説明

リグナイト株式会社により出願された特許

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【課題】鋳造時に有害な悪臭ガスを発生することがなく、また塗型剤を必要とすることなく差し込みや焼き付きなどを抑制して鋳物の鋳肌を向上できるようにする。
【解決手段】耐火骨材の表面に、粘結成分としての糖類と炭素質材料とを含有する粘結層を被覆して粘結剤コーテッドサンドを調製する。粘結層に粘結成分として含有される糖類は、鋳造時に溶湯の熱で分解して多量のガスを発生し、この多量に発生するガスが鋳型の表面と溶湯との間にバリアを形成して、鋳型の表面に高温の溶湯が直接接触することを防ぐことができる。また粘結層に含有される炭素質材料によって鋳型と溶湯との濡れの悪さを高めることができる。これにより、塗型剤を必要とすることなく差し込みや焼き付きなどを抑制して、鋳物の鋳肌を向上することができる。また糖類の分解により発生するガスは、炭酸ガスや水が殆どであって、鋳造の作業環境を汚染するようなことがない。 (もっと読む)


【課題】鋳型内に凝縮水が水分として残存するようなことなく、鋳型の製造を行なうことができるようにする。
【解決手段】耐火骨材に粘結剤を被覆した粘結剤コーテッド耐火物2を成形型1内に充填し、この成形型1内に水蒸気を吹き込んで水蒸気の蒸発潜熱により粘結剤コーテッド耐火物2を加熱し、粘結剤を固化乃至硬化させることによって、鋳型を製造する。この際に、成形型1内に水蒸気を吹き込んで粘結剤コーテッド耐火物2を加熱した後、成形型1内に乾燥気体を吹き込む。成形型1内に凝縮水が残留していても、この凝縮水を乾燥空気中に気化させて成形型1から排出することができ、鋳型内に凝縮水が水分として残存するようなことを無くすことができる。 (もっと読む)


【課題】変形が発生するようなことなく、中空に鋳型を成形することができる鋳型の製造方法を提供する。
【解決手段】成形型1内に粘結剤コーテッドサンド2を充填し、成形型1の熱で成形型1に接する部分の粘結剤コーテッドサンド2の硬化を進行させた後、成形型1内から未硬化の粘結剤コーテッドサンド2を排出する。次いで成形型1内に水蒸気を吹き込んで水蒸気により成形型1内の粘結剤コーテッドサンド2を加熱することによって、この粘結剤コーテッドサンド2の硬化をさらに進行させる。成形型1内に水蒸気を吹き込むことによって、水蒸気の凝縮潜熱及び顕熱で粘結剤コーテッドサンド2を急速に加熱して、短時間で粘結剤を硬化させることができ、成形型1内の粘結剤コーテッドサンド2の層に自重による変形が発生する前に粘結剤を硬化させることができる。 (もっと読む)


【課題】有機物の分解ガス等が大気中に放出されることを防ぐことができると共に、高い収率で炭化物を得ることができ、しかも生産効率に優れた炭化物の製造方法を提供する。
【解決手段】有機物を水蒸気で加熱することによって、有機物を炭化し、さらに有機物が炭化された炭化物を賦活する。水蒸気による加熱で、有機物を炭化して得られる炭化物を水蒸気を賦活ガスとして賦活することができ、一つの連続した工程で炭化処理と賦活処理を引き続いて、あるいは同時に行なうことができる。 (もっと読む)


【課題】粒子径のばらつきが小さく、しかも表面が平滑でより真球に近い形態のフェノール樹脂粒子を製造する。
【解決手段】フェノール類とアルデヒド類とを溶液中で分散剤及び核物質の存在下にて縮合反応させることによって、核物質の回りにフェノール類とアルデヒド類の縮合物が付着して形成されるフェノール樹脂粒子を製造する。この際に、核物質として、フェノール類の溶液に対して溶解性あるいは膨潤性を有する樹脂を用いる。 (もっと読む)


【課題】有害ガスの発生を抑制して環境汚染等を防ぐことができ、しかも耐食性や耐スポーリング性に優れた耐火物を得る。
【解決手段】耐火骨材にバインダーを配合した耐火物用組成物に関する。そしてバインダーとして、でんぷん類と砂糖類が5:95〜90:10の質量比率で併用して含有されていると共に、でんぷん類や砂糖類を高分子化させるカルボン酸が含有されているものを用いる。でんぷん類や砂糖類は加熱により分解されても有害なガスを多量に放出するようなことがない。そしてでんぷん類と砂糖類をバインダーとして併用することによって、耐食性と耐スポーリング性の両方に優れた耐火物を得ることができるものであり、またでんぷん類や砂糖類をカルボン酸で高分子化させることによって、耐火物の強度を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】軽量であって且つ高い断熱性を有する断熱材用の組成物を提供する。
【解決手段】繊維状物質、無機質発泡粒子、熱硬化性樹脂、発泡剤を含有する断熱材用組成物に関する。繊維状物質と熱硬化性樹脂の他に無機質発泡粒子と発泡剤を含有することによって、低比重の無機質発泡粒子で軽量化しつつ熱伝導率を低下させることができると共に、発泡剤で熱硬化性樹脂を発泡させて、軽量化しつつ熱伝導率を低下させることができ、軽量であって且つ高い断熱性を有する断熱材を得ることができる。 (もっと読む)


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