説明

公立大学法人秋田県立大学により出願された特許

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【課題】植物系バイオマスから得られる耐圧縮性、硬さ、射出性を有する材料、例えば軽量高強度炭素材料あるいは軽量高強度炭素複合材料、および該材料の製造方法を提供する。
【解決手段】植物系バイオマスを1〜50μmに粉砕し、20〜500MPaの圧力で真空または不活性雰囲気中において150℃まで加熱圧縮する。150℃を超えて250〜300℃のある温度までは真空または不活性雰囲気中で加熱のみ行う。不活性雰囲気中その温度に達すると1〜30分の一定時間20〜500MPaの圧力で圧縮成形する。得られた成形前駆体を真空または不活性雰囲気中で500〜1500℃で焼成することにより、植物系バイオマス由来の軽量高強度炭素材料を製造する。また、繊維材料をアスペクト比1〜100に粉砕し、粉砕された植物系バイオマスと混合し、その混合物に対して前記と同じの方法で成形前駆体を得て、焼成を行い、軽量高強度炭素複合材料を製造する。以上の圧縮成形の他に射出成形で該材料を製造する。 (もっと読む)


【課題】
医師の個人的技量に依存する触診における個人差を低減するために、生体内組織の硬さを定量的に評価することで、医師の個人的技量に依らずに、体内組織の状態(正常・異常)を的確に判断する。
【解決手段】
適当な硬さの非柔軟中空材料11a内に、それよりも柔らかい柔軟中実材料12aと薄肉板13aを挿入したセンサ先端部と、別の柔軟中実材料12bと薄肉板13bによって構成されるセンサ基部が、非柔軟中空材料11bによって固定された構造を有する硬さ計測センサ10を使用し、測定対象物30に静的に押し付けるだけで測定対象物の硬さを測定する。柔軟中実材料12aと12bの下部に挿入されている薄肉板13aと13bによってセンサ先端部の非柔軟中空材料11aとセンサ基部にかかる力をそれぞれ測定し、それらの力の比を利用して、センサの特性曲線から測定対象物30の硬さをヤング率によって定量的に推定する。 (もっと読む)


【課題】アルカリ触媒を使用し,原料油をアルコールでエステル交換反応して得るバイオディーゼル燃料に含まれる不純物を取り除く方法の提供。
【解決手段】アルカリ触媒を用いたエステル化によるバイオディーゼル燃料の製造方法において,バイオディーゼル燃料となる脂肪酸エステルとアルカリ性の粗製グリセリンを比重差と親水性の違いにより分離した後,上層の脂肪酸エステル層に精製したグリセリンを洗浄液として混合攪拌することにより,脂肪酸エステル中に分散していた石鹸,アルカリ触媒などの不純物をグリセリンに溶解させ,再度比重差等によって脂肪酸エステルから分離除去することで,不純物の少ないバイオディーゼル燃料を製造する。洗浄液として用いるグリセリンは,粗製グリセリンを精製することによって得ることができる。 (もっと読む)


【課題】醸造した清酒中のアルギニン含有量を低減させて呈味性の向上を図るためには、アルギニン生成量を低減させる新規な麹菌を開発することが必要であった。
【解決手段】
既存の麹菌と比較して増殖能に問題がなく、ペプチダーゼ総合活性が低く、且つ蒸米の溶解及び糖化にも問題が無い麹菌Aspergillus oryzae AOK12株(FERM AP−21544)及び/又はAspergillus oryzae AOK18株(FERM AP−21545)を用いて清酒麹を造り、それを用いて清酒の醸造を行うことにより、アルギニン含有量を低減したアミノ酸組成も良好で官能評価も優れた清酒を製造する。 (もっと読む)


【課題】 粉砕効率を向上させ、連続的な大容量の粉砕処理を可能にする粉砕装置を提供する。
【解決手段】 本粉砕機は、円筒容器1を回転させることによって、円筒容器1内の木質材を複数の粉砕媒体で粉砕するようになっていて、円筒容器1の上記回転は、円筒容器1の静止状態の中心軸と略同じ位置になる仮想軸の周りの公転である。粉砕媒体のそれぞれは、回転体2であり、その側面に複数の凸部3が形成され、中央に軸方向の穴部4が形成されている。この回転体2は、その中心軸を円筒容器1の中心軸に平行にして、軸方向に複数並べられつつ、円筒容器1内に転動可能に収容される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、二酸化炭素の排出を抑制し、電極の消耗がない、電気分解により金属を析出させる、金属製錬あるいは精錬するアーク電極による溶融塩電気分解方法及び装置を提供する。
【解決手段】アーク発生トーチ1はトーチ陽極6とトーチノズル7から構成され、トーチノズル7及び溶融塩容器5は切り替えスイッチ8を介して直流電源4の負極に接続されている。アルミナあるいは融点降下剤と混合されたアルミナが固体状態で導電性がない時は、切り替えスイッチ8を直流電源4の負極とトーチノズル7とが接続されるようにしてトーチ陽極6とトーチノズル7の間にアークを発生させ、非移行形アークにより形成されるプラズマジェットを、固体のアルミナあるいは融点降下剤と混合されたアルミナに吹きつけ、これを溶融状態になるまで加熱する。溶融状態が得られた後に切り替えスイッチ8を操作して、直流電源負極が溶融塩容器5と接続されるようにする。 (もっと読む)


【課題】醸造物のアミノ酸は品質に重要であるため、その生成に関与する麹の総合タンパク質分解酵素活性を正確に反映する基質、タンパク質分解酵素活性測定方法及びキットを開発する必要があった。
【解決手段】清酒や焼酎の醸造原料である米、米糠及び白糠の米タンパク質を、乳酸抽出し等電点沈殿で米グルテリンを主成分として取得して、タンパク質分解酵素活性測定用の基質とする。米グルテリンを主成分とする基質を、麹のタンパク質分解酵素活性測定方法及びキットに用いる。 (もっと読む)


【課題】食肉の酸化進行防止及び保存品質改善方法並びに飼料添加用組成物を提供する。
【解決手段】リポ酸を含有してなる飼料添加用組成物を配合した飼料を、家畜、家禽に給与することで、該家畜、家禽から得られる食肉及びその加工肉中の過酸化脂質含量を低下させることからなる食肉の酸化進行防止及び保存品質改善方法、ビタミンE及びリポ酸を含有してなる飼料添加用組成物を配合した飼料を給与すること、並びにゼオライトとフェライト及び木炭を含有する飼料添加物及びリポ酸を含有してなる飼料添加用組成物を配合した飼料を給与することからなる、上記食肉の酸化進行防止及び保存品質改善方法、並びにこれらの方法で使用するための飼料添加用組成物、該組成物を配合した飼料。
【効果】家畜、家禽の体内で生ずる酸化反応を抑制し、該家畜、家禽から得られる食肉及びその加工肉の酸化の進行を抑制し、かつ食肉の保存品質の改善を可能とすることができる。 (もっと読む)


【課題】 フジツボ類の付着防除法の開発に利用でき、また塩水環境下における生分解性の接着剤開発に応用できるフジツボキプリス幼生由来の酵素タンパク質とその遺伝子を提供する。
【解決手段】微細解剖技術と分子生物学的手法を組み合わせて、フジツボキプリス幼生の接着剤分泌器官であるセメント腺からリシルオキシダーゼ様タンパク質、およびそれらのタンパク質をコードする遺伝子を得た。 (もっと読む)


【課題】セレン酸イオン、テルル酸イオン、亜セレン酸イオン、亜テルル酸イオンの全て、ないしいずれかを0.1〜1.0mg/Lの濃度で含む廃水を、全セレン濃度、全テルル濃度が0.1mg/L以下になるまで確実に処理し、洗浄等によって性能が劣化しない継続性を有する電解処理用カソードおよび電解槽を提供する。
【解決手段】水中に含まれるセレン酸イオン、亜セレン酸イオン、テルル酸イオン、亜テルル酸イオンのうち少なくともいずれか1種以上を、金属酸化物半導体をカソードとして用いる電気分解により0価の固体元素の形態に還元して析出させ、水中からセレン及び/またはテルルを分離回収する水の電解処理にカソード2またはアノードとして用いられる電極であって、表面積/体積の比が、40 cm2/cm3以上である。 (もっと読む)


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