説明

日清紡ブレーキ株式会社により出願された特許

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【課題】優れた耐フェード性と、高い機械的強度を併有する銅及び元素銅を含まないNAO材の摩擦材の製造方法を提供する。
【解決手段】摩擦材原料配合物を混合して摩擦材原料混合物を得る混合工程と、摩擦材原料混合物を密閉式混練機に投入し、混練機の槽内を熱硬化性樹脂の溶融温度以上、硬化温度未満の温度と所定の圧力に保ちながら混練して、摩擦材原料混合物を得る混練工程と、摩擦材原料混練物を整粒して摩擦材原料整粒物を得る整粒工程と、摩擦材原料整粒物を成型用金型に投入し、プレス装置で加熱加圧成型して摩擦材成型物を得る加熱加圧成型工程を含む。 (もっと読む)


【課題】自動車等のディスクブレーキパッドに使用される、鋼製のバックプレート及びそのバックプレートを用いたディスクブレーキパッドであって、摩擦材とバックプレートの接着強度を向上できるバックプレート、及び、そのバックプレートに摩擦材を接着した、充分な接着強度を有するディスクブレーキパッドを提供する。
【解決手段】ディスクブレーキパッド1用の鋼製のバックプレート2として、摩擦材を接着する面にガス窒化法またはガス軟窒化法により形成した深さ5μm〜20μmの化合物層と、前記化合物層の表層側に前記化合物層の深さの40%以上の厚みのポーラス層を有すると共に、表層に形成される酸化物層の厚さが1μm以下であるバックプレート2を使用する。 (もっと読む)


【課題】
ディスクブレーキやドラムブレーキに使用される摩擦材において、摩擦材内部の気孔の状態や亀裂による空隙の有無を迅速、正確、且つ容易に観察することができる摩擦材の分析方法を提供すること。
【解決手段】
摩擦材の成分に含まれず、且つX線に対する感度の高い元素である塩素を含む物質を含浸させ、X線分析装置を用いて摩擦材内部に侵入した塩素を検出し、検出した塩素の分布状態を分析する。
前記塩素を含む物質は、4,4’-メチレンビス(2-クロロアニリン)が好ましい。
摩擦材の内部構造を分析することにより、要求される摩擦特性や振動特性を得るための好適な製造条件を求めることができ、所望の特性の摩擦材を容易に製造することができる。 (もっと読む)


【課題】
自動車の制動装置のディスクブレーキパッド、ブレーキシューに使用される摩擦材に関し、充分で安定した制動力と充分な機械的強度を有する摩擦材を提供すること。
【解決手段】
金属単体および合金を含まない摩擦材において、前記摩擦材が、平均粒径10〜50μmの板状チタン酸塩と、含水珪酸マグネシウムとを合計で摩擦材全量に対し20〜30体積%含有し、かつ、前記板状チタン酸塩と前記含水珪酸マグネシウムの体積比が12:1〜5:1であること。
また、前記板状チタン酸塩の平均粒径が20〜40μmであること、前記板状チタン酸塩が、6チタン酸カリウムであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】
摩擦調整材としてシリコーンゴム粒子を含有してなる摩擦材において、制動時の摩擦衝撃によるシリコーンゴム粒子の脱落を抑制することにより、耐摩耗性が良好な摩擦材を提供すること。
【解決手段】
繊維基材、結合剤、研削材、摩擦調整材からなる摩擦材において、摩擦調整材としてシリコーンゴム粒子の内部にシランカップリング剤が分散されたシランカップリング剤分散シリコーンゴム粒子を使用する。
シランカップリング剤分散シリコーンゴム粒子は、シランカップリング剤を0.1〜5重量%含有するものであり、摩擦材全量に対し0.5〜20体積%含有させる。平均粒子径は10〜1,000μm。
また摩擦材は、モース硬度が5〜9、平均粒子径が1〜15μmの硬質無機粒子を0.1〜20体積%含有する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造で以ってアジャスト部材の盲動防止機能を向上すること。
【解決手段】ドラムブレーキの2ピース形シュー間隙調整装置において、第2アジャスト部材の一端部に設けた端部調整歯部の谷部が第2のブレーキシューの顎部に係合して回動不能状態を維持するようにコイル部を第2アジャスト部材の第2ねじ軸部に隣接させて両ブレーキシューの間にシューリタンスプリングを張設した。 (もっと読む)


【課題】鉄系材料からなるディスクロータを具備するディスクブレーキに使用する、繊維基材、結合材、研削材、摩擦摩耗調整材を含有する摩擦材を具備するディスクブレーキパッドにおいて、貼り付き現象の発生を効果的に抑制しつつ、耐フェード性、耐摩耗性、成形性が良好な摩擦材を具備するブレーキパッドの提供。
【解決手段】鉄系材料からなるディスクロータを具備するディスクブレーキに使用する、繊維基材、結合材、研削材、摩擦摩耗調整材を含有する摩擦材3を具備するディスクブレーキパッド1において、摩擦材3が結合材を摩擦材全量に対し4.5〜7.0重量%、且つ、アラルキル変性フェノール樹脂を結合材の全量の少なくとも50重量%、研削材としてモース硬度が6〜8であり、平均粒子径が10〜200μmである無機粒子を摩擦材全量に対し1〜3重量%含有することを特徴とするディスクブレーキパッド1。 (もっと読む)


【課題】ブレーキシューをバックプレートに載置した状態でストラット組立体を組付けできるドラムブレーキ装置を提供する。
【解決手段】インクリメンタルタイプのシュー間隙自動調整装置を備えるドラムブレーキ装置において、ストラット組立体が一対のブレーキシューに対してバックプレートとは反対方向から組付け可能な構造となした。 (もっと読む)


【課題】ブレーキシューをバックプレートに載置した状態でストラット組立体を組付けできるドラムブレーキ装置を提供する。
【解決手段】ワンショットタイプのシュー間隙自動調整装置を備えるドラムブレーキ装置において、ストラット組立体20が車軸方向のブレーキドラム側から組付け可能な構造となした。ストラット組立体20の浮き上がりを制限する浮き上がり制限手段を設けた。浮き上がり制限手段がシューリターンスプリング16である。浮き上がり制限手段がストラット本体20の一方をブレーキシュー11のシューウエブ11aに当接させてストラット組立体20の浮き上がりを制限する。 (もっと読む)


【課題】摩擦材に型成形により傾斜面を成形したディスクブレーキパッドにおいて、端部にクラックや皺、摩擦材の反りによる浮きの発生が無く外観が良好なディスクブレーキパッドを提供する。
【解決手段】バックプレートの摩擦材が接着される面側の、摩擦材の傾斜面が成形される部位の投影部分に凹部を形成し、且つ、凹部に摩擦材が充填されている。 (もっと読む)


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