説明

株式会社ENEOSセルテックにより出願された特許

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【課題】より広い範囲の触媒層の加湿条件下において燃料電池の発電性能を維持することができる技術を提供する。
【解決手段】膜電極接合体は、固体高分子電解質膜20と、固体高分子電解質膜20の一方の面に形成されたカソード触媒層30と、固体高分子電解質膜20の他方の面に形成されたアノード触媒層と、を備える。カソード触媒層30およびアノード触媒層の少なくとも一方は、炭素粒子302に触媒304を担持させてなる触媒担持粒子306と、触媒担持粒子306の表面の一部を被覆する結晶化プロトン伝導体308と、触媒担持粒子306と結晶化プロトン伝導体308とを含む複合体310の表面の一部を被覆する非結晶化プロトン伝導体312と、を備える。 (もっと読む)


【課題】水の排出性とガス拡散性を両立させ、電圧特性を向上させることができるガス拡散層、燃料電池用電極、膜電極接合体、及び燃料電池を提供する。
【解決手段】ガス拡散層は、触媒層側に形成される第1の面、及び触媒層の反対側に形成される第2の面を有するガス拡散基材と、導電性粉末を含有すると共にガス拡散基材の第1の面上、及びガス拡散基材内に配置される微細孔層と、を有し、アノード及びカソードの少なくとも一方において、微細孔層は、ガス拡散層の厚さ方向に連続しており、厚さ方向と垂直な断面上の微細孔層の量は、厚さ方向における第1の断面位置において最大となると共に、第1の断面位置から第2の面へ向かうに従って減少し、厚さ方向におけるガス拡散基材の中央位置から触媒層側の領域に含まれる微細孔層の量は、微細孔層の全体の量の80%以上であり、微細孔層は、第2の面まで及んでいる。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構成で冷却水浄化手段の劣化を抑制可能な燃料電池システムを提供する。
【解決手段】 燃料電池システム1においては、燃料電池2を冷却するための冷却水が循環する循環流路3に対して、その循環流路3から一旦分岐した後に合流する分岐流路4が設けられている。そして、その分岐流路4にイオン交換器9が設けられると共に、イオン交換器9の上流側に熱交換器10が設けられている。このため、循環流路3に比較的高温の冷却水を循環させつつ、熱交換器10で冷却され比較的低温となった冷却水をイオン交換器9に供給することができる。したがって、イオン交換器9の劣化が抑制される。このように、この燃料電池システム1によれば、簡単な構成でイオン交換器9の劣化を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】 電解質膜に触媒インクを均一に塗布できる共に電解質膜の損傷を防止できる膜電極接合体の製造方法、及び膜電極製造装置を提供する。
【解決手段】 電極接合体製造装置1及び膜電極接合体30の製造方法においては、電解質膜10に張力を付与された状態において電解質膜10に触媒インクB1及び触媒インクB2を塗布する。このため、電解質膜10に対して触媒インクB1及び触媒インクB2を均一な厚みで塗布することができる。さらに、膜電極接合体製造装置1及び膜電極接合体30の製造方法においては、電解質膜10に触媒インクB1及び触媒インクB2を塗布した後に、電解質膜10に付与した張力を開放する。このため、後の工程において電解質膜10を乾燥させる際に、電解質膜10の収縮が阻害されないので、電解質膜10の損傷を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】ペーストの塗布性能を向上させ、燃料電池の電池性能を向上させることができるペースト塗布装置を提供する
【解決手段】除去部125を構成する部分は、塗布ロール110の回転中心軸線方向CLから見て、仮想線L1上、または仮想線L1よりも回転方向D3における上流側にのみ設けられている。すなわち、除去部125は、当該仮想線L1よりも回転方向D3における下流側に迫り出した部分を有さない構造となる。エッジ部123に連結されている折返し面122は、仮想線L1上、または仮想線L1よりも回転方向D3における上流側に配置されているため、エッジ部123で膜厚調整及び表面仕上げされたペースト表面を引っ張ることなく、平滑な状態を維持することができる。 (もっと読む)


【課題】逆電流の発生を抑制し、カソード触媒層の劣化を抑制することができる膜電極接合体及び燃料電池を提供する。
【解決手段】燃料電池10及び膜電極接合体50は、アノード触媒層26とアノードガス流路38との間に酸素拡散防止層が設けられている。この酸素拡散防止層は、アノード触媒層26に比して酸素の拡散性が低くされており、水素を良好に拡散させる一方で酸素の拡散を抑制する機能を有している。燃料電池システムの停止時において、アノード触媒層26に入り込む酸素の量を減少させる。また、停止時に入り込んだ酸素は酸素拡散防止層27によって拡散が妨げられることにより、カーボンを劣化させる反応を遅延させる。 (もっと読む)


【課題】例えば貯湯ユニットを大型化させなくても、所望の蓄熱量を確保することができるコジェネレーションシステムを提供すること。
【解決手段】燃料電池システム1では、運転制御装置20によって、貯湯ユニット3における蓄熱量の予測値に基づいて電気ヒータ9が制御される。そのため、貯湯ユニット3における蓄熱量の予測値が所望の蓄熱量にならないと判断される場合には、電気ヒータ9によって湯の温度を上昇させることができる。 (もっと読む)


【課題】 セル電圧測定端子の配列間隔を狭めることが可能な燃料電池モジュールを提供する。
【解決手段】 燃料電池モジュール1は、複数の電池セル11と複数のセル電圧測定端子21を備えている。各セル電圧測定端子21は、本体部23と当接部24と接続部25とを有している。本体部23は、当接部24が引き出される引出部23aと、接続部25が引き出される引出部23bとを含む。引出部23aは、電池セル11の積層方向に突出しており、引出部23bは、引出部23aの突出方向と反対の方向に突出している。このため、互いに隣り合うセル電圧測定端子21の引出部23aと引出部23bとが干渉することを避けつつ、セル電圧測定端子21を配列することができる。その結果、セル電圧測定端子21同士の絶縁を確保しつつ、セル電圧測定端子21を密接に配列することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 省エネルギー効果の低減を抑制可能なコージェネレーションシステムを提供する。
【解決手段】 燃料電池システム1は、電力及び熱を発生させる燃料電池ユニット10と、燃料電池ユニット10で発生した熱により温められた湯を貯える貯湯ユニット20と、貯湯ユニット20を制御する制御部30と、を備え、所定の施設Mに電力及び湯を供給する。制御部30は、施設Mの利用者が入浴すると想定される入浴想定時刻、及び入浴時に使用されると想定される使用想定湯量を示す情報を取得すると共に、使用想定湯量を貯湯ユニット20の貯湯槽22に貯めるために必要な貯湯時間を算出する。そして、制御部30は、入浴想定時刻から少なくとも貯湯時間だけ遡った所定の時刻に、貯湯ユニット20の貯湯槽22から施設Mの浴槽Bへ湯を供給する。 (もっと読む)


【課題】 省エネルギー効果の低減を抑制可能なコージェネレーションシステム及びその制御方法を提供する。
【解決手段】 所定の施設Mに電力及び水を供給する燃料電池システム1は、電力及び熱を発生させる燃料電池ユニット10と、燃料電池ユニット10で発生した熱により温められた水を貯える貯湯ユニット20と、燃料電池ユニット10及び貯湯ユニット20を制御する制御部30と、を備える。制御部30は、貯湯ユニット20の蓄熱量が第1の基準量に達したときに、貯湯ユニット20から施設Mの温水利用設備Bに温水を供給すると共に、温水よりも低い温度の冷水を貯湯ユニット20に供給する。 (もっと読む)


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