説明

防衛省技術研究本部長により出願された特許

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【課題】一もしくは複数の界面から電波反射層を見込んだ入力インピーダンスを面上で局所的にランダム化することにより、電波吸収性能を向上させた電波吸収体を実現する。
【解決手段】従来の層構造を有する電波吸収体では、各層について均一な厚み及び均一な電気定数のみをパラメータとして電波吸収体を実現していたが、本発明では電波吸収体を構成する各層の電気定数、層の厚みもしくは界面の傾きを連続的な確率分布あるいは離散的な確率分布にしたがって局所的に変化させ、局所的に入力インピーダンスをランダム化することにより、電波吸収特性をより向上させた電波吸収体の実現を可能としている。 (もっと読む)


【課題】互いに直交する方向に電界成分を持つ波長の光に対して、共に電界成分の大きさを変えることなく、総じて光検知効率を大幅に向上させることのできる信頼性の高い光検知素子を実現する。
【解決手段】障壁層12内に量子ドット11が埋め込まれた層が積層されてなる第1の量子ドット層1と、第1の量子ドット層1を挟み込む一対の電極層2,3と、障壁層14内に量子ドット13が埋め込まれた層が積層されてなる第2の量子ドット層4と、第2の量子ドット層4を透過した赤外線を反射させる赤外線反射層5とを有するように、赤外線検知素子を構成する。 (もっと読む)


【課題】量子ドット型赤外線検知器の感度を向上させること。
【解決手段】量子ドットと、前記量子ドットを覆い、エネルギーギャップが前記量子ドットより広い第1の障壁層と、前記第1の障壁層の上側および前記量子ドットの下側に設けられ、エネルギーギャップが前記量子ドットより広く且つ前記第1の障壁層より狭い中間層と、前記第1の障壁層内に設けられ、エネルギーギャップが前記量子ドットより広く且つ前記第1の障壁層より狭い量子井戸層とを有する光電変換層と、前記光電変換層の両側に設けられた電極層を備えた量子ドット型赤外線検知器。 (もっと読む)


【課題】小型化、高感度のどちらも犠牲にすることなく高耐水圧とできる高耐水圧光ファイバハイドロホンが望まれていた。
【解決手段】光ファイバが円筒状に巻回されて構成された光ファイバコイル1と、光ファイバコイル1の内側に配置され、内部に空気室2を有する弾性円筒3と、光ファイバコイル1の開放されている両端を閉塞する蓋4と、蓋4の一方に設けられ、光ファイバコイル1の内側と外側との圧力平衡を保つためのオリフィス4aとを有する。 (もっと読む)


【課題】センシングファイバの数を多くしてもクロストークを抑え、繰り返し周期、高周波等の自由度が高い構成を有する光ファイバセンサアレイ等を得る。
【解決手段】往路伝送ファイバ2を介して伝送したパルス光源1の光を通過させ、また、物理量に基づいて伸縮する複数のセンシングファイバ111と、各センシングファイバ111の通過前後の光から任意の波長の光を反射する複数のFBG112と、センシングファイバ111及びFBG112をグループ分けして構成した複数のセンサグループ110毎に設けられ、パルス光源1側からの光を対応するセンサグループ110のセンシングファイバ111に通過させ、対応するセンサグループ110側からのFBG112による反射光を復路伝送ファイバ3側に通過させる複数の光サーキュレータ120と、反射光を合波して復路伝送ファイバ3に通過させる複数の光カプラ130とを備えるものである。 (もっと読む)


【課題】尾部内部に配置した切り離し部位を線状火工品により分離する構造を有する飛翔体において、切り離し部位の分離時に、線状火工品が発生する高温の金属ジェット流から尾翼等の保護すべき部位を保護することができる飛翔体の分離部の保護装置を提供する。
【解決手段】尾部内部に配置した切り離し部位を線状火工品により分離する構造を有する飛翔体として、例えばラムジェットノズルJNの内側にロケットノズルRNを保持し、線状火工品5によりロケットノズルRNの保持部分を切断して分離する構造を有するラムロケットRの分離部の保護装置であって、切り離し部位の外周で且つ切り離し時の線状火工品5の爆発による金属ジェット流から保護すべき部位に相当する位置に、線状火工品5による切断部の外周側に延出する干渉部材10を設け、この干渉部材10により線状火工品5が発生する高温のジェットの流れを阻害して保護すべき部位を保護する。 (もっと読む)


【課題】尾部内部に切り離し部位を有する飛翔体として、例えばラムロケットにおいて、飛翔体の尾部の損傷を防止することができる飛翔体の切り離し構造を提供する。
【解決手段】ラムジェットノズルJNに装着した筒状のホルダ4によりロケットノズルRNを保持し、線状火工品6によりホルダ4の尾部を全周にわたって切断してロケットノズルRNを分離する構造を有するラムロケットRの切り離し構造。ホルダ4に、線状火工品6による切断部よりも頭部側の外周を拘束するバンド16を設け、バンド16によりホルダ4の亀裂発生を防止する。さらに、分離時の線状火工品の爆発エネルギーを、バンド16の締結ボルトのシェアーピン的使用による吸収やバンド16の頭部側への移動による吸収により転換して、効率的なエネルギー吸収を行うと共に、このようなエネルギー分散により飛翔体の軽量・小型化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】船舶模型から発生するUEPを可視化することができるUEP可視化方法及び装置を提供する。
【解決手段】水槽13にBTB液等のpH指示薬12が満たされていて、船舶模型11をpH指示薬12に浮かべてある。船舶模型11は、実物の船舶と同材質で作られている。水中電界(UEP)の流れ20で示すように、船舶模型11のアノード(陽極)21からカソード(陰極)22に向かって水中電界が流れている。その結果、アノード(陽極)21付近では、反応が進んだ指示薬(酸性)30が検出され、カソード(陰極)22付近では、反応が進んだ指示薬(アルカリ性)31が検出される。以上の結果より、水中電界(UEP)が可視化される。 (もっと読む)


【課題】 二次燃焼室へ取入れる空気の流れによって生じるガス気流で断熱材が局所的に損傷するのを抑制できる高速飛しょう体を提供すること。
【解決手段】 ラムジェットエンジン推進の高速飛しょう体を初期加速させるための推進薬を装填する筒状の二次燃焼室2と、この二次燃焼室2に空気20を取入れる空気取入口1と、この二次燃焼室2の内面を保護する断熱材11とを備え、前記空気取入口1は、前記二次燃焼室2の径方向断面の軸心に対して、取入れる空気20が合流して一方向に流れるように対称配置されており、前記二次燃焼室2の断熱材11は、前記空気取入口1から取入れた空気20が合流した気流21が衝突する部分で、この気流21を拡散する偏肉部12を具備している。 (もっと読む)


【課題】船体の周囲に発生するUEPを低減し、船舶の航行の安全性を高めることが可能な、船体のUEP低減方法及び装置を提供する。
【解決手段】海水40に浮いている船舶11の内部に、海水よりも導電率の小さい液体を収容したタンク70を備える。そして、タンク70内の液体を海水中に噴出可能な射出装置10が船底に艤装されている。射出装置10から海水よりも導電率の小さい液体を船体金属周辺の海水に対して噴出する。すると、海水よりも導電率の小さい液体が海水40と混ざり合い、船体金属周辺では海水よりも導電率の小さい媒体41となる。船体電圧は不変なので、アノード付近30から発生し、カソード付近31に流入する腐食電流20が小さくなる。その結果、腐食電流20によるUEP及び腐食電流磁界21を低減できる。 (もっと読む)


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