説明

株式会社ユーテックにより出願された特許

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【課題】本発明は、鉄道車両に設けられる踏面方式の制動機構において、車輪踏面により均一に押接し、高効率に制動力を作用して、車輪踏面に局所的な高温領域を発生させず、熱的損傷を抑制する合成制輪子を提供することを目的とする。
【解決手段】背板15に取付部14を設け、前記背板15の前面側に車輪踏面と当接する摩擦体12を配置し、前記摩擦体面12bに開口部18dを有した切欠部18を前記摩擦体12に設けた鉄道車両用の合成制輪子10において、前記切欠部18の切欠頭面18aに露出して前記背板15に達するまで弾性体13を配置し、前記弾性体13の左右側面が前記摩擦体12との接合面13aになるように前記摩擦体が左右に分断され、前記弾性体13のデュロメータ硬さが前記摩擦体12のデュロメータ硬さより小さく、前記弾性体13の圧縮弾性率が前記摩擦体12の圧縮弾性率より小さい弾性体介装型合成制輪子10である。 (もっと読む)


【目的】新規な鉄系産業廃棄物から安価な鋳鉄用原料を鋳物業界に提供する。
【構成】本発明に係る鋳鉄用原料は、鉄系産業廃棄物に含有される水酸化鉄及び/又は硫酸鉄を処理してマグネタイト及び/又は酸化第二鉄を生成し、前記マグネタイト及び/又は酸化第二鉄を鋳鉄用原料とすることを特徴とする。前記鉄系産業廃棄物は鉱山廃棄物又は鉄含有化合物を原料として非鉄素材を生産する工場から廃棄される産業廃棄物である。また、前記鋳鉄用原料が前記マグネタイト及び/又は酸化第二鉄のペレットである。前記水酸化鉄や硫酸鉄は加熱炉によりマグネタイトに変換される。また硫酸鉄は鉄バクテリア処理により酸化第二鉄に変換される。前記マグネタイトから誘導加熱炉により鋳鉄を製造し、前記酸化第二鉄と炭素材を共存させて誘導加熱炉により鋳鉄を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】所定範囲の環境温度において低い熱伝導率を示す安価な断熱材の製法の提供。
【解決手段】この製法は、3つの工程を有する。第1工程では、25重量%の粉末フェノール樹脂に25重量%のマイカ粉及び50重量%のセピオライトが混練される。この工程において、8重量%のメタノールが注入される。第2工程では、基材19に高周波が照射されることにより、当該基材19が120℃に予熱される。第3工程では、予熱された基材19が金型により成形される。このとき、基材19は170℃に加熱され、20MPaで圧縮される。加熱加圧時間は、12分である。 (もっと読む)


【課題】高摩擦係数の実現及び熱による摩擦係数の変動を抑えた安価な制動装置及びブレーキパッドの提供。
【解決手段】この制動装置10は、鋳鉄又は鉄鋼材料からなるブレーキローター21と、炭素繊維強化プラスチックからなるブレーキパッド22とを備える。ブレーキパッド22は、フェノール樹脂が12.7〜19.7重量%を含有する炭素繊維強化プラスチックからなる。上記材料からなるブレーキローター21とブレーキパッド22との間の摩擦係数は高く、且つ熱による変動が小さい。炭素繊維強化プラスチックによりブレーキパッド22が構成されるから、安価な鉄道車両用の制動装置10が得られる。 (もっと読む)


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