説明

株式会社 香味堂により出願された特許

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【課題】 香味材の歯ごたえと香味を楽しむことができる香味油を提供すること。
【解決手段】 香味材の1つである唐辛子の加工品と、ピーナッツなどのうちから選ばれる少なくとも1種以上の香味材とを含み、さらに平均粒径が2mm〜15mm程度と相対的に平均粒径が大きく、かつ、噛んだときに歯ごたえがある第1の群と、平均粒径が0.1mm〜1mm程度と相対的に平均粒径が小さく、かつ、噛んだときに歯ごたえがない又はほとんどない第2の群からなっている。まず、香味材のうち第2の群に対して、90℃から120℃の植物性油脂の一部を絡めて、これらの香味材のすべてが植物性油脂で濡れている状態にする。続いて130℃から250℃の温度範囲にある植物性油脂を第1の群の香味材等の全ての香味材に絡めながら香味材を植物性油脂で浸してゆく。 (もっと読む)


【課題】 長ネギを香味材として利用した香味油において、食感と香味を楽しむことができるものを提供すること。
【解決手段】 香味のベースとなる長ネギは、長さ3mm〜10mm、幅2mm〜5mm程度の大きさに細断加工する。また、香味付けは、室温下に置いた菜種油1000mlを加熱するのと同時に長ネギの細断片を加え、80℃〜120℃の温度範囲になるまで加熱する、つまり対象物を揚げずに油通しすることによって行う。食感のベースとなる玉ネギの加工品は、適度な食感を持たせるために長さ5mm〜15mm、幅5mm〜15mm程度の大きさに細断加工したものを、90℃〜120℃の温度範囲にある植物性油脂で油通し処理したものを用いる。このように加工することによって、玉ネギの加工品にサクサクとした歯触りが残って食感が良くなる上に玉ネギの甘みが唐辛子等の香味料の風味を減殺することを防ぐことができる。 (もっと読む)


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