説明

クラレクラフレックス株式会社により出願された特許

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【課題】生分解性を有し、かつ帯電寿命の長い不織布エレクトレット体を提供する。
【解決手段】脂肪族ポリエステル系樹脂及びポリオレフィン系樹脂で構成されたアロイ繊維で形成された不織布をエレクトレット化する。前記脂肪族ポリエステル系樹脂と前記ポリオレフィン系樹脂との割合(質量比)は、脂肪族ポリエステル系樹脂/ポリオレフィン系樹脂=50/50〜99/1(特に70/30〜95/5)程度であり、アロイ繊維中において、脂肪族ポリエステル系樹脂がマトリックス相を構成し、オレフィン系樹脂が分散相を構成していてもよい。前記脂肪族ポリエステル系樹脂はポリ乳酸系樹脂であってもよく、かつ前記ポリオレフィン系樹脂はポリプロピレン系樹脂であってもよい。前記不織布は、メルトブローン不織布であってもよい。本発明の不織布は、ヒンダードアミン系化合物を含んでいてもよい。この不織布は、マスクフィルターなどのフィルターに適している。 (もっと読む)


【課題】柔軟性、伸縮性、クッション性、自着性を有している不織布の提供。該不織布からなる被梱包物を傷つけることなく安定した状態に保持するとともに、末端を自身で固定することで、テープ等の粘着或いは接着手段を必要としない梱包材の提供。また該梱包材を用いた梱包方法の提供。
【解決手段】 熱収縮率の異なる複数の樹脂が相構造を形成した繊度0.1〜50dtexの複合繊維を含む見掛密度0.01〜0.2g/cm3の不織布であって、前記複合繊維が面方向に配向されていることを特徴とする不織布。これからなる梱包材。この梱包材を用いて梱包後、熱収縮させることを特徴とする梱包方法。 (もっと読む)


【課題】優れた伸縮性及び通気性を有するアンダーラップテープを提供する。
【解決手段】熱収縮率の異なる複数の樹脂が相分離構造を形成した複合繊維を含む繊維をウェブ化した後、生成した繊維ウェブを高温水蒸気で加熱して捲縮することにより得られた不織布を用いてアンダーラップテープを調製する。このアンダーラップテープは、前記複合繊維が、不織布の面方向に対して略平行に配向され、かつ平均曲率半径20〜200μmで厚み方向において略均一に捲縮している。前記複合繊維は、ポリアルキレンアリレート系樹脂と変性ポリアルキレンアリレート系樹脂とで構成され、かつ並列型又は偏芯芯鞘型構造であってもよい。このアンダーラップテープは、少なくとも一方向において、破断強度が5〜20N/50mmであり、破断伸度が80%以上であり、50%伸長後の回復率が80%以上であってもよい。 (もっと読む)


【課題】トナーの漏出を防止でき、かつ摺動性も高いトナーシール材を提供する。
【解決手段】湿熱接着性繊維と、熱収縮率の異なる複数の樹脂が相分離構造を形成した複合繊維とを含む繊維をウェブ化した後、生成した繊維ウェブを高温水蒸気で加熱処理して融着及び捲縮して得られた不織繊維集合体を用いてトナーシール材を調製する。このトナーシール材は、湿熱接着性繊維と熱収縮率の異なる複数の樹脂が相分離構造を形成した複合繊維とを含む不織繊維集合体で構成されたトナーシール材であって、前記不織繊維集合体の内部において、前記湿熱接着性繊維により融着した繊維の接着点が略均一に分布し、かつ前記複合繊維が平均曲率半径20〜200μmで略均一に捲縮して交絡している。このトナーシール材は、電子写真装置における回転ロールの両端部からのトナー漏出を抑制するためのシール材に適している。 (もっと読む)


【課題】袋状の表皮材中に発泡樹脂を入れて発泡成形する際、樹脂の染み出しを防止しつつ、内部の気体を表皮から滞りなく排出出来る表皮材を提供すること。
【解決手段】表生地11と、その内側に接着されるポリウレタンフォーム12と、その内側に接着される耐水圧450mmHO以上、好ましくは500mmHO以上、更に好ましくは550mmHO以上で、通気度0.1〜20cc/cm/s、好ましくは5〜15cc/cm/sであり、平均ポアサイズが0.1〜20μm、好ましくは5〜15μmである不織布13とからなる表皮材10を提供する。 (もっと読む)


【課題】適度な伸縮性を有するとともに、肌触りにも優れる伸縮材を提供する。
【解決手段】熱収縮率の異なる複数の樹脂で相構造が形成された複合繊維を含む繊維ウェブを高温水蒸気で加熱して捲縮し、不織布で構成された伸縮材を製造する。この伸縮材において、前記複合繊維が、面方向に対して略平行に配向し、かつ平均曲率半径20〜200μmで厚み方向において略均一に捲縮し、面方向における少なくとも一方向の破断強度が20N/50mm以上であり、かつ50%伸長後の回復挙動における25%戻り応力が0.2N/50mm以上である。前記複合繊維は、ポリアルキレンアリレート系樹脂と変性ポリアルキレンアリレート系樹脂とで構成され、かつ並列型又は偏芯芯鞘型構造であってもよい。この伸縮材は、マスク用耳掛部材や衛生材用伸縮部材に適している。 (もっと読む)


【課題】広い入射角及び周波数の電磁波に対して高い吸収性を有するとともに、通気性及び成形性にも優れる電磁波吸収材を提供する。
【解決手段】湿熱接着性繊維及び導電剤を含む繊維ウェブを高温水蒸気で加熱することにより、前記湿熱接着性繊維を融着させて繊維を固定し、電磁波吸収材を製造する。この電磁波吸収材は、厚み方向の断面において、厚み方向に三等分した各々の領域における繊維接着率がいずれも85%以下であり、かつ各領域における繊維接着率の最大値に対する最小値の割合が50%以上である。また、フラジール形法による通気度が0.1〜300cm3/cm2・秒程度であり、少なくとも一方向における最大曲げ応力が0.05MPa以上であり、最大曲げ応力を示す曲げ量に対して1.5倍の曲げ量における曲げ応力が、最大曲げ応力に対して1/5以上であってもよい。 (もっと読む)


【課題】 湿熱接着性樹脂でその表面を被覆した湿熱接着性繊維を主体とし、その繊維同士が充分に接着することにより高い剛性を有し、かつ形態安定性に優れる板状不織繊維構造体とこの構造体からなる蝶番を提供する。
【解決手段】 湿熱接着性樹脂をポリエステル系繊維あるいはポリオレフィン系繊維の表面に被覆してなる湿熱接着性繊維を少なくとも80%以上含み、該繊維の繊維径が1〜10dtexである板状の不織繊維構造体であって、該板状不織繊維構造体を構成する繊維の繊維充填率が40〜85%の割合で厚さ方向に均一に接着しているとともに、0.2〜0.7g/cmの見掛密度、および0.5〜5mmの厚さを有する板状不織繊維構造体であり、この板状不織繊維構造体は、軽量かつ耐久性を有し、扉や鞄等の可動係合に適している。 (もっと読む)


【課題】高い通液性及び保液性を有し、かつ形態安定性にも優れる液体保持材を提供する。
【解決手段】湿熱接着性繊維を含む繊維ウェブを高温水蒸気で加熱し、前記湿熱接着性繊維を融着させて繊維を固定し、液体保持材を製造する。この液体保持材は、厚み方向の断面において、厚み方向に三等分した各々の領域における繊維接着率がいずれも85%以下であり、かつ各領域における繊維接着率の最大値に対する最小値の割合が50%以上である。また、0.03〜0.2g/cm3の見掛け密度を有するとともに、吸水速度が10秒以下であり、吸水率が100質量%以上であり、吸水による寸法膨張率が4%以下であってもよい。この液体保持材は、成形性にも優れ、インク保持材や結露防止材として適している。 (もっと読む)


【課題】軽量でかつばねに適した曲げ挙動を示す板ばねを提供する。
【解決手段】80質量%以上の湿熱接着性繊維を含む繊維ウェブを高温水蒸気で加熱し、前記湿熱接着性繊維を融着させて繊維を固定し、板ばねを製造する。この板ばねは、厚み方向の断面において、厚み方向に三等分した各々の領域における繊維接着率がいずれも30〜85%であり、かつ各領域における繊維接着率の最大値に対する最小値の割合が50%以上であってもよい。また、0.1〜0.7g/cm3の見掛け密度を有し、少なくとも一方向における最大曲げ応力が0.5MPa以上であり、最大曲げ応力を示す曲げ量に対して1.5倍の曲げ量における曲げ応力が、最大曲げ応力に対して1/2以上であってもよい。この板ばねの形状は、例えば、屈曲板状又は湾曲板状であってもよい。 (もっと読む)


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