説明

地方独立行政法人鳥取県産業技術センターにより出願された特許

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【課題】収率良く質の高いコラーゲンを簡易に得ることができるコラーゲンの抽出方法を提供することを目的とする。
【解決手段】魚鱗から得た粗コラーゲンを2.5g計量し、当該計量した粗コラーゲンに濃度30%の過酸化水素水を25ml加え、20℃〜25℃の室温にて16時間経過させた。次に、過酸化水素水と粗コラーゲンとの混合物に濃度0.02Nの酢酸を200ml加え、その状態で72時間経過させた。その後、過酸化水素水、粗コラーゲンおよび酢酸の混合物を回転数1000rpmで10分間遠心分離を行うことにより、不溶性成分を除去した。さらに、その混合物を透析することにより、過酸化水素、酢酸といった低分子成分を除去し、次いで、凍結乾燥を行った。その結果、1.53gのコラーゲンを得た。すなわち、収率は61.2%であった。 (もっと読む)


【課題】ダークスポットが経時的に発生しにくく信頼性の高い、高分子有機EL素子の有機薄膜層成膜方法等を提供する。
【解決手段】高分子ポリマーと有機溶媒とを含む有機薄膜溶液をベタ膜状に塗布し有機溶媒を揮発させて発光層や正孔輸送層等の有機薄膜層を成膜する有機EL素子の有機薄膜層成膜方法において、成膜に先立って、有機薄膜層を成膜する雰囲気を低露点でかつ有機蒸気を含んだ雰囲気に調節し、この雰囲気中で有機薄膜層を成膜することを特徴とする有機EL素子の有機薄膜層成膜方法とした。このような成膜方法を実現するための簡易な成膜装置は、有機薄膜層を成膜するコーター(51)と、コーター(51)を内部に設置する成膜ボックス71と、成膜ボックス71の内部空間を低露点雰囲気に調節する除湿機81と、成膜ボックス71の内部空間を有機蒸気を含んだ雰囲気に調節する有機蒸気発生機(91)とから構成される。 (もっと読む)


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