説明

クラレクラフレックス株式会社により出願された特許

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【課題】優れた風合いを保持したまま、一定範囲の領域を一つの単位とする明確な凹凸模様を付与せしめ、優れた拭き取り性を有し、美観性を有するスパンレース不織布を提供する事を目的とする。
【解決手段】一定範囲の領域における平均的高さに差のある複数個の領域の組合せからなる織物を支持体として、繊維材料を水流絡合処理する事によって得られる、一定範囲の領域における平均密度値に差のある複数個の領域の組合せからなる凹凸模様が付与されてなる不織布である。本発明の不織布は、種々のワイパーに用いることができ、ガラス、電気製品、家具、ガスコンロ等の汚れの拭取りや、対人向けのワイパーに使用でき、特にウェットワイパーとして好ましく使用できる。 (もっと読む)


【課題】 無機系抗菌剤微粒子の使用量を低減しながら高い抗菌作用を発揮すると共に、有害微生物や塵埃等の捕集性に優れ、圧損が低くて良好なフィルタ性能を有する不織布シートの提供。
【解決手段】 無機系抗菌剤微粒子を含有するポリオレフィン(PO)組成物製のPO繊維(a)からなる不織布層(A)と、無機系抗菌剤微粒子を含有しないPO繊維(b)からなる不織布層(B)が積層した複合繊維シートであって、PO繊維(a)中の無機系抗菌剤微粒子含有量5〜20質量%、PO繊維(a)の平均繊維径0.1〜3μm、層(A)の目付0.1〜5g/m2、厚み0.01〜0.1mm、層(A)の面積1.0×10-2mm2当たり、無機系抗菌剤微粒子の体積の1/100以上がPO繊維(a)表面に露出している箇所を1箇所以上有するか又は無機系抗菌剤微粒子が0.01μm2以上の面積でPO繊維(a)表面に露出している箇所を1箇所以上有し、且つPO繊維(b)の平均繊維径0.5〜10μm、層(B)の目付5〜30g/m2及び厚み0.1〜0.3mmである複合繊維シート。 (もっと読む)


【課題】室内環境を良好に保ちつつ、換気効率を向上できる建物の換気構造及び通気性部材を提供する。
【解決手段】室内空間を通気性部材1で間仕切って形成され、かつ採光部2を有する緩衝空間4を備えた換気構造で室内を換気する。この換気構造は、緩衝空間4に形成された排気口3と、室内空間に形成された給気口7とを利用して自然換気を行う。前記排気口3の平均口径は30mm以下である。前記緩衝空間4の体積は、室内空間に対して1〜30体積%程度である。前記通気性部材1は、湿熱接着性繊維を含み、この湿熱接着性繊維の融着により繊維が固定された不織繊維構造体で構成されている。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単で軽量であるにも拘わらず、固体伝搬音及び空気伝搬音のいずれに対しても高い遮音性を有する遮音パネルを提供する。
【解決手段】湿熱接着性繊維を含み、この湿熱接着性繊維の融着により繊維が固定された不織繊維構造体2と面材3とで構成された遮音パネル1において、前記不織繊維構造体3の繊維接着率を3〜85%、見掛け密度を0.03〜0.7g/cmに調製する。前記不織繊維構造体は、見掛け密度0.03〜0.08g/cmを有する板状構造体であり、かつその両面に第1の面材と第2の面材とが積層されていてもよい。前記不織繊維構造体は、見掛け密度0.06〜0.5g/cmを有する桟材で構成し、かつ前記桟材を介して第1の面材と第2の面材とが積層されていてもよい。 (もっと読む)


【課題】高い通気性を有し、クッション性及び曲げ柔軟性に優れた不織繊維集合体を提供する。
【解決手段】湿熱接着性繊維を含む不織繊維集合体内部において、湿熱接着性繊維のコイル状捲縮を平均曲率半径100〜900μmで略均一に発現させ、かつ略均一に湿熱接着性繊維同士の接着点を分布させる。この不織繊維集合体は、湿熱接着性繊維を含む繊維をウェブ化する工程と、生成した繊維ウェブを高温水蒸気で加熱処理して捲縮する工程とを含む製造方法によって得ることができる。この繊維集合体は、クッション材に適している。 (もっと読む)


【課題】 低密度、軽量でかつ高い曲げ破壊荷重を有しながらも、その曲げ破壊荷重を超えて力を加えられても容易に折れたり、割れたりすることのない透光性ボード材を提供すること。さらに、透過した光が適度に拡散して柔らかい光となるボード材を提供すること。
【解決手段】 熱接着性繊維を20〜100質量%含み、1〜30mmの厚さ、0.03〜0.3g/cmの見かけ密度、および構成する繊維の平均繊度が0.5〜20dtexであり、45°拡散性が50%以上であり、断面を厚さ方向に沿って3等分した各々の領域における繊維接着率がそれぞれ85%以下であり、かつ各領域における繊維接着率の最大値に対する最小値の割合が80%以上であり、少なくとも一方向における曲げ破壊荷重が2N以上であり、2倍変位荷重が曲げ破壊荷重の1/10以上であることを特徴とする不織繊維構造を有する透光性ボード材。 (もっと読む)


【課題】軽量でありながら強靭性を兼ね備るとともに、吸音及び遮音性に優れている構造パネルの提供。
【解決手段】湿熱接着性繊維を含み、湿熱接着性繊維の融着により繊維が固定された不織繊維構造体2とハニカム構造体3とを積層した構造パネル1を調整する。不織繊維構造体2及びハニカム構造体3は板状であり、ハニカム構造体の両面に不織繊維構造体が積層されていてもよい。また、不織繊維構造体2及びハニカム構造体3が板状であり、ハニカム構造体3の一方の面に不織繊維構造体2が積層され、かつハニカム構造体3の他方の面に反射体が積層されていてもよい。この構造パネル1を被吸音又は遮音部位に配設した吸音又は遮音構造において、構造パネル1と被吸音又は遮音部位との間に空気層を介在させてもよい。本発明の構造パネルは、軽量でありながら強靭性を兼ね備るとともに、吸音及び遮音性に優れている。 (もっと読む)


【課題】 自立性と成形性を有し、かつ容易に移動できるような軽量性を有し、更には低周波数から高周波数までの広い周波数の領域において、良好な吸音性能を示す複層吸音材を提供する。
【解決手段】繊維形成性樹脂からなる芯部の表面の少なくとも一部に略全長にわたって低融点樹脂が被覆されてなる熱接着繊維を含む層を少なくとも1層有する複層吸音材であって、前記低融点樹脂は前記繊維形成性樹脂よりも融点かつ/または軟化点が40℃以上低く、前記熱接着性繊維を70〜100質量%含み厚さ方向に略均一に繊維接着点を有する密度0.07〜0.3g/cmの硬質層と、0.01〜0.15g/cmの密度かつ厚さ5mm以上の軟質層とをそれぞれ各一層以上積層してなり、前記硬質層に対する前記軟質層の密度差が0.02g/cm以上であるとともに、複層吸音材設置時の底部単位面積あたりの重量が5kg以下であることを特徴とし、周波数500Hzの音の吸音率が30%以上であると共に周波数1000〜6000Hzの音の吸音率が60%以上である複層吸音材を提供する。 (もっと読む)


【課題】柔軟で嵩高い不織布の特性を損なうことなく、クッション性及び形態安定性に優れる不織繊維構造体を提供する。
【解決手段】熱接着性繊維を25質量%以上含有する不織繊維ウェブを高温水蒸気で処理することにより、熱接着性繊維及び平均曲率半径0.3〜2mmの捲縮繊維を含む繊維が交絡し、かつ内部において、前記熱接着性繊維により融着した繊維の接着点が略均一に分布した嵩高繊維構造体を製造する。前記捲縮繊維の平均曲率半径は0.5〜1mm程度であり、前記捲縮繊維がポリアルキレンアリレート系樹脂と変性ポリアルキレンアリレート系樹脂とで構成された並列型又は偏芯芯鞘型構造であってもよい。前記熱接着性繊維は、融点又は軟化点50〜150℃の湿熱接着性樹脂又は疎水性熱接着性樹脂で構成された鞘部と、前記熱接着性樹脂よりも高い融点又は軟化点を有する熱可塑性樹脂で構成された芯部とで形成された芯鞘型複合繊維であってもよい。 (もっと読む)


【課題】 適度な柔軟性および良好な表面肌ざわりを兼ね備え、更には毛羽落ちの発生し難い対人向けワイパーとして最適な不織布およびその製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】親水性繊維20〜57質量%、ポリエステル繊維もしくはポリオレフィン繊維40〜77質量%、及び熱接着性繊維3〜10質量%からなる繊維ウェブを高圧水流により三次元的に交絡させ、熱接着性繊維のみが溶融して構成繊維を熱接着し、親水性繊維が、他の繊維と係合していることを特徴とし、タテおよびヨコ方向の剛軟性が5.0cm以下であって、タテ、ヨコ方向の5%伸長時強度のうち少なくとも一方における5%伸長時の応力が0.3N/5cm以下であり、吸水率が500質量%以上である不織布を提供する。 (もっと読む)


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