説明

株式会社ボナックにより出願された特許

1 - 3 / 3


【課題】 遺伝子の発現を抑制可能な新たな核酸分子を提供する。
【解決手段】 標的遺伝子の発現を抑制する発現抑制配列を含む一本鎖RNA分子であって、5’側から3’側にかけて、5’側領域(Xc)、リンカー領域(Lx)および3’側領域(X)を、前記順序で含み、前記5’側領域(Xc)が、前記3’側領域(X)と相補的であり、前記5’側領域(Xc)および前記3’側領域(X)の少なくとも一方が、前記発現抑制配列を含み、さらに、下記(1)または(2)の少なくとも一方の条件を満たす分子とする。
条件(1):前記5’側領域(Xc)の3’末端領域と前記3’側領域(X)の5’末端領域とが、アデニン塩基とウラシル塩基との水素結合によりハイブリダイズする。
条件(2):前記5’側領域(Xc)の3’末端領域および前記3’側領域(X)の5’末端領域の少なくとも一方が、デオキシリボヌクレオチド残基を有する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、容易且つ効率よく製造方法が可能であり、遺伝子の発現を抑制可能な新たな核酸分子の提供を目的とする。
【解決手段】 標的遺伝子の発現を抑制する発現抑制配列を含む一本鎖核酸分子であって、領域(X)、リンカー領域(Lx)および領域(Xc)を含み、前記領域(Xc)と前記領域(Xc)との間に、前記リンカー領域(Lx)が連結され、前記領域(Xc)が、前記領域(X)と相補的であり、前記領域(X)および前記領域(Xc)の少なくとも一方が、前記発現抑制配列を含み、前記リンカー領域(Lx)が、ピロリジン骨格およびピペリジン骨格の少なくとも一方を含む非ヌクレオチド構造を有することを特徴とする分子とする。この一本鎖核酸分子によれば、前記標的遺伝子の発現を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】 遺伝子の発現を抑制可能な新たな核酸分子であって、容易かつ効率良く製造することが可能な核酸分子を提供する。
【解決手段】 標的遺伝子の発現を抑制する発現抑制配列を含む一本鎖核酸分子であって、5’側から3’側にかけて、5’側領域(Xc)、内部領域(Z)および3’側領域(Yc)を、前記順序で含み、前記内部領域(Z)が、内部5’側領域(X)および内部3’側領域(Y)が連結して構成され、前記5’側領域(Xc)が、前記内部5’側領域(X)と相補的であり、前記3’側領域(Yc)が、前記内部3’側領域(Y)と相補的であり、前記内部領域(Z)、前記5’側領域および前記3’側領域の少なくともいずれかが、前記発現抑制配列を含むことを特徴とする分子とする。この一本鎖核酸分子によれば、前記標的遺伝子の発現を抑制できる。 (もっと読む)


1 - 3 / 3