説明

株式会社スディックスバイオテックにより出願された特許

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【課題】粒径が均一でありかつ高い水分散性および発光性を有し、かつ容易に糖鎖を固定化することができる、安定的な糖鎖固定化蛍光性ナノ粒子の製造法を提供すること。
【解決手段】糖鎖とリンカー化合物とを結合させたリガンド複合体を、加熱処理した蛍光性ナノ粒子と結合させて、糖鎖を固定化した蛍光性ナノ粒子を得る。糖鎖を固定化した蛍光性ナノ粒子をタンパク質の希釈系列に加えることによって複合体を形成させて、凝集体の沈殿を生じさせる。 (もっと読む)


【課題】遠心分離を行わずにウイルスを安全に効率よく濃縮可能なウイルスの濃縮方法を提供する。
【解決手段】糖鎖固定化金属ナノ粒子が第一の磁性体に結合した構造を有する糖鎖固定化磁性金属ナノ粒子と、上記糖鎖固定化磁性金属ナノ粒子よりも平均粒子径が大きい第二の磁性体と、検体とを含有する混和物に磁力を加える工程を含み、上記糖鎖固定化金属ナノ粒子は、リガンド複合体が、硫黄原子によって金属ナノ粒子と結合した構造を有し、上記リガンド複合体は、リンカー化合物のアミノ基に、還元末端を有する糖鎖が結合した構造を有し、上記リンカー化合物は、分子内にアミノ基と、硫黄原子と、主鎖に炭素−窒素結合を有する炭化水素鎖とを備える化合物である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、微量オリゴ糖鎖を自然界から単離・精製し、センサーチップやアフィニティークロマトグラフィーの担体等の蛋白質分析用の支持体に一段階で導入し、固定することが可能なリンカー化合物に関するものである。糖鎖の機能的重要性は近年明らかになってきており、その機能解析技術も進化している。これまでにオリゴ糖鎖を簡便に金チップや金ナノ粒子に固定化するためのリンカー化合物を開発し、それらのツールを用いて、容易に蛋白質分析を行うことが可能になった。しかしながら、オリゴ糖鎖を多量に天然から得ることは困難であり、また、合成も容易ではないという問題がある。
【解決手段】従来のリンカー化合物では1マイクロモルのオリゴ糖鎖を必要とした。本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、蛍光性のリンカーを開発し、1ナノモルのオリゴ糖鎖でも分子レベルの研究を行うことを可能にした。 (もっと読む)


【課題】多くの成分が含まれる検体から目的の微生物を濃縮する方法、並びに上記濃縮された微生物の同定を短時間で行う方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る微生物の濃縮方法は、微生物が選択的に結合する糖鎖が固定されている担体を、検体中の微生物と接触させることにより、上記糖鎖と微生物とを結合させる工程と、上記担体を濃縮する工程と、からなる。 (もっと読む)


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