説明

旭洋造船株式会社により出願された特許

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【課題】従来自動車運搬船(PCC)、コンテナ船、客船等のような水線上構造物の比較的大きい輸送船は、航走中空気抵抗を受け易く、風上に対して斜行する場合には回頭モーメントを打ち消すために、従来は当て舵を必要とし、これが余分な水中抵抗を増す原因となっていた。
【解決手段】水線上構造物先端部を略1/2〜1/4中空球状もしくは一部円筒状の船橋一体型の船首形状とし、これが船尾まで凹凸少なく続くようにしたので、空気抵抗を少なく出来た。更に船尾最上層甲板に回動調節可能な煙突内蔵型の垂直尾翼を設け前記回頭モーメントを気中で減殺するようにしたので、当て舵は殆ど必要がない程減少し、従って水中抵抗も減少し、省エネ効果に優れた低燃費型輸送船を提供出来る。 (もっと読む)


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