説明

株式会社サイダ・FDSにより出願された特許

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【課題】シングルモードの空胴共振器を使用したマイクロ波装置に関し、被処理液の流量を多くして均一に効率良く処理可能にする。
【解決手段】被処理液とは異なる誘電率を有すると共に被処理液の流れを乱す障害手段63を収容してあり、照射室内に生じる電界方向に対し軸線を沿わせて、空胴共振器の照射室に設置される流通管60を提案する。この流通管をマイクロ波装置の照射室に設置すると、被処理液を流す流通管内において電界分布が一様ではなくなり、被処理液に吸収されるマイクロ波が抑制され、Qの低下が抑えられて同調が外れにくくなるので、被処理液の流量を増やすことができる。 (もっと読む)


【課題】シングルモードの空胴共振器を使用したマイクロ波装置に関し、被処理物の流量を多くして均一に効率良く処理可能にする。
【解決手段】底面が正方形且つ側面が長方形の正四角柱状空胴の照射室12と、照射室側面を形成する側面壁15に設けられ、照射室12の中心軸Cと平行に長軸が伸延する矩形開口のアイリスと、を有する空胴共振器10を含んだマイクロ波装置とする。その空胴共振器10は、アイリスから照射室12内にマイクロ波が導入されるシングルモードの空胴共振器である。照射室12内において、被処理物を流動させる流通路60を、中心軸Cを取り巻いて伸延する螺旋状に設けてあり、そして、照射室底面(13,14)のなす正方形の1辺が、照射室12に導入するマイクロ波の波長の75%以下に設計される。 (もっと読む)


【課題】複数の試料を均一に加熱できる仕組みのマイクロ波照射装置を提案する。
【解決手段】本提案に係るマイクロ波照射装置は、X軸辺の長さがa(a>0)、Y軸辺の長さがb(b>0)、Z軸辺の長さがc(c>0)であるTM110モードの直方体共振空胴とした照射室4と、照射室4を構成するY−Z面壁4eに設けられ、Z軸方向へ伸延するスリット4gと、スリット4gから照射室4に挿入され、照射室4のX−Z面に沿ってY−Z面壁4fまで伸延する下敷7と、X軸方向へ移動可能にして下敷7上に載置され、スリット4gを通して照射室4に進入可能で且つ照射室4に進入したときに所定の位置で停留する搬送位置決め治具9と、搬送位置決め治具9に設けられたホルダ保持部に保持される試料ホルダ10と、を含んで構成される。 (もっと読む)


【課題】多数の試料を均一処理することができ、必要に応じ連続処理も行えるようなマイクロ波照射装置を提案する。
【解決手段】本発明によるマイクロ波照射装置は、X軸辺の長さがa(a>0)、Y軸辺の長さがb(b>0)、Z軸辺の長さがc(c>0)であるTM(Transverse Magnetic)110モードの方形共振空洞とした照射室10と、この照射室10のY−Z面壁11,12に設けたスリット13,14と、該スリット13,14を通して照射室10に進入し、照射室10内のX−Z面に従って移動可能な搬送シート20と、この搬送シート20に設けた試料ホルダ21と、を含んで構成される。 (もっと読む)


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