説明

株式会社アルケミーにより出願された特許

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【課題】 炭素鋼のコイル状棒線を高強度化するため熱間圧延後直接焼入する。
【解決手段】 仕上げ圧延後の赤熱棒線をレイング式巻取機によって垂直らせんリング列に成形し、直接冷水槽中の集積台上に落下させる。集積台はリング列中心軸と偏心して水平回転させ且つ集積高さに対応して下降させ且つ集積部位を水面直下としているので水中で正確な幾何的ルーズコイルが形成される。冷水槽は上層部で遠心放射状の流れを形成していて集積されたリングは直ちに且つ均等に急冷され焼入がなされる。 (もっと読む)


【課題】 熱間圧延直後の棒鋼を全長均一に制御冷却して各種の熱処理を施す方法を提供する。
【解決手段】 棒鋼を並列させ、自転させつつ且つ斜行並進させつつ冷却帯を通過させる。冷却帯は棒全長を同時に同一条件で冷却する単位流動床槽を多数並列させた構造であり、各単位はA)強冷却能の常温流動床、B)空冷、C)保温の3冷却能を持ち、並列する各単位に適宜上記3状態を設定して、冷却のタイミングと冷却の強度を自在に調節する。冷却パターンにより焼鈍から焼入まで各種熱処理が可能になる。 (もっと読む)


【課題】 熱間圧延直後の棒鋼を全長均一に制御冷却して各種の高強度鋼棒を製造する方法を提供する。
【解決手段】 棒鋼を並列させ、自転させつつ且つ斜行に並進させつつ冷却帯を通過させる。冷却帯は常温流動床で構成し、通過軌跡の下方には遮蔽板を設けて適宜開閉して棒鋼と流動床を間欠接触させ、同様に上方には保温板を設けて適宜開閉することにより空冷と保温を選択して合わせて所望の冷却パタンを得る。棒鋼に直接パテンティング、直接焼入、直接焼入焼戻し、細粒化処理等の熱処理が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 PC鋼棒、鉄筋用棒鋼におけるねじ節棒鋼の節の形状の改良により節部質量を合理的に削減して鋼材の軽量化を図る。
【解決手段】 ねじ節の形状を、1)底幅比(=ねじ底幅/ねじ山幅)の値を従来製品の1.0〜1.3に対して1.4以上3以下とする、2)ねじ山縦断面形状を従来製品の台形状から頂部が丸みを持った3角形状に修正する。節部の質量比率は従来製品の5〜12%からそれぞれ半減となる。2方ロールによる2列ねじ節と同様、3方ロールによる3列、4方ロールによる4列についても同一方法同一効果が期待される。
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【課題】 高品質ピアノ線の製造に際して線材に適用される鉛パテンティングと同等品質を確保し且つ多品種・多サイズの併行処理が可能な無鉛パテンティングの方法・装置を提供し、鉛の消耗による重金属汚染の危険性の問題を解決する。
【解決手段】
本装置は線材供給、加熱炉、冷却炉、空冷帯、保温炉、線材巻取から成り、線径の異なる多数の線材を数段の線径群に集約して平行直進走行させ、該ラインを通過させて連続的にパテンティングする。冷却炉は群毎に並列隔壁を持つ流動床が適用され、群毎に適切な炉長・炉温・空冷長・保温長を設定する。恒温性の向上のため相対的低温冷媒の流動床に次いで空冷帯で変態を完了させる。各群の基準線速は基準線径に反比例させ、各郡内の個々の線材は基準線径からの差に対応して線速を微調整する。
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