説明

有限会社カワダ精工により出願された特許

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【課題】比較的簡単な構成でありながらも十分に混練させ、しかも樹脂の種類や色を交換する際の負担を軽減し、さらに糸引き等の不具合の発生を抑制する射出成形機の提供。
【解決手段】ノズルボディ30の樹脂通路31に着脱可能に配設され、シリンダ側から加えられる溶融樹脂の圧力を低減する第一圧力低減部41及び第二圧力低減部42を備える。第一圧力低減部41は、樹脂通路31を閉鎖する第一閉鎖部45、その外周面において凹設された複数の第一連通溝46、及び溶融樹脂を樹脂通路31の内周面31aに向って誘導する第一上流側ガイド部47を有する。また、第二圧力低減部42は、樹脂通路31を閉鎖する第二閉鎖部50、その外周面において凹設された複数の第二連通溝51、及び第一連通溝46を通過した溶融樹脂のうち第二連通溝51に流入されない溶融樹脂を第一圧力低減部41側に跳ね返し渦流を発生させる第二上流側ガイド部52を有する。 (もっと読む)


【課題】加熱シリンダに対して比較的多くの樹脂が一度に供給された場合でも、樹脂材料がおこし状態となることを抑制し、樹脂材料の可塑化を円滑に行う。
【解決手段】先端に射出ノズルが設けられた加熱シリンダと、樹脂材料を供給するホッパと、加熱シリンダ内に配設されたスクリュとを備え、計量・貯留工程、及び射出工程を順に行う射出成形機において、計量・貯留工程におけるスクリュの設定回転数を設定させる設定回転数設定手段26と、計量・貯留工程の開始初期におけるスクリュの初期回転数を設定させる初期回転数設定手段27と、スクリュの回転数が初期回転数に到達してから設定回転数に達するまでの回転数立上り時間を設定させる立上り時間設定手段28とを具備する。そして、設定されたこれらの回転数及び時間に基づいて、スクリュの回転数を漸次上昇させる。 (もっと読む)


【課題】比較的簡単な方法を用いて糸引き等の問題とシルバーストリーク等の問題との双方を低減することのできる射出ノズルを提供する。
【解決手段】内部に樹脂通路が形成されており、先端側には、樹脂通路を通過した樹脂がその外部に放出可能な放出口11が形成され、後端側には、射出シリンダ4に着装可能な着装部12が形成されているノズルボディ8と、ノズルボディ8内に着脱自在に取設され樹脂通路内を前側空間と後側空間とに二分する部材であり、樹脂通路の内壁に当接可能である当接周面部と、当接周面部に設けられ前側空間と後側空間とを連通する複数の連通溝と、後側空間に配され当接周面部側を底面としフランジ7側に先端が向けられた略円錐状の第一ガイド部と、を有する圧力差発生手段9とを具備する。 (もっと読む)


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