説明

株式会社パテントストラにより出願された特許

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【課題】放射線不透過線材と放射線透過線材の単一の線材から成るコイルスプリング体の溶着接合部内の接合形態と、線材の機械的強度特性との相関関係を明確にして、高強度の引張破断強度を有するコイルスプリング体から成る医療用ガイドワイヤに関する技術を開示するものである。
【解決手段】単一の線材の縮径伸線加工前後の放射線不透過線材と放射線透過線材に一定範囲の引張破断強度に差を設け、さらに縮径伸線加工の途中で引張破断強度が逆転する遷移領域を設けることにより、高強度の引張破断強度と高強度の接合部を備えたコイルスプリング体を得て、耐繰り返し回転操作特性を向上させた医療用ガイドワイヤを提供するものである。 (もっと読む)


【課題】従来の医療用ガイドワイヤの先端端部の先導栓は、芯線長手方向の長さが長い為、屈曲蛇行の激しい病変内においては、深部挿入することは不可能であった。このような病変内でも深部挿入を可能とする為には、先導栓の芯線等との離脱強度を確保しながら先導栓の短小化、径小化を図る為の技術課題が存在していた。
【解決手段】同一、又は同種の接合部材を用いて、短小硬化部と先頭部から成る先導栓の構造とし、又は前記先導栓と同一、又は同種の接合部材を用いて芯線外周に被膜層を形成した先導栓構造とすることにより、芯線等との離脱強度を確保しながら、先導栓の短小化、径小化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】金属素線を用いた芯線から成る医療用ガイドワイヤは、手元側から先端側への回転伝達性と、芯線先端部の狭窄病変内における曲がり癖の付き難さが要求され、これを解消する為、芯線の引張破断強度特性と直線性等を向上させた医療用ガイドワイヤに関する技術を開示するものである。
【解決手段】芯線の金属素線は、固溶化処理したオーステナイト系ステンレス鋼線を用いて、総減面率が90%から99.5%の強加工の伸線加工を行い、強加工伸線の前記金属素線の引張破断強度が急傾斜増大する温度域にて低温加熱処理を行い、又低温加熱処理下で捻回加工等を行うことにより、高強度の引張破断強度と高度の直線性・回転伝達性を備え、耐繰り返し曲げ疲労特性を向上させた芯線を用いて成る医療用ガイドワイヤを提供することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 コイル体のばね定数はコイル平均径に反比例する為、先端部が小径で後端部が大径から成るコイル体は、外径差(コイル平均径差と同様)に起因して小径のコイル体のばね定数は増大し、いわゆる細くて剛性の高いコイル体となる課題がある。そして又、かかる場合において、ねじり回転操作に対して耐疲労特性を向上させる課題がある。
【解決手段】 コイル体の外径差から生ずるばね定数増大分を抑止する為、小径のコイル体の長手方向の長さを変えずに巻き数を増大し(コイルピッチを小さく)又、さらにばね指数と曲げ応力修正係数との一定の関係により、繰り返しねじり回転での耐疲労特性を向上させたコイル体を備えた医療用ガイドワイヤを提供することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】芯線にステンレス鋼線を用いてコイルスプリング体を芯線と接合する際、芯線への熱影響による機械的強度特性を低下させることなく、これを向上させる技術課題である接合法を開示するものである。
【解決手段】芯線に固溶化処理したオーステナイトステンレス鋼線を用いて、総減面率が90%から97.6%の強加工の伸線加工を行い、芯線とコイルスプリング体とを接合する際に接合部材として溶融温度が180℃から495℃の共晶合金を用いて接合して機械的強度特性を向上させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】コイル体に接合部材を用いて部分的に接合して接合部を形成する際、又は医療用処置具に用いるコイル体、又は医療用コイル構造体と接続口金とを接合部材を用いて部分的に接合して接合部を形成する際、コイル体、又は医療用コイル構造体の金属素線への熱影響による機械的強度特性を低下させることなく、これを向上させる技術課題である接合法を用いた医療用コイル構造体、又は医療用処置具等を開示するものである。
【解決手段】医療用コイル構造体の金属素線にオーステナイトステンレス鋼線の強加工の伸線加工を行った金属素線を用いて巻回成形、又は撚合構成し、強加工のオーステナイト系ステンレス鋼線の温度と引張破断強度特性に着目して、引張破断強度が向上する温度と合致した溶融温度をもつ接合部材を用いて接合部を形成し、接合部の医療用コイル構造体の金属素線の引張破断強度をより向上させた医療用コイル構造体であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】金属素線を撚合構成した操作用ロープから成る医療用処置具の高性能化、多機能化、及び細径化に伴い、操作用ロープへ加わる操作力は増大傾向にある。この為、高強度特性の操作用ロープから成る医療用処置具を提供する。
【解決手段】操作用ロープは、金属素線を撚合構成して成り、金属素線はオーステナイト系ステンレス鋼線を用いて、強加工の伸線加工と引張破断強度が急傾斜増大する温度域での低温加熱処理を施して、高強度の引張破断強度特性、高強度の引張破断力を有して、高度の操作性を有する操作用ワイヤロープから成る医療用処置具である。 (もっと読む)


【課題】先端部に接合部材を用いて先導栓等を形成する際に、芯線への熱影響による機械的強度特性を低下させることなく、むしろこの特性を向上させる技術課題である先導栓等の接合構造とその接合法を開示するものである。
【解決手段】芯線に強加工の伸線加工のオーステナイトステンレス鋼線を用いて、芯線とコイルスプリング体とを接合して先端部に先導栓等を形成する際に、接合部材として所定の溶融温度をもつ共晶合金を用いて接合し、機械的強度特性等を向上させ、かつ先導栓を短小化、径小化等させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 医療用処置具の操作用ロープと連結部材とを接合部材を用いて接合する際、操作用ロープへの熱影響による機械的強度特性を低下させることなく、これを向上させる技術課題である接合法を用いた医療用処置具を開示するものである。
【解決手段】 操作用ロープにオーステナイトステンレス鋼線の強加工の伸線加工を行った金属素線を用いて撚合構成し、強加工のオーステナイト系ステンレス鋼線の温度と引張破断強度特性に着目して、引張破断力が向上する温度と合致した溶融温度をもつ接合部材を用いて接合することにより、接合部の操作用ロープの引張破断力をより向上させて接合した医療用処置具であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 先端部に接合部材を用いて先導栓等を形成する際に、芯線への熱影響による機械的強度特性を低下させることなく、むしろこの特性を向上させる技術課題である先導栓等の接合構造とその接合法を開示するものである。
【解決手段】 芯線に強加工の伸線加工のオーステナイトステンレス鋼線を用いて、芯線とコイルスプリング体とを接合して先端部に先導栓等を形成する際に、接合部材として所定の溶融温度をもつ共晶合金を用いて接合し、機械的強度特性等を向上させ、かつ先導栓を短小化、径小化等させたことを特徴とする。 (もっと読む)


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