説明

エムアールエイ・システムズ・インコーポレイテッドにより出願された特許

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【課題】航空機エンジンのための断熱ブランケットおよび熱伝導率が低く、温度性能が高い断熱ブランケットを製造するためのプロセスを提供する。
【解決手段】断熱ブランケット60は、エーロゲル断熱材料62が複合材層64と支持層66の間に封入されるように、エーロゲル断熱材料62、エーロゲル断熱材料62の第1の表面に配置される複合材層64、およびエーロゲル断熱材料62の反対側表面に配置される支持層66を含む層状構造を有する。複合材層64は、繊維強化材料を用いて強化される樹脂マトリックス材料を含む。 (もっと読む)


【課題】ポリマーマトリックス、強化織布および添加剤材料の粒子を含むポリマー複合材料を製造するための方法を提供する。
【解決手段】本方法は、強化織布54の少なくとも1つをそれぞれが備える少なくとも2つの物品54に添加剤材料52の粒子を噴霧して、粒子含有物品56を形成するステップを含む。粒子含有物品56は、積層されて積層構造58を形成し、次いで、積層構造58の中に存在する樹脂が、硬化されて、ラミネートポリマー複合材料が形成される。この方法は、例えばファンナセルの吸気リップなど、航空機エンジンナセルの少なくとも一部分を製造する際に利用することが可能である。 (もっと読む)


【課題】航空機エンジンのカウル、およびカウルを層状構造および高温性能を有するように製造する方法を提供する。
【解決手段】カウル136の層状構造は、内部中空セル148を含むセル型構造を有するコア部材144、およびコア部材144の反対側の面でセル148の縁部152に蝋付けされた第1および第2のスキン140、142を含む。第1および第2のスキン140、142、ならびにコア部材144はチタン合金から形成され、第1および第2のスキン140、142はコア部材144に蝋付けされ、カウル136の層状構造は、第2のスキン142および第2のスキン142をコア部材144の第2の面でセル壁縁部152に取り付ける蝋付け結合部150を熱保護することが可能な断熱材を備えていない。 (もっと読む)


【課題】航空機エンジンナセル用の氷結防止システム及び方法を提供する。
【解決手段】航空機エンジンナセル用の氷結防止システム60は、入口リップ56の断面形状に共形の断面形状を有する少なくとも1つの加熱素子62を含み、ここにはカーボンナノチューブが加熱素子62に電流を導通させるように配向及び配列される。加熱素子62に電流を通すことによって、加熱素子62のジュール発熱及び熱伝導による入口リップ56の加熱が生じるようになる。 (もっと読む)


【課題】航空エンジンのナセル用の防氷装置を提供すること。
【解決手段】ナセル50は、ナセル50の前縁を画定する吸気リップ56を有し、吸気リップ56の内面64に隣接して配置され部分的に範囲を定められる環状の空隙58をさらに有する。防氷装置は、空隙58内に配置され、断面形状が吸気リップ56の内面64に合致するマニホルド62を含む。マニホルド62の壁65は、マニホルドの壁65を介して吸気リップ56を加熱するために、吸気リップ56の内面64に面し、マニホルド62に空気が伝導される。 (もっと読む)


樹脂含浸織物層と樹脂含浸織物層の間に独立気泡コアを備えた樹脂含浸積層複合構造を製造するための方法、およびこのような方法によって形成される予備構造ならびに複合構造である。この方法には、コアを構造的に補強するように、コアを含む予備構造に粗糸を縫い付けるステップが含まれる。粗糸は、コア中の貫通孔を通り、予備構造の両外部表面を横断する。粗糸が横断する予備構造の外部表面は、コアの外部表面によって画定することができ、あるいは予備構造は、織物層と織物層の間にコアが位置し、粗糸が1つまたは複数の織物層を貫通し、かつ、粗糸が横断する予備構造の外部表面のうちの少なくとも一方が織物層によって画定されるように、コアの外部表面に複数の織物層をさらに含むことができる。 (もっと読む)


【課題】航空エンジンナセル及びダクト部品に適した吸音外板等の有孔複合構造を作製するためのプロセス及び装置を提供する。
【解決手段】このプロセスは、マット部材、非含浸織物部材、樹脂フィルムを工具表面上に配置して、このマット部材上に配置されたピンを、織物部材と樹脂フィルムとを貫通して突出させ、穴を形成するステップを含む。織物部材は、マット部材と樹脂フィルムとの間に位置し、織物部材と樹脂フィルムとは、マット部材と工具表面とに沿う積重体を形成する。次にコール部材を積重体上に配置して、ピンをコール部材の孔に挿通させる。積重体を加熱することで、樹脂フィルムを溶融させ、溶融樹脂を織物部材に注入し、樹脂注入織物積重体を得た後、樹脂注入織物積重体中の溶融樹脂を少なくとも部分的に硬化させる。
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航空機エンジンナセルコンポーネントに適した吸音外板などの有孔複合構造を製造するプロセスおよび装置。このプロセスは、少なくとも1つのマット部材、未含浸布部材、およびパッド部材を成形型表面上に配置するステップであって、マット部材上に配設したピンが、この布部材を貫いて突出して布部材に穴を画定し、この布部材が、マット部材とパッド部材の間にあり、マット部材、布部材、およびパッド部材が、成形型表面に適合する未含浸スタックをもたらすように配置するステップを含む。次いで、布部材は、樹脂含浸した布をもたらすように樹脂が注入され、樹脂含浸した布内の樹脂が、部分的に硬化させられ、その後、部分的に硬化した樹脂含浸した布は、成形型表面から、およびマット部材とパッド部材の間から除去される。次いで、部分的に硬化した樹脂含浸した布の後硬化を実行して、穴を備えた複合構造をもたらすことができる。 (もっと読む)


防氷システム(200)が、複合層(214)を含む複合構造を有する構成部品表面(202)を含み、複合層(214)の内部に形成されている少なくとも1つの発熱体(220)を補助し、発熱体(220)は、構成部品表面(202)へ熱伝達するように構成されている。防氷システム(200)は、構成部品表面(202)に隣接して配置されている絶縁要素をさらに含み、絶縁要素は、熱伝達中の熱損失を実質的に防止するのを助けるように構成されることができる。 (もっと読む)


ガスタービンエンジン用のナセル(200)を組み立てる方法であって、エンジンが、入口端部(201)と、排気端部(209)と、入口端部から排気端部までエンジンを通って延在する軸(x)とを備える方法が提供される。該方法は、エンジンの少なくとも一部分を覆う大きさのカウル(204)を用意するステップと、カウルが、入口端部および排気端部の少なくとも1つに向かって軸に沿って摺動可能になるように、カウルをエンジンに結合するステップとを含む。 (もっと読む)


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