説明

株式会社モリタ東京製作所により出願された特許

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【課題】従来の歯科用吸引装置は、弁箱と弁体との間の面積の広い狭い隙間に、口腔内より吸引された切削粉等が挟まり、長期間使用すると吸引量の調整がしにくくなる場合があった。本件は長期間使用しても調整が可能な装置を提供する。
【解決手段】歯科用吸引装置の流体通路に、吸引量調整用の板体部とその両端部に直交する保持用の円板部を有する弁体と、前記保持用の円板部を回転自在に支承する円穴部を有する弁箱とからなる開閉弁を備える。 (もっと読む)


【課題】従来の歯に励起光線を照射して発生する蛍光光線を検出する装置では、う蝕、歯石、プラーク又は細菌感染を識別できるが、う蝕や初期う蝕の進行度を診断するのは困難であった。本発明ではう蝕や初期う蝕の進行度を自動的に判定する歯科用計測装置を提供する。
【解決手段】歯牙の表面から深さ方向への1次元のOCT信号の信号取得手段と、OCT信号における歯牙の表面に対応する信号強度ピーク位置の検出手段と、前記OCT信号の信号強度分布を、う蝕の進行度に応じて自動的に分類する手段と、う蝕の進行度に応じて分類された分類値を表示する手段から構成されてなる。 (もっと読む)


【課題】OCTの歯科用計測装置により2次元OCT信号中の信号強度ピークから計測組織の表面又は複数の組織の境界面を認識して特定し色分け表示できるが、組織の種類は自動的に特定できず、信号強度ピーク間の光学距離の2次元画像表示のみで、組織の特定と実際の厚さの計算は施術者が行っていた。本発明では組織の種類の特定及び実際の厚さの計算とその結果表示を自動で行う歯科用計測装置を提供する。
【解決手段】歯牙又は歯周の組織表面から深さ方向への1次元のOCT信号取得手段と、OCT信号における計測組織の表面と裏面又は異なる組織同士の境界面に対応する信号強度ピーク位置の検出手段と、ピーク位置中任意の2ヶ所の差からその間の光学距離を求める手段と、2ヶ所中片方又は両方の信号強度ピーク前後の信号強度分布から信号強度ピーク間の組織を特定する手段と、特定された組織の屈折率を選定する手段と、光学距離と屈折率から組織の実際の厚さを求める手段と、実際の厚さの表示手段から構成される。 (もっと読む)


【課題】従来の歯科用吸引装置の吸引機構においては、吸引量が多い用途では器具が大きく重くなり、口腔内液体の吸引及び操作には問題があった。従来の吸引装置に比し、格段に小型・軽量で操作が容易な歯科用吸引装置を提供する。
【解決手段】歯科用吸引装置本体のバルブ収納部に、ボールバルブが配設されてなり、ボールバルブ収納部の表面に、手指で前後にスライドしてボールバルブの流体通路を開閉できるスライドスイッチと、収納部の前方端部に各種の吸引管の挿着部及び、後端に偏角が設定できる吸引チューブの挿着部が配設される。 (もっと読む)


【課題】照明器の外周に複数のLEDモジュールを配置し中央部にミラー等を取付ける照明器において、照明器と患者の口腔部までの距離は2倍近い範囲で変化するため、距離がある一定値以下又は以上になると照射光が周辺部に集中し、中央部の口腔部への照射光が減少するため照度を一定に保てないという問題があった。本発明では上記の課題を解決する手段を提供する。
【解決手段】複数のLEDモジュールを照明器の外周に配設し、同LEDモジュールを複数のグループに分け、照明器からの距離が異なる複数の位置で、複数のLEDモジュールからの照射光がグループ毎にそれぞれ交差するようにした。また照明器の中央部にはミラー、拡大鏡、モニター、カメラ、距離センサー等を配設することにより、診療サービスの向上を図っている。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単で、切削工具が確実に把持でき、かつ切削工具の着脱が容易に行える歯科用ハンドピースのチャック装置を提供する。
【解決手段】歯科用ハンドピースのヘッド部に回転自在に軸支され、その中央部付近の内径が下方に向かって漸増するテーパー部を有する回転筒と、同回転筒内に摺動可能に挿入され、切削工具の外径より小さい内径の躯体の下部が下方に向かって拡がるテーパー部を、躯体側面に下端から切り込まれた複数のすり割溝を有するコレットと、前記回転筒内の内壁に固着され、前記コレットの複数のすり割溝に嵌入させてコレット下部の内径を拡げる楔状突起を円筒の上端に前記複数のすり割溝と同数突設したガイド筒と、上下端部を前記回転筒の上端面とコレットの頭部下面に当接させて前記コレットの躯体上部に周設したスプリングとで構成された歯科用ハンドピースのチャック装置による。 (もっと読む)


【課題】従来、医科歯科診療用のキャビネットは、その重量を各構成要素で支えており、厚く太い堅牢な部材と強固で複雑な構造とが必要であったため、低コスト化が困難で、収納部内部及び開口部も狭く、デザイン上の制約も多かった。本発明では一本の支柱で重量を支えるシンプルな構造のキャビネットを提供する。
【解決手段】床に立設された支柱と、該支柱の背面に固定・支持された背板と、該背板の途中位置に前方へ背板の全幅にわたって水平に突設された細長いテーブル部と、該細長いテーブル部の下側の背板に前方に突設された収納箱と、前記細長いテーブル部の上方に、支柱に回動自在に支承されたアームとその先端に取付けられた表示パネル及び、先端にインスツルメントテーブルが取着され、基部が底板部に取着された多関節アームを備えてなる。 (もっと読む)


【課題】 歯科用治療装置において、施術者がインスツルメントをホルダから引き出すと、手にはインスツルメントとそのチューブの重量が掛かるため施術者の負担になっていた。またチューブの垂れ下がり防止装置を装備したものでは、さらにチューブを引き戻す力が加わっていた。本件は簡単な構造でかつ通常の操作で、施術者の負担を防止する機能を備えた装置を提供する。
【解決手段】 インスツルメントホルダの下後方に、チューブを引き出す方向のみに回転可能なワンウェイクラッチが取着されかつ、表層が摩擦抵抗を有する棒状回転体を、チューブの上方において交差する方向に配設し、チューブを引き出して前記棒状回転体と交差接触する際に作動するごとく構成してなる。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造で、小型、操作性が良い歯科光診断装置用の各種プローブを提供する。
【解決手段】歯科光診断装置用プローブが、歯部の光断層画像を得るため、診断用信号の取得構成が光ファイバ型又は各種のバルク型で、手動又は多関節アーム端に連結され歯部への当接端が姿勢制御されるもの、診断信号の送信がワイヤレス型のもの、あるいは直線偏光手段を備えたもの、当接時目視用のガイド光を有するもの、また形状が筒状を基本とするもの、ピストル状のもの、さらにプローブの各種外面カバー並びに診断の際のぶれを防止する機構を備える。 (もっと読む)


【課題】
従来歯科診断装置及び方式は、X線像、目視像、探針・触診、蛍光計測、ポケットプローブの挿入計測、根管測定器、ドップラ血流計等によるが、上記の診断は侵襲や不明確さがありまた、三次元X線CT装置は大型で複雑である。さらに、OCT装置は眼科で反射光による光断層画像を取得しているが、対象が軟組織で患部の上面は開放されており測定が容易である。一方歯科では硬組織の歯や軟組織の歯肉部で複雑に構成されかつ口腔内は狭小で、反射光を測定するOCT装置では検出プローブの形状と操作性とが重要である。上記により無侵襲で高分解能を有する歯科光診断装置を提供する。
【解決手段】
歯科光診断装置が、歯部に照射する目視用ガイド光あるいは、表面画像用可視光とカメラ並びに、診断用低コヒーレント光の発生手段と該信号光にて表面画像の指定領域を走査し、領域内の所定深部からの反射光を歯科光診断装置用のプローブにより検出処理し、光断層画像又は、表面画像及び光断層画像を取得するOCT手段とを備えてなる。 (もっと読む)


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