説明

住友電工ウインテック株式会社により出願された特許

41 - 50 / 67


【課題】モーターなどの電気機器に組み立てた後の絶縁特性に優れ、端子部材との接続箇所の強度が高い巻線に適した巻線用導体、及びこの導体の製造方法、並びに巻線を提供する。
【解決手段】本発明の巻線用導体は、その表面をX線回折することにより求めた(111)面の回折強度に対する(200)面の回折強度の比をI(200)、この導体と同じ組成からなる微粉末を上記導体と同一条件下でX線回折することにより求めた(111)面の回折強度に対する(200)面の回折強度の比をIo(200)とするとき、I(200)/Io(200)≦3を満たす。(200)面を配向させないように伸線の途中段階で中間熱処理を施すと共に、この中間熱処理後の最終伸線加工の総加工度を90%以下とする。そして、最終伸線加工後に最終熱処理を施す。得られた導体は、伸び、耐力、耐熱性に優れる。 (もっと読む)


【課題】 耐熱性、可とう性に優れ、しかも導体との密着性、高負荷条件下での耐摩耗性といった機械的強度に優れた絶縁被膜を形成できる絶縁ワニス、および当該ワニスを、導体上に塗布、焼付けてなるプライマー層を有する絶縁電線を提供する。
【解決手段】 ビフェニル型フェノキシ樹脂を含み、硬化剤としてブロックイソシアネートを含有する絶縁ワニスで、さらにビスフェノール型フェノキシ樹脂を含有することが好ましい。また、前記ビスフェノール型フェノキシ樹脂は、ビスフェノールA型フェノキシ樹脂であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性等の機械的強度や耐熱性が優れた融着皮膜を有し、高占積率仕様のモータの製造に使用する場合でも優れた巻線性を示す自己融着性絶縁電線、及び、この自己融着性絶縁電線を用いるモータを提供する。
【解決手段】ビスフェノールA、ビスフェノールS及びビフェニル型エポキシ単位を含むエポキシモノマーを共重合させてなるフェノキシ樹脂、並びに架橋剤を含有する樹脂組成物からなる融着皮膜を有することを特徴とする自己融着性絶縁電線、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、及びビフェニル型エポキシ樹脂、並びに架橋剤を含有する樹脂組成物からなる融着皮膜を有することを特徴とする自己融着性絶縁電線、及び、これらの自己融着性絶縁電線を用いるモータ。 (もっと読む)


【課題】 導体表面にエポキシ樹脂を硬化剤により硬化させた樹脂層を有する絶縁電線において、高温処理によっても密着性が低下しない被覆層を形成させる。
【解決手段】 導体表面に、重量平均分子量が20000以上のフェノキシ樹脂と溶媒からなる樹脂組成物を塗布し、焼き付けることによってプライマー層を形成し、さらに、当該プライマー層の上層にポリエステルイミド、ポリアミドイミド、ポリエステル及びポリイミドからなる群から選ばれる少なくとも1種以上の樹脂を主体とする絶縁層を形成する。 (もっと読む)


【課題】 導体表面にエポキシ樹脂を硬化剤により硬化させた樹脂層を有する絶縁電線において、高温処理によっても密着性が低下しない樹脂層を形成させる。
【解決手段】 導体に、変性度5%以上でTHEICによって置換されたビスフェノール類とビスフェノール型エポキシ樹脂とを重合させたTHEIC変性フェノキシ樹脂(不揮発分)100質量部に対して、ブロックイソシアネートなどの硬化剤5〜30重量部を含む樹脂組成物を塗布、焼き付けしてエポキシ樹脂が硬化された樹脂層を形成する。そして、好ましくは当該樹脂層の上層にポリエステルイミド、ポリアミドイミド、ポリエステル及びポリイミドからなる群から選ばれる少なくとも1種以上の樹脂を主体とする別の樹脂層を形成する。 (もっと読む)


【課題】表面の潤滑性を損なうことなく、含浸処理用ワニスとの接着力に優れたマグネットワイヤ及びこれを用いたコイルを提供する。
【解決手段】導体を被覆する絶縁被膜の最外層が、塗膜構成樹脂100質量部、融点50〜150℃の有機系潤滑剤1〜5質量部、および下記一般式(1)で示されるシランカップリング剤1〜30質量部含有するワニスの硬化物で構成されている。(1)式中、R及びRは、それぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基、Oは酸素原子、Xは結合基又は炭素数1〜3のアルキル基又はフェニレン基、Yは炭素数2〜5のエチレン性不飽和結合含有基を示し、nは0、1または2である。
(もっと読む)


【課題】 導体表面にエポキシ樹脂を硬化剤により硬化させた樹脂層を有する絶縁電線において、高温処理によっても密着性が低下しない樹脂層を形成させる。
【解決手段】 導体に、ビスフェノールA系エポキシ樹脂などのエポキシ樹脂100質量部に対して、ブロックイソシアネートなどの硬化剤5〜30重量部及びアルミナなどの無機フィラー1〜30質量部を含む樹脂組成物を塗布、焼き付けしてエポキシ樹脂が硬化された樹脂層を形成する。そして、好ましくは当該樹脂層の上層にポリエステルイミド、ポリアミドイミド、ポリエステル及びポリイミドからなる群から選ばれる少なくとも1種以上の樹脂を主体する別の樹脂層を形成する。 (もっと読む)


【課題】 過酷な巻線加工に耐える耐摩耗性、可とう性等の機械的特性、および耐熱性の双方を満足できる絶縁電線を提供する。
【解決手段】 導体;エポキシ樹脂の硬化体で構成される、前記導体を被覆するプライマー層;及び該プライマー層上に形成された、200〜250℃での弾性率が60MPa以上で且つ300℃での弾性率が50MPa以上の絶縁被膜層を有する。前記エポキシ樹脂は、フェノキシ樹脂であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】高温処理によっても、導体と導体被覆との密着性が低下しない絶縁電線を提供する。
【解決手段】 導体に、エポキシ樹脂100質量部に対して、ポリアミド樹脂、ウレタン樹脂、ニトリルゴムなどのエポキシ樹脂以外の樹脂を20〜150質量部、ジアミノジフェニルメタンなどの硬化剤3〜30重量部を含む樹脂組成物を塗布、焼き付けしてエポキシ樹脂が硬化剤により硬化されたプライマー層を形成する。そして、当該プライマー層の上層にポリエステルイミド、ポリアミドイミド、ポリエステル及びポリイミドからなる群から選ばれる少なくとも1種以上の樹脂を主体とする絶縁層を形成する。 (もっと読む)


【課題】 耐熱性、機械的強度に優れたポリエステルイミド系絶縁被膜を形成できるポリエステルイミド系樹脂ワニスを提供する。
【解決手段】 ポリエステルイミド系樹脂、第2級炭素に結合したメルカプト基を2個以上有する多官能チオール化合物を含有し、さらに硬化剤が含有されてもよい。
【効果】 第2級炭素に結合したメルカプト基を2個以上有する多官能チオール化合物は、メルカプト基を1つしか含まないチオール化合物や、第1級、第3級炭素原子に結合したメルカプト基を有するチオール化合物と比べて、導体密着性に優れた絶縁被膜を形成できる。 (もっと読む)


41 - 50 / 67