにより椎茸の発芽手前の状態にまで管理する熟成培養工程を設けた椎茸の熟成人工榾木の製造方法において、その熟成培養工程を、被膜が白色ないし霜降り状から黄土色に変化するまで管理する熟成前期培養工程と、黄土色から茶褐色に変化するまで管理する熟成後期培養工程とに分け、その両工程の間に、洗浄水の吹きつけにより被膜を洗う中間洗浄工程を設け、且つ、培地のセルロース/リグニンの比率を1.8〜3.2に設定することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】人工茸栽培におけるレトルト培地の植菌送りライン装置において、ライン構成の簡素化および省力化を図ること。
【解決手段】コンテナ供給機と、コンテナ供給機から順次送られるコンテナを受け入れる傾斜送り装置と、傾斜送り装置上のコンテナからレトルト培地が移し変えられる植菌送りラインと、傾斜送り装置の上で空になったコンテナが移し変えられる回送ラインと、植菌送りライン上に置かれる植菌機並びにシール加工機と、植菌送りラインに後続する縫合送りラインと、縫合送りライン上に置かれるミシン装置および玉入れ装置とからなり、それらのうちのシール加工機については、レトルト培地の袋口を次のミシン装置でミシン掛けしやすく拝み合わせ整形に保持できるように構成し、また、玉入れ装置については、前記回送ラインから送られてくる空のコンテナにミシン装置からのレトルト培地を詰め込み得るように構成し、次いで培養工程を設けた。 (もっと読む)


【課題】菌床に生育した茸類を容易かつ安全に摘み取ることができるとともに、摘み残しがなく作業性が良好であり、また、摘み取り作業の直後に短時間に均等に水分補給をなし得る茸類の摘取りライン装置を提供する。
【解決手段】菌床に育成された茸類を摘み取る長い作業台を配備し、作業台には摘み取り可能な速度に栽培コンテナを移動させるベルトコンベアが張設され、茸類が採取された菌床に水を補給する散水装置が作業台の終端近くに設けてあり、栽培コンテナが通気通水性を有する底板の上の上面および各側面が全開口である開放型に形成されている。 (もっと読む)


【課題】栽培棟の中において菌床が空調の管理を受けるよう空気に触れやすいばかりでなく、転倒や転落しないよう安定して支持され、しかも、菌床の取扱いの作業性が良好である茸類栽培用の菌床受けを提供する。
【解決手段】台車に積み重ね得るコンテナ型の菌床受けであって、底面部となる下部枠組みと上面部となる上部枠組みとの間にその両方を四隅で連結する縦枠を形成して六面が広く開口したコンテナ本体と、コンテナ本体の中において菌床を載せる網状ないし通気性の底板とからなるとともに、底板の上に菌床を支持する差しピンを直接又は定着基板を介して立設してなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】栽培棟の中において茸類の栽培面積が増加し、しかも、作業性が良くなり個別管理にも適し、生産コストが安価になり得る茸類の栽培コンテナを提供する。
【解決手段】低面部となる下部枠組みと上面部となる上部枠組みとの間にその両方を四隅で連結する縦枠を形成して六面が広く開口したコンテナ本体と、コンテナ本体の中において菌床を載せる底網と、底網を止めるために左右に架設される少なくとも一対の掛止杆とからなり、コンテナ本体の各縦枠に前後に抜ける通気孔を数段に設け、左右両端において、それぞれ前後縦枠の通気孔に通して掛止杆の架設を数段に調整してなし得るように構成してある。 (もっと読む)


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