説明

豊生ブレーキ工業株式会社により出願された特許

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【課題】ディスクロータの錆の発生を低減する車両用ドラムインディスクブレーキを提供する。
【解決手段】バッキングプレート16には、環状溝16a内の液体62がバッキングプレート16の外周縁部を介してディスクロータ14の側面14cに流れるのを抑制する液体案内部材(液体浸入低減装置)64が備えられているため、その液体案内部材(液体浸入低減装置)64によって、環状溝16a内の液体62がディスクロータ14の側面14cへ流れるのが抑制されるのでディスクロータ14の錆の発生を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】制動時の高荷重の入力に耐えるようにシューウェブの一端部の板厚を増肉すると共にそのシューウェブの製造コストを安価にする車両用ドラムブレーキを提供する。
【解決手段】シューウェブ36は、その一端部を制動時アンカー部材72に当接させることによってブレーキシュー22がアンカー部材72に受け止められるものであり、シューウェブ36の一端部は、その先端がシューウェブ36の厚み方向に曲げられた状態で据え込み加工が施されることでその曲げ方向とは反対側に増肉されるため、始めにシューウェブ36の一端部を曲げることによって、その後の据え込み加工によりシューウェブ36の一端部の板厚を増肉させる増肉量がプレス加工でシューウェブの一端部の板厚を制動時の高荷重の入力に耐えるように増肉させる従来のものより少なくなるので、焼き入れ工程なしで制動時の高荷重の入力に耐えるようにシューウェブ36の一端部の板厚を増肉できる。 (もっと読む)


【課題】ブレーキの鳴きを抑制し、且つ、バッキングプレートを軽量化するドラムブレーキを提供する。
【解決手段】バッキングプレート16の外周縁部には、その内周部16aの板厚よりも厚く増肉された環状の増肉部16cがスピニング加工によって一体に成形されるため、その増肉部16cによってバッキングプレート16は、その外周縁部との板厚差による剛性差により板厚が均一のバッキングプレート80に比較して、ドラムブレーキ10の制動時において一対のブレーキシュー18,20の摺動面に生ずる摩擦等による振動に起因するバッキングプレートの共振モードがずれて共振点が高周波数側にずれるのでブレーキの鳴きが好適に抑制される。また、バッキングプレート16は、その一部である外周縁部が増肉されるものであるため、ブレーキの鳴きを抑制するためにバッキングプレート全体を増肉させるものに比較して軽量となる。 (もっと読む)


【課題】スピンドル支持プレートの板厚を増加させることなく、ねじ強度を確保することができ、軽量化、コスト削減ができるトーションビーム式サスペンションを提供する。
【解決手段】車体の幅方向に延びるトーションビームの両端に、車体の前後方向に延びるトレーリングアーム14の一端を連結し、このトレーリングアーム14の一端をトレーリングアーム支持部を介して車体側に連結し、他端側を車輪のスピンドルを支持するスピンドル支持プレート18を介して車輪側に連結するトーションビーム式サスペンションにおいて、スピンドル支持プレート18は、車輪側にボルト32を介して連結するための複数の締付けねじ部34を有し、各締付けねじ部34は、ねじ部形成位置に取付孔36を形成し、各取付孔36にかしめナット38をかしめて取り付けて形成されている。 (もっと読む)


【課題】ブレーキの鳴きを抑制し且つバッキングプレートを軽量化するドラムブレーキを提供する。
【解決手段】バッキングプレート14は、車両の非回転部材に固定される内周部14aと一対のブレーキシュー16,18が配設される外周部14bとによって構成されており、バッキングプレート14の板厚は、外周部14bから内周部14aに向かうにつれて厚くなっているため、バッキングプレート14は、その内周部14aと外周部14bとの板厚差による剛性差により板厚が均一のバッキングプレートに比較して、ドラムブレーキ10制動時においてブレーキシューの摺動面に生ずる摩擦等による振動に起因するバッキングプレートの共振モードがずれて共振点が高周波数側にずれるのでブレーキの鳴きが抑制される。また、バッキングプレート14の板厚は、内周部14aから外周部14bに向かうにつれて薄くなっているのでバッキングプレート14が軽量となる。 (もっと読む)


【課題】シュー間隙自動調節機構の部品点数を減少させ、且つ、制動時アジャストレバーを滑らかに回動させるシュー間隙自動調節機構を備えたドラムブレーキを提供することにある。
【解決手段】アジャストレバー54の回動中心部には、そのアジャストレバー54を回動可能に支持するための軸部54aが突設されており、そのアジャストレバー54の軸部54aは、プレス絞り加工によってアジャストレバー54と一体に略円筒形状に成形されるものであるため、アジャストレバー54を回動可能に支持するための軸部54aがプレス絞り加工によってアジャストレバー54に一体に成形されることによりシュー間隙自動調節機構26の部品点数が減ると共に、軸部54aはプレス絞り加工によって略円筒形状に成形されることにより従来のアジャストレバーの一部分が曲げらたものに比較してブレーキ制動時のアジャストレバー54の軸部54a回りの回動が滑らかになる。 (もっと読む)


【課題】ブレーキの鳴きを抑制し、且つ、バッキングプレートを軽量化するドラムブレーキを提供する。
【解決手段】バッキングプレート14は、車体に固定される内周部14aとその内周部14aの外周に位置する環状の外周部14bとによって一体に構成されており、外周部14bの板厚は、内周部14aの板厚よりも厚いため、バッキングプレート14は、ドラムブレーキ10の制動時において一対のブレーキシュー16,18の摺動面に生ずる摩擦等による振動に起因するバッキングプレート14の共振モードがずれて高化するのでブレーキの鳴きが好適に抑制される。また、内周部14aは外周部14bの板厚より薄いのでバッキングプレート14が軽量となる。 (もっと読む)


【課題】ディスクブレーキの第1軸心方向の寸法が短縮され小型化されるディスクブレーキを提供することにある。
【解決手段】電動機12は、サイクロイド歯車減速機44およびブレーキピストン20と並列する状態に配設され、電動機12の回転軸12aと入力軸40とには、その電動機12の回転軸12aの回転をその入力軸40に伝達する歯車装置60が設けられているため、ディスクブレーキ10は、その歯車装置60によって電動機12がサイクロイド歯車減速機40およびブレーキピストン20に並列に配設され、そのディスクブレーキ10の第1軸心L1方向の寸法が電動機12分短縮でき小型化される。 (もっと読む)


【課題】シューホールドダウンピンを作業者の手によってバッキングプレートから直立状態に保持することなくシューホールドダウン装置をドラムブレーキに組み付けることのできるシューホールドダウン装置を提供することにある。
【解決手段】シューホールドダウンピン62の基端部62bは、バッキングプレート18の所定位置に固定されることによってバッキングプレート18からシューホールドダウンピン62を自立させるものであるので、シューホールドダウンピン62の基端部62bがバッキングプレート18の所定位置に固定されることによって、シューホールドダウンピン62はバッキングプレート18から自立するため、作業者の手によってシューホールドダウンピン62をバッキングプレート18から直立状態に保持することなくシューホールドダウン装置54をドラムブレーキ10に組み付けることができる。 (もっと読む)


【課題】切削加工や別部品の取付けを行うことなく、溶接時の取付部の熱歪みによる変形の影響をなくす部品取付構造を提供する。
【解決手段】トレーリングアーム14の端部に溶接にて取り付けられるスピンドル支持プレート18とを有する部品取付構造であって、スピンドル支持プレート18のディスクブレーキ取付部30a、30b付近で溶接部の外側位置に、ディスクブレーキ取付部30a、30bをディスクブレーキ側に傾斜させる曲折部34a、34bを形成し、ディスクブレーキ取付部30a、30bのディスクブレーキ側面に、ディスクブレーキ側面を押し付けて取付孔32a、32bの位置を調整するための押し込み部36a、36bを形成すると共に、押し込み部36a、36bは溶接後の押し込み部36a、36bによる調整時に押し込み面38が取付面40と平行になるように押し込み面38に所定角度θ2の傾斜を持たせた。 (もっと読む)


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