説明

クラレクラフレックス株式会社により出願された特許

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【課題】液状の発泡性樹脂の針孔からの漏出を防止することに加え、重ね合わせた表皮材の端縁間の口開き部からの漏出を防止することができる表皮一体発泡成形用表皮材の縫製構造を提供すること。
【解決手段】表皮材2を、成形体の外側に配置される表生地3と、この表生地3の内側に接着されるポリウレタンフォーム4とで構成し、この表皮材2の端縁2aの表生地3,3同士を重ね合わせて重ね合せ部11を形成するとともに、この重ね合せ部11の外側を覆って不織布12を設け、この不織布12の外側から重ね合せ部11を縫製して連結縫製部13を設ける。これにより、この連結縫製部13は不織布12を重ねて縫合することで針孔からの発泡性樹脂の漏出を防止するとともに、重ね合わせた表皮材2,2の端縁2a,2a間もその外側を不織布12で覆うことで、口開き部8からの発泡性樹脂の漏出も防止でき、品質に優れた表皮一体発泡成型体を製造できる。 (もっと読む)


【課題】 濾材として用いると、高い通気性と捕集効率を実現できる、特に気体中の異物を選別、除去する用途に好適な、物品を提供する。また、該物品を簡便に製造する方法を提供する。
【解決手段】 平均繊維径0.6〜1.8μm、厚さ0.03〜0.1mmのポリオレフィン系不織布である繊維層Aと、平均繊維径5〜60μm、厚さ0.15〜1.5mmであるポリオレフィン系繊維層である繊維層Bとが、少なくとも積層されてなる密度0.045〜0.12g/cmの積層体を提供する。また、ポリオレフィン系不織布へ溶融した樹脂を直接噴霧する方法で該積層体を得る製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】立体的で表面積が大きく、形態安定性にも優れた不織布シートを提供する。
【解決手段】線条体で構成された平板状ネット部材(A)、及び前記線条体に対して融着した網目状基底部と、前記平板状ネット部材(A)の各網目において前記網目状基底部とは反対方向に膨出した複数の膨出部とで構成された不織布部材(B)を備える複合繊維シートを作製する。前記網目状基底部の網目の平均孔径は1〜30mm(特に2〜20mm)であり、かつ前記線条体の平均径と前記網目状基底部の網目の平均孔径との比は、線条体の平均径/網目の平均孔径=1/1〜1/100である。前記不織布部材(B)の隣接する膨出部の高さは略同一であり、かつ膨出部の平均高さと網目状基底部の網目の平均孔径との比は、平均高さ/平均孔径=1/5〜2/1程度であってもよい。前記網目状基底部と膨出部との密度の比は、前者/後者=3/1〜50/1程度である。 (もっと読む)


【課題】損傷や鮮度の低下を起こすことなく、青果物を簡便に運搬又は保管できる青果物包装体を提供する。
【解決手段】湿熱接着性繊維と、熱収縮率の異なる複数の樹脂が相分離構造を形成した複合繊維とを含む繊維をウェブ化した後、生成した繊維ウェブを高温水蒸気で加熱処理して融着及び捲縮して得られた不織繊維集合体を用いて青果物包装体を調製する。前記湿熱接着性繊維と前記非湿熱接着性繊維との割合(質量比)は、前者/後者=10/90〜70/30程度である。この青果物包装体は、湿熱接着性繊維と熱収縮率の異なる複数の樹脂が相分離構造を形成した複合繊維とを含む不織繊維集合体で構成され、前記不織繊維集合体の内部において、前記湿熱接着性繊維により融着した繊維の接着点が略均一に分布し、かつ前記複合繊維が平均曲率半径20〜200μmで略均一に捲縮して交絡している。 (もっと読む)


【課題】ホワイトボードのように頻繁に記入と消去を繰り返すボードにおいて、かかれた文字や絵を容易に綺麗に、かつ拭取り時に加わる力を受けても大きく変形することなく消去可能であり、表層が汚れたらこれを剥離しその下の層を用いる事で再度綺麗に消去可能なクリーナ材を提供する。
【解決手段】 湿熱接着性繊維を含む2層以上の不織繊維層が湿熱接着繊維の接着により積層してなる不織繊維構造体であって、この不織繊維層の厚さが0.2〜2mmであるとともに、各層が剥離可能であるとともに層間剥離強度が0.2〜20N/5cmの範囲にある積層体からなるクリーナ材を提供する。また高温水蒸気によって湿熱接着性繊維を接着する工程を含むクリーナ材の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 軽量且つ低密度であって強度が高く、生分解性に優れる板状成形体とこれを用いる用途を提供すること。
【解決手段】生分解性ポリマーを少なくとも表面に有する繊維を含み、かつ不織繊維構造を有する板状成形体であって、前記生分解性ポリマーの融着により繊維接着率5〜85%で接着され、一体化されている、0.05〜0.7g/cmの見かけ密度を有する板状成形体および、これからなる建材用ボードの提供。 (もっと読む)


【課題】 軽量でかつ柔軟性に優れ、作業性、特に複数の植物を栽培する場合の作業性が優れ、保温性、特に夜間の保温性に優れた植物の栽培に適した保温シートで、特にトンネル栽培における朝方のトンネル内の温度低下緩和に適した保温シートを提供すること。
【解決手段】 不織布とフィルムとを積層してなる、透光性を有し、通気性を有さず、均一な厚さをなしており、嵩密度が0.05〜0.45g/cmであり、目付が45〜145g/mであり、前記不織布は繊維径6.0〜30.0μmの繊維からなることを特徴とする保温シートを提供する。 (もっと読む)


【課題】針や押しピンなどの針状体の抜き刺しが容易であり、かつ確実かつ強固に固定できる針用保持体を提供する。
【解決手段】湿熱接着性繊維を含む繊維ウェブを高温水蒸気で加熱し、前記湿熱接着性繊維を融着させて繊維を固定し、針状体を刺して保持するための針用保持体を製造する。この針用保持体は、厚み方向の断面において、厚み方向に三等分した各々の領域における繊維接着率がいずれも10〜50%であり、かつ各領域における繊維接着率の最大値に対する最小値の割合が50%以上である。この針用保持体は、0.05〜0.3g/cm3の密度を有し、25%圧縮応力が1〜50N/30mmφであり、かつFOタイプのデュロメータ硬さが30以上である。 (もっと読む)


【課題】厚みのある三次元構造であるにも拘わらず、優れた濾過性を示すとともに、圧力損失も少なく、長期間使用できるフィルターを提供する。
【解決手段】湿熱接着性繊維を含む繊維ウェブを高温水蒸気で加熱し、前記湿熱接着性繊維を融着させて前記不織繊維構造を固定してフィルターを製造する。このフィルターは、厚み方向の断面において、厚み方向に三等分した各々の領域における繊維接着率がいずれも10〜50%であり、かつ各領域における繊維接着率の最大値に対する最小値の割合が50%以上である。このフィルターは、0.05〜0.2g/cm3の見掛け密度を有するとともに、少なくとも一方向における最大曲げ応力が0.05MPa以上であり、最大曲げ応力を示す曲げ量に対して1.5倍の曲げ量における曲げ応力が、最大曲げ応力に対して1/5以上である。 (もっと読む)


【課題】高い通液性及び保液性を有し、かつ形態安定性にも優れる加湿器エレメント用基材を提供する。
【解決手段】 湿熱接着性繊維を含み、かつ不織繊維構造を有する加湿器エレメント用基材であって、前記湿熱接着性繊維の融着により繊維が固定されているとともに、600秒間で3cm以上の吸水性(バイレック法)と5%以下の平衡水分率を有する加湿器エレメント用基材を提供する。 (もっと読む)


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